5歳の時に恐竜戦争を見てからあこがれていた009の戦士たち。とうとう大きく終わりました。ご苦労さまでした。
そうだったのか・・とこの大スケールの結果に納得いきます。
ただ45年間見ていたジョーとフランソワーズの愛。実ってよかった!確かに文章が読みづらい3冊でしたが作者の「歴史」と009たちへの愛が感じられます。
キャラが変わってなかった・・・
最後の
「ジョーのお嫁さん・・・・」
私はフランソワーズの一途さに女性ながらすごく共感できる。よかった・・・
最後に石ノ森先生。小野寺丈さん、ご苦労さまでした。コミック版で出そうとされている早瀬さんと石森プロのコミックもいっしょに読みます。
同時に神山さんの小説も・・・ご苦労さまでした。
確かに文章がまだこなれてないせいか、ちょっと読みづらいこともありますが、この本は文よりハートなんだと思いました。
キャラがみごとに踏襲されたままラストに向かっていくあたり、そして「神」とは何か?このスケールには圧倒されました。
個人的には006のエピソードが共感できます。
やはり
「ジョーのお嫁さん」がすべてでしょう。
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サイボーグ009 完結編 2012 009 conclusion GOD'S WAR III third (角川文庫) 文庫 – 2012/10/25
ついに神々が人類を殺戮する日が来た。
新たに生まれ変わった9人のサイボーグ戦士達は、ジャパンブルーのユニホームを身にまとい、死地に赴く。
絶望的な闘いの末に彼らが見たものは何か?
そして人類を救うため最後にとった作戦とは……。
天才・石ノ森章太郎が生前に書き遺した原稿とノートをもとに小説化した
シリーズ、堂々の完結!!
新たに生まれ変わった9人のサイボーグ戦士達は、ジャパンブルーのユニホームを身にまとい、死地に赴く。
絶望的な闘いの末に彼らが見たものは何か?
そして人類を救うため最後にとった作戦とは……。
天才・石ノ森章太郎が生前に書き遺した原稿とノートをもとに小説化した
シリーズ、堂々の完結!!
- 本の長さ308ページ
- 言語日本語
- 出版社角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日2012/10/25
- 寸法10.7 x 1.3 x 14.9 cm
- ISBN-104041005175
- ISBN-13978-4041005170
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商品の説明
著者について
石ノ森章太郎-萬画家。『サイボーグ009』『仮面ライダー』など代表作多数。1998年没。 小野寺丈-俳優、演出家、劇作家。本書で作家デビュー。
登録情報
- 出版社 : 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012/10/25)
- 発売日 : 2012/10/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 308ページ
- ISBN-10 : 4041005175
- ISBN-13 : 978-4041005170
- 寸法 : 10.7 x 1.3 x 14.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 592,936位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2018年9月30日に日本でレビュー済み
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執筆者の小野寺丈氏にはいささか荷が重すぎた話ではなかったのか?と言うのが読んでいる最中の感想です。正直、読みにくい表現や擬音ばかりで…あと、物語が直接的に過ぎて、かつて『神々との闘い編』や『天使編』、他作品ながら『リュウの道』等で石森章太郎氏が感じさせてくれた、宇宙の広がりや深みを、この作品から感じることはできませんでした。版権や諸事情があるので、無理な話だと承知で言うなら、誰か他の009好きなSF作家に執筆の依頼をして、もう一度練り直してから書き直した方がいい作品だと感じました。
天使編の作中で004が天使をだましおおせたと思った007になんと言ったのかとか…その時の執筆者に指摘してあげる人はいなかったのかな?
天使編の作中で004が天使をだましおおせたと思った007になんと言ったのかとか…その時の執筆者に指摘してあげる人はいなかったのかな?
2013年1月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何も予備知識がない状態でこれを読んだなら、戸惑いと失望に襲われると思います。
文章は、すらすら読むことが困難なほど拙く、どうしてこうなったと不思議に思う描写も多々あるからです。
ただ、この作品は、それでがっかりして批判のみで終わらせてはいけないと思います。
この小説は、石ノ森先生の遺した「構想ノート」を元に、息子さんである小野寺丈氏が、小野寺氏の解釈によってまとめあげたものです。
どうしたって、完璧な作品にはなりえないと思います。
読み手としては、細部の粗に惑わされず、何を書こうとしたのか、その軸となる部分を感じ取る努力が必要だろうと思います。
1〜2巻の、9人の仲間たちそれぞれを主人公にした章で、彼らは世界中を舞台に、不思議な現象に遭遇します。
それぞれの章に伏線があり、全員集まった時にパズルのピースのようにはまっていきます。
地球上の不思議現象、謎の生物、オーパーツから幽霊に至るまで、オカルトの類はすべて解決しようという盛りだくさんな内容です。
神々との戦いを描きながら、この世の謎を解明しようとしています。
これは、人数が多く、多国籍なメンバーで構成される009だからこそ可能だったと思いますし、最終話としてふさわしい壮大さです。
3巻は、凄惨な戦闘描写と、謎解きがメインになっているので派手さはありますが、中身としては9人の各章の方が読みごたえがありました。
それぞれ描写手法が異なる贅沢な作りです。
002章の懐かしさ、004章の美しい情景、007章の怖さが特に良かったです。
キャラクターは、ジェットのジェットっぷりと、ブリテンの役者魂が良かったです。
また、ジョーと翡翠のことは、私はすでに神に精神攻撃を受けていたと解釈しています。
私はハインリヒファンなので、彼が会社に恋人を連れて行こうとしたお馬鹿さんぽい設定に不満なのですが、設定リセットの苦しい諸事情を察して納得しておきます;
結末は、人類の進化を受け入れられるかどうかで、ハッピーエンドか、バッドエンドか、感じ方が変わると思います。
私としては、究極の所まで行き着いたハッピーエンドだろうと思いました。
内容が濃く、サービス精神に溢れた作品で、私は構想を遺してくださった先生と、形にしてくださった小野寺氏に心からの感謝とお疲れ様の言葉を贈りたいです。
ただ、最後に1つだけ、これはちょっと…と思うことを書かせてください。
それは、1〜2巻のプロローグとエピローグに挿入される、石ノ森先生の闘病シーンです。
あれを入れることによって、「009たちが平和のために神と戦う話」ではなく、「先生がファンのために完結編を書き上げる話」にすり変わってしまうのです。
おそらく、小野寺氏は、先生がどんな思いで作品に取り組んでいたのか、先生のため、そしてファンのために、伝えようとして、良かれと思ってそう演出されたのだと思います。
そのお気持ちは受け取りたいのですが、過剰になってしまったかなと思います。
(3巻のエピローグは、あって良かったです。)
評価が難しいです;
作品の存在価値と感謝の気持ちを込めれば☆5でも良いのですが、それは小説としての評価ではない気がします;
私は☆4にしましたが、往年の009ファンの方には、手に取ってほしい作品です。
映画などから興味を持った新規のファンの方にはおすすめしません。
先に石ノ森先生の萬画から入っていただきたいです。
文章は、すらすら読むことが困難なほど拙く、どうしてこうなったと不思議に思う描写も多々あるからです。
ただ、この作品は、それでがっかりして批判のみで終わらせてはいけないと思います。
この小説は、石ノ森先生の遺した「構想ノート」を元に、息子さんである小野寺丈氏が、小野寺氏の解釈によってまとめあげたものです。
どうしたって、完璧な作品にはなりえないと思います。
読み手としては、細部の粗に惑わされず、何を書こうとしたのか、その軸となる部分を感じ取る努力が必要だろうと思います。
1〜2巻の、9人の仲間たちそれぞれを主人公にした章で、彼らは世界中を舞台に、不思議な現象に遭遇します。
それぞれの章に伏線があり、全員集まった時にパズルのピースのようにはまっていきます。
地球上の不思議現象、謎の生物、オーパーツから幽霊に至るまで、オカルトの類はすべて解決しようという盛りだくさんな内容です。
神々との戦いを描きながら、この世の謎を解明しようとしています。
これは、人数が多く、多国籍なメンバーで構成される009だからこそ可能だったと思いますし、最終話としてふさわしい壮大さです。
3巻は、凄惨な戦闘描写と、謎解きがメインになっているので派手さはありますが、中身としては9人の各章の方が読みごたえがありました。
それぞれ描写手法が異なる贅沢な作りです。
002章の懐かしさ、004章の美しい情景、007章の怖さが特に良かったです。
キャラクターは、ジェットのジェットっぷりと、ブリテンの役者魂が良かったです。
また、ジョーと翡翠のことは、私はすでに神に精神攻撃を受けていたと解釈しています。
私はハインリヒファンなので、彼が会社に恋人を連れて行こうとしたお馬鹿さんぽい設定に不満なのですが、設定リセットの苦しい諸事情を察して納得しておきます;
結末は、人類の進化を受け入れられるかどうかで、ハッピーエンドか、バッドエンドか、感じ方が変わると思います。
私としては、究極の所まで行き着いたハッピーエンドだろうと思いました。
内容が濃く、サービス精神に溢れた作品で、私は構想を遺してくださった先生と、形にしてくださった小野寺氏に心からの感謝とお疲れ様の言葉を贈りたいです。
ただ、最後に1つだけ、これはちょっと…と思うことを書かせてください。
それは、1〜2巻のプロローグとエピローグに挿入される、石ノ森先生の闘病シーンです。
あれを入れることによって、「009たちが平和のために神と戦う話」ではなく、「先生がファンのために完結編を書き上げる話」にすり変わってしまうのです。
おそらく、小野寺氏は、先生がどんな思いで作品に取り組んでいたのか、先生のため、そしてファンのために、伝えようとして、良かれと思ってそう演出されたのだと思います。
そのお気持ちは受け取りたいのですが、過剰になってしまったかなと思います。
(3巻のエピローグは、あって良かったです。)
評価が難しいです;
作品の存在価値と感謝の気持ちを込めれば☆5でも良いのですが、それは小説としての評価ではない気がします;
私は☆4にしましたが、往年の009ファンの方には、手に取ってほしい作品です。
映画などから興味を持った新規のファンの方にはおすすめしません。
先に石ノ森先生の萬画から入っていただきたいです。
2013年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
FIRST、SECONDとレビューを投稿いたしました。
重ねて申し上げます。この「完結編」は、世に出たことこそが賞賛に値するもので、職域の異なる著者が、あまりにも大きく重い十字架を背負いながら、膨大な資料からわずかなヒントを繋ぎあわせて作ったパズルのような作品です。
少なくとも私は、愛し、親しんだキャラクター達が躍動し、苦悩し、戦い傷つきながら、それでも雄々しく立ち上がる様に心を寄り添わせることができる、そのことにただただ感謝したいのです。
FIRST、SECONDと、ゼロゼロナンバーサイボーグの各人に焦点をあて、そのキャラクターにふさわしい生き生きとした文体で書き綴られた物語に終止符が打たれます。
それぞれが不穏な予兆に翻弄され、一旦終わった各章の『謎』が詳らかとなり、一気呵成に物語が進んでいきます。凄惨な場面が続き、ついには、サイボーグというより、まさに戦闘ロボットのような改造を加えられ、それでも戦い続けるのです。そして、あるものは落命し、あるものは、違う次元へと旅立ち―
私が特に印象深く思ったのは、新しいユニフォームです。今まで真紅に黄色のマフラーだったのが、”ジャパンブルー”と呼ばれる藍色になり、マフラーは赤となりました。
作中ではもっと悲惨な出来事に見舞われていますが、東日本大震災で被害を受けた(奇しくも、被災した宮城県は、石ノ森先生の出身地でもあります)私たち日本人が、さらなる飛躍を誓い奮起する旗印のようでもあります。
全作を通して、あとがきの文末には、必ず、
「もし本作に評価を頂けるのでしたら、それは全て作者・石ノ森章太郎の構想によるものです。また逆に批判がございましたら、その全責任は著者である小野寺丈が負うもので、その批判の矛先は全てこの私に向けて頂くようお願い申し上げます。」
と、多少の文言の違いはありますが、書き記されていて、氏のなみなみならぬ決意、制作の苛烈さに思い至り胸を打たれます。
著者をはじめとして、関係各位の皆様には、謝意を申し上げます。
ありがとう、そして、ありがとう!
重ねて申し上げます。この「完結編」は、世に出たことこそが賞賛に値するもので、職域の異なる著者が、あまりにも大きく重い十字架を背負いながら、膨大な資料からわずかなヒントを繋ぎあわせて作ったパズルのような作品です。
少なくとも私は、愛し、親しんだキャラクター達が躍動し、苦悩し、戦い傷つきながら、それでも雄々しく立ち上がる様に心を寄り添わせることができる、そのことにただただ感謝したいのです。
FIRST、SECONDと、ゼロゼロナンバーサイボーグの各人に焦点をあて、そのキャラクターにふさわしい生き生きとした文体で書き綴られた物語に終止符が打たれます。
それぞれが不穏な予兆に翻弄され、一旦終わった各章の『謎』が詳らかとなり、一気呵成に物語が進んでいきます。凄惨な場面が続き、ついには、サイボーグというより、まさに戦闘ロボットのような改造を加えられ、それでも戦い続けるのです。そして、あるものは落命し、あるものは、違う次元へと旅立ち―
私が特に印象深く思ったのは、新しいユニフォームです。今まで真紅に黄色のマフラーだったのが、”ジャパンブルー”と呼ばれる藍色になり、マフラーは赤となりました。
作中ではもっと悲惨な出来事に見舞われていますが、東日本大震災で被害を受けた(奇しくも、被災した宮城県は、石ノ森先生の出身地でもあります)私たち日本人が、さらなる飛躍を誓い奮起する旗印のようでもあります。
全作を通して、あとがきの文末には、必ず、
「もし本作に評価を頂けるのでしたら、それは全て作者・石ノ森章太郎の構想によるものです。また逆に批判がございましたら、その全責任は著者である小野寺丈が負うもので、その批判の矛先は全てこの私に向けて頂くようお願い申し上げます。」
と、多少の文言の違いはありますが、書き記されていて、氏のなみなみならぬ決意、制作の苛烈さに思い至り胸を打たれます。
著者をはじめとして、関係各位の皆様には、謝意を申し上げます。
ありがとう、そして、ありがとう!
2012年10月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
可もなく不可もなくかな。期待が大きいとがっかり感も大きいです。小説と言うよりプロットを読んでいるようで、畳み掛ける展開はそれなりにエンタメ色が濃く楽しめます。
倒れていくサイボーグ達に涙します。
ただ、これが待ちに待った完結編かと言えば…
倒れていくサイボーグ達に涙します。
ただ、これが待ちに待った完結編かと言えば…
2012年11月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この世で一番強いのは誰か。
この世の造物主たる神以外にあるまい。
その神が出来損ないの人類を浄化し、地球を創造しなおそうとしたら・・
全世界の神話を登場する神々たちを敵に回して、それでも人類を守ろうとする009たち。
確かに石森章太郎先生の筆が止まったのもわかる。
当時の「少年まんが」では早すぎたと思う。
子殺しに走る神々(根源的な悪)を倒し、
009(人類)が理想郷を目指すとしたら、
こうなるしかないだろうという完結編の提示でした。
その点では十分、納得できます。今年の映画版のラストも、この完結編にリスぺクトしているのがわかります。
何十年も待ったファンにはしんどい戦いでありましたが、十分に009的な結末でした。
この小説は映像化するのは不可能でしょう。
目をつぶって心のスクリーンだけで楽しむのが正解ではないでしょうか。
この世の造物主たる神以外にあるまい。
その神が出来損ないの人類を浄化し、地球を創造しなおそうとしたら・・
全世界の神話を登場する神々たちを敵に回して、それでも人類を守ろうとする009たち。
確かに石森章太郎先生の筆が止まったのもわかる。
当時の「少年まんが」では早すぎたと思う。
子殺しに走る神々(根源的な悪)を倒し、
009(人類)が理想郷を目指すとしたら、
こうなるしかないだろうという完結編の提示でした。
その点では十分、納得できます。今年の映画版のラストも、この完結編にリスぺクトしているのがわかります。
何十年も待ったファンにはしんどい戦いでありましたが、十分に009的な結末でした。
この小説は映像化するのは不可能でしょう。
目をつぶって心のスクリーンだけで楽しむのが正解ではないでしょうか。
2013年1月11日に日本でレビュー済み
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あらかじめ書いておきますが、僕は決してアンチではなく、40年来の石森ファンで、石森章太郎の作品はすべて読み、買えるものはすべて買ってきました。(石ノ森時代はごめんなさい。)
さて、まず小説としての評価をすると、プロローグが長すぎ。全3巻の作品で、2巻がプロローグって、あんまりです。加えて、クライマックスがあまりにも貧弱。
プロローグにあれだけの枚数を割いておきながら、クライマックスでは戦いました、かなわなくて踏みつぶされて死にました(本当にこれにちょっと毛が生えた程度の扱い)、はひどすぎます。読むのが苦痛になるくらいに長いプロローグに対して、本編が盛り上がらなすぎ。いつかは面白くなるだろうと我慢してようやく2巻まで読み終え、いざクライマックスって思ったら…。時間が足りなかったのか、途中で面倒になったのか、アイデアが尽きたのか???いずれにせよ、書かないほうがよかったのでは?というのが正直な意見です。
ただ、唯一ほっとしたのが、最終的に宗教にのめりこまなかったこと。過去、平井和正の「ウルフガイ」シリーズや、栗本薫の「魔界水滸伝」シリーズなど、宗教にのめりこんでわけのわからない展開のままに潰れていった名作(?)を心から惜しんでいたので、かなりの恐怖感を持って読んでいました。しかし、結果として、そこまでのめり込まずに、しっかりと完結させてくれて、安堵しました。
あと、目についたのが文章の稚拙さです。少なくとも、小説という形態として、まずは句読点の打ち方や、文章表現の使い方など、もっと勉強してから書かれるか、さもなくば、しっかりとした編集者による指導を受けながら書くべきだったと思います。そういう点でも、いかにも営業優先のやっつけ仕事という印象が強い小説でした。
以上、いろいろ書きましたが、とりあえずは大好きな「009」シリーズが、とりあえずは完結したということで、星を2個ばかりサービスしました。
さて、まず小説としての評価をすると、プロローグが長すぎ。全3巻の作品で、2巻がプロローグって、あんまりです。加えて、クライマックスがあまりにも貧弱。
プロローグにあれだけの枚数を割いておきながら、クライマックスでは戦いました、かなわなくて踏みつぶされて死にました(本当にこれにちょっと毛が生えた程度の扱い)、はひどすぎます。読むのが苦痛になるくらいに長いプロローグに対して、本編が盛り上がらなすぎ。いつかは面白くなるだろうと我慢してようやく2巻まで読み終え、いざクライマックスって思ったら…。時間が足りなかったのか、途中で面倒になったのか、アイデアが尽きたのか???いずれにせよ、書かないほうがよかったのでは?というのが正直な意見です。
ただ、唯一ほっとしたのが、最終的に宗教にのめりこまなかったこと。過去、平井和正の「ウルフガイ」シリーズや、栗本薫の「魔界水滸伝」シリーズなど、宗教にのめりこんでわけのわからない展開のままに潰れていった名作(?)を心から惜しんでいたので、かなりの恐怖感を持って読んでいました。しかし、結果として、そこまでのめり込まずに、しっかりと完結させてくれて、安堵しました。
あと、目についたのが文章の稚拙さです。少なくとも、小説という形態として、まずは句読点の打ち方や、文章表現の使い方など、もっと勉強してから書かれるか、さもなくば、しっかりとした編集者による指導を受けながら書くべきだったと思います。そういう点でも、いかにも営業優先のやっつけ仕事という印象が強い小説でした。
以上、いろいろ書きましたが、とりあえずは大好きな「009」シリーズが、とりあえずは完結したということで、星を2個ばかりサービスしました。