絵柄と裏表紙の作品解説に興味を持ち中身を見ず購入しました。
数ページ読んで思った事は「読みにくい」です。
ストーリーがどうこうではなくまず文章の句読点です。
「というか、真十が、橋から川へ落ちるところだった。」
「おおお、落ちる!ていうか、川に、落ちてる」
「闇夜に光る川面にむかって、真十は、まっさかさまに落ちていく。」
最初のページから抜粋させて貰いましたが上の文章を見ても解るようにやたら「、」が多いと思います。
最初のページだけでも「、」と「。」が多数使われててテンポ良く読んで行けません。
後は漢字の使い方も気になります。肘鉄、耳朶、拍手(かしわで)など所々でストーリーに合わせて難しい漢字を使ってるのに小学生で習う漢字をひらがなで書いている部分が多すぎる。(「ことばをうしなった」とか「心よりさきに〜」「人のかたち」「夜のぶん」などなど)
1冊で完結ではなく明らかに続編を意識した形になっています。色々散りばめられた謎などもあるので続編が出れば読みたいとは思いますがもう少し句読点の使い方を変えて読みやすい小説をお願いしたいです。
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藤陵学院の花嫁 万葉の桜と雷の太刀 (角川ビーンズ文庫 67-10) 文庫 – 2011/11/30
高校生の広瀬真十は切り裂き魔に襲われていたところを藤原史に助けられる。ところが彼は奈良時代から続く藤原家の末裔で、マルチな才能を持つオレ様系男だった。おまけに彼には「花嫁」をめぐる予言が課されていて!?
- 本の長さ255ページ
- 言語日本語
- 出版社角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日2011/11/30
- ISBN-104041000521
- ISBN-13978-4041000526
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登録情報
- 出版社 : 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011/11/30)
- 発売日 : 2011/11/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 255ページ
- ISBN-10 : 4041000521
- ISBN-13 : 978-4041000526
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,097,841位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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2012年2月7日に日本でレビュー済み
内容的には神様や藤原氏や異能などなど色々出てきますが、ここまで乙女が逆境に強いというか、簡単に受け入れようとするのは久しぶりです。
身売りも靴舐めも覚悟で本当にやちゃうつもりでいる彼女が面白いです。 逆に矜持の高い相方も最後には彼女の魅力に取り込まれたような事を自覚し始めて、これからどうなるのか楽しみです。
待っているのですが、早く続編読みたいです。
身売りも靴舐めも覚悟で本当にやちゃうつもりでいる彼女が面白いです。 逆に矜持の高い相方も最後には彼女の魅力に取り込まれたような事を自覚し始めて、これからどうなるのか楽しみです。
待っているのですが、早く続編読みたいです。
2011年12月10日に日本でレビュー済み
日本書紀や古事記に登場する神々の神通力を異能の力として操る神巫を統べる藤原氏の末裔、神祇部惣領、藤原史。
彼らに敵対する存在は、神を荒らぶらせ千三百年前より藤原氏に敵対してきた橘氏の血筋、常璽宮。
危機一髪の時に史に助けられたヒロイン真十は、テレパシーを飛ばしたらしい力を見込まれ神巫として史にスカウトされる。そうして彼女は男子寮唯一の女子となった、のだが。
真十は前シリーズのヒロインと系統が一緒です。平凡で貧乏人自覚ゆえの、良く言えば謙虚な、そう言う意味でのプライドは低い。だけど、「だからこそ唯一出来る『頑張る』」を諦めない前向きな性格と言う…。
同じ作者さんによる同じようなヒロインなので、既視感は否めなかったです。訳も分からず、二つの力の争いに巻き込まれるのも一緒かも。
初巻にして、強烈なプライドで藤原の惣領としての自分を立たせている史は真十にけっこうあっさり惹かれ、部下に狂信的に崇め奉られてる常璽宮総帥はまだかなり謎ながら真十にしっかり手出しをしてます。・・・この人、真十に何したい、てか、させたいの・・・。
能力的・立場的には特殊でも、平凡描写の真十が学内モテモテ路線っぽいのは今のところ納得感がない(笑)のですが、無理に逆ハーはいらないように思います。
そして文章的には他の方も書いてらっしゃいますが、漢字の使い方。神様の名のルビは初めの一回しか振ってないのは不親切では?。建甕槌命(たけみかつち)とか経津主命(ふつぬし)とか、一発じゃ無理でしょう〜。
小学校で習う漢字がひらがななのも、例えば意味的に「許す」なのを「ゆるす」と書かれると「赦す」が浮かんだり「ゆする」と読み違えて意味が分からなかったり・・・。
そして自分的には「て。」「で。」で終わる文章が多いのに躓きました。前作まではその辺り感じなかったのだけど。最近完結の、とあるシリーズのように文章がネックで読む気力減退もあるからなあ。
彼らに敵対する存在は、神を荒らぶらせ千三百年前より藤原氏に敵対してきた橘氏の血筋、常璽宮。
危機一髪の時に史に助けられたヒロイン真十は、テレパシーを飛ばしたらしい力を見込まれ神巫として史にスカウトされる。そうして彼女は男子寮唯一の女子となった、のだが。
真十は前シリーズのヒロインと系統が一緒です。平凡で貧乏人自覚ゆえの、良く言えば謙虚な、そう言う意味でのプライドは低い。だけど、「だからこそ唯一出来る『頑張る』」を諦めない前向きな性格と言う…。
同じ作者さんによる同じようなヒロインなので、既視感は否めなかったです。訳も分からず、二つの力の争いに巻き込まれるのも一緒かも。
初巻にして、強烈なプライドで藤原の惣領としての自分を立たせている史は真十にけっこうあっさり惹かれ、部下に狂信的に崇め奉られてる常璽宮総帥はまだかなり謎ながら真十にしっかり手出しをしてます。・・・この人、真十に何したい、てか、させたいの・・・。
能力的・立場的には特殊でも、平凡描写の真十が学内モテモテ路線っぽいのは今のところ納得感がない(笑)のですが、無理に逆ハーはいらないように思います。
そして文章的には他の方も書いてらっしゃいますが、漢字の使い方。神様の名のルビは初めの一回しか振ってないのは不親切では?。建甕槌命(たけみかつち)とか経津主命(ふつぬし)とか、一発じゃ無理でしょう〜。
小学校で習う漢字がひらがななのも、例えば意味的に「許す」なのを「ゆるす」と書かれると「赦す」が浮かんだり「ゆする」と読み違えて意味が分からなかったり・・・。
そして自分的には「て。」「で。」で終わる文章が多いのに躓きました。前作まではその辺り感じなかったのだけど。最近完結の、とあるシリーズのように文章がネックで読む気力減退もあるからなあ。
2011年12月18日に日本でレビュー済み
史が最後のあの「誓」は凄く格好いいと思う!また、真十がモテモテとが、逆ハーとが思いません。藤陵の男子には、本気に真十が好きなのは史だけと思います。敵のポスと真十との「やりとり」(とはいえ、一方的過ぎない)はすこく「危ない」、どきどきします。続編を楽しく待っています!