阿刀田高さんのエッセイをよく読むのですが、こちらも痛快に面白いです
阿刀田さんの発想本当に素敵("⌒∇⌒")
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恋する「小倉百人一首」 (角川文庫) 文庫 – 2013/12/25
阿刀田 高
(著)
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典雅でいて、遊び心が満載。日本の心、百人一首を読み解く。
百人一首には、恋の歌と秋の歌が多い。平安時代の歌風を現代に伝え、切々と身に迫る。ただのかるたと思うなかれ。人間関係、花鳥風月、世の不条理と、歌は深い世界を内蔵している。ゆかいに学ぶ、百人一首の極意。
百人一首には、恋の歌と秋の歌が多い。平安時代の歌風を現代に伝え、切々と身に迫る。ただのかるたと思うなかれ。人間関係、花鳥風月、世の不条理と、歌は深い世界を内蔵している。ゆかいに学ぶ、百人一首の極意。
- 本の長さ304ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2013/12/25
- 寸法10.7 x 1.3 x 15 cm
- ISBN-10404101137X
- ISBN-13978-4041011379
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2013/12/25)
- 発売日 : 2013/12/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 304ページ
- ISBN-10 : 404101137X
- ISBN-13 : 978-4041011379
- 寸法 : 10.7 x 1.3 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 595,098位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,128位ロシア・東欧文学研究
- - 8,649位日本文学研究
- - 10,232位角川文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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1935(昭和10)年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。
国立国会図書館に勤務しながら執筆活動を続け、1978年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。1979年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞、1995(平成7)年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞を受賞。
他に『花あらし』『シェイクスピアを楽しむために』『チェーホフを楽しむために』『佐保姫伝説』『プルタークの物語』など著書多数。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年4月17日に日本でレビュー済み
昔はカルタ取り(百人一首のちらし取り)はお正月の最高の家庭団欒だった。
子どもたちはみな、この札だけは他の人には絶対に取られたくないという
マイ・カルタを決めており、散らすときはわざわざこの札を自分の近くに
置いたり、家族の場合は遠慮して譲ったり、読み手がめくばせして合図を
送ったりしていた。
私のマイ・カルタはこの和歌。
○ 淡路島 かよふ千鳥の 泣く声に 幾夜寝覚めぬ 須磨の関守
なぜこの札を私が選んだのかすっかり忘れている。別にこの札の内容に感激した
わけでもない。千鳥の鳴く声がうるさくて関守は夜もぐっすり寝むることができ
ない、くらいの平凡な意味だと思っていた。ところがこの本を読んで、恋の歌で
あることを教えられてびっくり。淡路島には「会わじ」(=なかなか会えない)
ということばが隠されている。「愛するあなたのもとに何度も通っても、あなたは
会ってもくれない。わたしは夜長にもんもんとして偲び泣いている」という、
もてない男の恋の悩みをしみじみ歌っているらしい。期せずして私の恋うすき
人生を予兆する歌を選んだことになる。
逆に恋の歌だと思っていたものがそうでないこともあるから面白い。例えば、
○ 契りおきし させもが露を 命にて あはれ今年の 秋もいぬめり
これなんか、からだを寄せあった女性となかなか会えず、ボーとしているうちに
今年の秋もあっというまに終わってしまったなあ、という恋の歌と思っていた。
著者によるとこれは大学の裏口入学の歌らしい。医学部の裏口入学をちゃんと
頼んでいたのに、あらら、連絡もないままに時期が過ぎてしまった。どうして
くれるんだよという歌。 和歌は意味をぼやかして読み手の本意を曖昧のままに
しておくのが常道だからこういう誤解はよくおこる。
百人一首は中学校で習う。いくつかの有名な和歌を暗誦させられたけれど、
意味はどこまで分かっていたのか。百首のうち恋の歌が43首あるそうだ。
和歌のやり取りは恋愛ごっこのひとつ。わざとあいまいにして相手をじらす。
女性は恋のプロフェッショナル、男性はアマチュアだから、女性の歌のほうが、
つねに真剣であり、巧みである。当書を読んで、百人一首の歌はやさしいようで
とても奥深いことを知った。すくなくとも私はわかっていると思っていた歌が
まったくわかっていなかった。易しくて勉強になる本である。
Amazonで購入
昔はカルタ取り(百人一首のちらし取り)はお正月の最高の家庭団欒だった。
子どもたちはみな、この札だけは他の人には絶対に取られたくないという
マイ・カルタを決めており、散らすときはわざわざこの札を自分の近くに
置いたり、家族の場合は遠慮して譲ったり、読み手がめくばせして合図を
送ったりしていた。
私のマイ・カルタはこの和歌。
○ 淡路島 かよふ千鳥の 泣く声に 幾夜寝覚めぬ 須磨の関守
なぜこの札を私が選んだのかすっかり忘れている。別にこの札の内容に感激した
わけでもない。千鳥の鳴く声がうるさくて関守は夜もぐっすり寝むることができ
ない、くらいの平凡な意味だと思っていた。ところがこの本を読んで、恋の歌で
あることを教えられてびっくり。淡路島には「会わじ」(=なかなか会えない)
ということばが隠されている。「愛するあなたのもとに何度も通っても、あなたは
会ってもくれない。わたしは夜長にもんもんとして偲び泣いている」という、
もてない男の恋の悩みをしみじみ歌っているらしい。期せずして私の恋うすき
人生を予兆する歌を選んだことになる。
逆に恋の歌だと思っていたものがそうでないこともあるから面白い。例えば、
○ 契りおきし させもが露を 命にて あはれ今年の 秋もいぬめり
これなんか、からだを寄せあった女性となかなか会えず、ボーとしているうちに
今年の秋もあっというまに終わってしまったなあ、という恋の歌と思っていた。
著者によるとこれは大学の裏口入学の歌らしい。医学部の裏口入学をちゃんと
頼んでいたのに、あらら、連絡もないままに時期が過ぎてしまった。どうして
くれるんだよという歌。 和歌は意味をぼやかして読み手の本意を曖昧のままに
しておくのが常道だからこういう誤解はよくおこる。
百人一首は中学校で習う。いくつかの有名な和歌を暗誦させられたけれど、
意味はどこまで分かっていたのか。百首のうち恋の歌が43首あるそうだ。
和歌のやり取りは恋愛ごっこのひとつ。わざとあいまいにして相手をじらす。
女性は恋のプロフェッショナル、男性はアマチュアだから、女性の歌のほうが、
つねに真剣であり、巧みである。当書を読んで、百人一首の歌はやさしいようで
とても奥深いことを知った。すくなくとも私はわかっていると思っていた歌が
まったくわかっていなかった。易しくて勉強になる本である。
2017年4月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
基本的に、阿刀田さんの本が好きで、良く読みます。解説が、解りやすい。
2018年4月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
百人一首は、もっと風情のある、藤原定家が唇を引き締めて配置した人間関係です。
あまりに切り口が軽かった…。百人一首から匂い立つ風情が、歴史や思惑を軽視して、随分俗っぽく描かれていました。
ちょっとショックです…。
あまりに切り口が軽かった…。百人一首から匂い立つ風情が、歴史や思惑を軽視して、随分俗っぽく描かれていました。
ちょっとショックです…。
2016年5月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
阿刀田高氏が「小倉百人一首」を解説した一冊。
下ネタもあったものの、結構楽しく読めました。
解釈が楽しく、肩肘張らずに入れたのでコレクションに
したいですね。
下ネタもあったものの、結構楽しく読めました。
解釈が楽しく、肩肘張らずに入れたのでコレクションに
したいですね。
2015年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
迅速且つ誠実な対応をして頂きました。商品も事前の説明通りで美麗品でした。これからも宜くお願いいたします
2014年1月29日に日本でレビュー済み
日本人なら誰しも一度は親しんだことがある(?)百人一首。
場合によっては授業で強制的に…という人もあるだろうが、
もしそれが原因でずっと敬遠していた、なんて人がいれば、
そういう方にこそ、ぜひ本書を読んでいただきたい。
「百人一首ってこんなに楽しい世界だったのか!」
ということがよく分かる、格好の読み物である。
全編、エッセイとしての面白さにあふれていて、
作家・阿刀田高ならではの面目躍如といっていいだろう。
博覧強記の阿刀田さんらしく、縦横無尽に話題が広がって、
あっちへフラフラ、こっちへフラフラ寄り道しながらも、
百人一首の本質をたっぷりと理解できる内容になっている。
といっても、百人一首に秘められた謎や暗号のようなものに
メスを入れるといった類の本では、もちろんない。
あくまで百首の歌の正統な解釈や背景を紹介するもので、
だからこそ「恋する〜」なんてポップなタイトルが付いている。
表紙のイラストもとてもかわいいし、ぜひ一家に一冊どうぞ。
場合によっては授業で強制的に…という人もあるだろうが、
もしそれが原因でずっと敬遠していた、なんて人がいれば、
そういう方にこそ、ぜひ本書を読んでいただきたい。
「百人一首ってこんなに楽しい世界だったのか!」
ということがよく分かる、格好の読み物である。
全編、エッセイとしての面白さにあふれていて、
作家・阿刀田高ならではの面目躍如といっていいだろう。
博覧強記の阿刀田さんらしく、縦横無尽に話題が広がって、
あっちへフラフラ、こっちへフラフラ寄り道しながらも、
百人一首の本質をたっぷりと理解できる内容になっている。
といっても、百人一首に秘められた謎や暗号のようなものに
メスを入れるといった類の本では、もちろんない。
あくまで百首の歌の正統な解釈や背景を紹介するもので、
だからこそ「恋する〜」なんてポップなタイトルが付いている。
表紙のイラストもとてもかわいいし、ぜひ一家に一冊どうぞ。