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米国人弁護士だから見抜けた日本国憲法の正体 (角川新書) 新書 – 2017/6/10

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日本人の皆様、極東を混乱させてしまう憲法を押しつけて申し訳ありません!

安倍晋三首相が具体的なロードマップを引いたことで、憲法改正は国民にとって最大の争点となるだろう。
日本人よりも日本の歴史と政情に精通した米国人弁護士が、日本国憲法の出生秘話や世界の憲法事情を踏まえて改憲論争の核心を語る。

「国を守る自衛隊は必要だと思うが、憲法の条文からすれば憲法違反だと思う。かといって、憲法九条を真正面から改正して軍隊を持つことには抵抗がある」
そんな方々にこそ、本書を読んでもらいたい。――本書「はじめに」より
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  1. 本の長さ
    232ページ
  2. 言語
    日本語
  3. 出版社
    KADOKAWA
  4. 発売日
    2017/6/10
  5. 寸法
    10.9 x 1.2 x 17.4 cm
  6. ISBN-10
    4040821637
  7. ISBN-13
    978-4040821634
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商品の説明

著者について

●ケント・ギルバート:1952年、米国アイダホ州に生まれ、ユタ州で育つ。70年、米ブリガムヤング大学に入学。翌71年に初来日し、九州を中心に約2年居住。75年には沖縄国際海洋博覧会の職員として沖縄県に約半年居住。同大大学院に進学して、経営学修士号(MBA)と法務博士号(JD)を取得。カリフォルニア州弁護士資格を取得後、国際法律事務所に就職。法律コンサルタントとして80年から東京在住。83年からテレビ番組にも出演。現在は講演や執筆活動を中心に多忙な日々を送る。著書に『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』(講談社)などがある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA (2017/6/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2017/6/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 232ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4040821637
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4040821634
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.9 x 1.2 x 17.4 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 127個の評価

著者について

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上位レビュー、対象国： 日本

つるりん
5つ星のうち5.0 やはり法律家は凄い
2017年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
憲法関連の本は、倉山満氏の著作をはじめ
いくつか読んだことがあるから
「知っていることが多いかな?」と思って
読み始めたら、良い方向に期待を裏切られた。

日本国憲法の成立の経緯についても
「まだ知らないことがあったのか」、と驚かされた。

この著作の目玉は、なんといっても
「日本は過去、何回も憲法を改正している」
という指摘だろう。

倉山氏の著作を読んでいたので
「憲法」と「憲法典」の違いについては理解しているつもりでいたが
「日本は過去、何回も憲法を改正している」という点については
目から鱗だった。

終章の「私の愛する日本を守り抜くために」は
ケント・ギルバート氏の「日本に対する愛着 (愛情)」が
滲み出ている文章で感動した。

「ケント氏、ロバート・エルドリッジ氏、石平氏などに
おんぶにだっこで、いてはいけない。
日本国、日本人は、主体的に国防をしていかなければならない」
と思わされた一冊だった。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
何でも乱読家
5つ星のうち4.0 アカデミック
2017年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
法律家の視点で書かれていて、ケントさんの他の本より難しい。
読み応えあり。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
スカンピンボーイ
5つ星のうち5.0 ためになります
2019年1月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アメリカ人によって作られた日本国憲法の背景やその内容と当時の目的、そして矛盾。
中国、北朝鮮、韓国の近年の横暴。
だからこそ戦争抑止力のために憲法を改正し軍隊を持つ必要性があると説く。
戦後教育とTVや新聞などのメディアによっていかに平和ボケ日本人が作られているかも力説。
なるほどです。
ためになります。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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富士と桜
5つ星のうち5.0 現行憲法の問題点にとどまらず憲法論を論じ、逼迫するアジア情勢に憲法改正急務と説く
2017年6月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
　極東情勢は今や冷戦期を超えると言われるほど我国に危機が迫っている中、安倍首相から２０２０年の憲法改正を目指すとの発言があった。
米国弁護士のケント・ギルバートがこの憲法の問題点、憲法論議にまつわる勘違い、嘘を指摘し、憲法の在り方を論ずる。

海外憲法が教える憲法改正の本質
戦後改正されたことが無い、不磨の大典などと言われて改憲のバリアーが高いと思っている日本人に対し海外憲法を引き合いに出して説明する。
日本人の憲法改正アレルギーを解くためか「実は何度も憲法改正している」と言う。
これは主要先進国での憲法改正がもっぱら統治機構に関する変更であったが、この中で“政治体制”改変に関しては日本では小選挙区制導入などで選挙制度をすでに変えており、“執政制度”については行政改革や中央省庁再編などで政治家と官僚の役割分担（権限配分）を改変している。
ここで著者は、憲法とは日本国憲法のような成文の憲法典と憲法に付随する法律、慣習法、国際法、政府解釈、判例なども“広義の憲法”としている。

東アジアの国際情勢を直視せよ
著者はかつて第九条改正に否定的であったと、これは当時米ソ冷戦下で自衛隊と在日米軍のプレゼンスで戦争抑止力が十分効いており憲法改正の必要が無いと考えた。
ところが脅威ではなかった中国が急速な経済発展を遂げ、核兵器開発はじめ強大な軍事力を持つに至り覇権主義を剥き出しにしてきた。
一方オバマの政策もあって米軍のプレゼンスも低下してきており、いつまでも米国に頼ってもいられない。
独立国として十分な軍事力を持ち戦争抑止力を高めなければならない、憲法改正が急務となっている。
36人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
たっとさん
5つ星のうち3.0 穿った意見だと思います
2017年9月29日に日本でレビュー済み
穿った意見だと思います。ロングセラーの本らしく、帯ではなく表紙に印刷されてました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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月下乃讀書人
5つ星のうち5.0 見抜けていないのはこの30年余りの現象
2018年11月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
　本書で改めて指摘されるまでもなく、1960年代（昭和30〜40年代）の常識としてこの「正体」は十分に認識されていて、当時の国民の意識としては立場を超えてこの「置き土産」の文言をことさらに取り上げる人は少なかったと思います。この時代は実際に大戦を経験した世代が社会の指導的な立場となって活躍していたからです。ただ、表向きはそのことを敢えて言わなかったし、言うこともできなかった。ところが、臥薪嘗胆の気持ちで経済的な発展の方向だけに進んでしまったために、その寡黙な世代が本格的に引退し始めた1980年代（昭和50年代後半）に入ってから文字による呪縛が功を奏し始めました。本書は米国側の視点が中心ですが、有用な指摘が多いと思いました。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
Amazon カスタマー
5つ星のうち4.0 噛み締めて読みましょう。
2017年8月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
分かり易くて読みやすい。
日本人独自の捉え方があり、世界的な視野に立って物事を考えていかなくては。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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arc
5つ星のうち5.0 日本国憲法のやばさがよく分かる
2017年11月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世界では日本国憲法を平和憲法と呼ばず、
無抵抗主義憲法と呼んでいるけど、９条のせいで日本人は本当に不利益を被っている。
それこそ無抵抗で。　
　
９条のせいで北朝鮮に拉致される人はいるわ、竹島の近くで漁をしているときに殺される人はいるわ
で、これでは日本国民の基本的人権が守れない。　
９条自体が違憲なんだなぁ。　
それがよく分かる良書。　
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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