最後、櫻子さんが姿を消す前のエピソードで感じたこと。
正太郎君は君子夫人と出会った後、櫻子さんに怒りをぶつける場面で「花房」と同じと言い放つ。
理由としてなづな君を助けず自分だけを助けた。アナタなら2人とも助けられたのに切り捨てた。
もうひとつの理由として、章子さんのお祖父さんの薬の件。わかっているのに助けなかった。
詳しくは本編を参照。お祖父さんの件では赤ん坊を助ける為見殺しにしたと正太郎君は主張し、
結論として自分の目の前で死ななければそれでいいんだと、櫻子さんを責める。
しかし、櫻子さんはお祖父さんが生きていれば赤ん坊を殺めてしまう。事実そうしていた。
なづな君も自殺志願者を募り、実際に殺している。櫻子さん曰わく彼等を助けなかったのは善悪では無く数の問題としている。
他にもいろいろあるがそれを含め「あなたは花房と同じ」だと責める。詳しくは本編を読まないとわからないかも。
でも個人的には、お祖父さんが殺した、或いは殺そうとした赤ん坊の事や、自殺志願者を募り殺してきたなづな君や、
実際に殺されかけた一重さんは?と正太郎君に聞きたい。彼は命は平等で重さは同じでなければらしい。
正太郎君曰わく、櫻子さんは命の重さを理解しないと怒っていたはず。
結局、お祖父さんやなづな君の命を切り捨てたことだけで彼等が殺した、或いは殺そうとした命には言及しないのか!!
と思うはおかしいだろうか? そのわりに櫻子さんがいなくなると慌てて探し、磯崎先生に「陽向の花と日陰の花は一緒に咲けないと」、
はっきり言われていた。結局、正太郎君は何が言いたいのでしょうか。確かに面白い物語ですが。
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櫻子さんの足下には死体が埋まっている 八月のまぼろし (角川文庫) 文庫 – 2016/7/22
太田 紫織
(著)
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北海道生まれの大人気探偵、櫻子さんと正太郎の関係に変化が!?
正太郎の家の前に置かれたカラスの死体。誰が、何のために…・・。また、人気キャラ、薔子の親友に纏わるおそろしくも美しい謎とは……。ひたひたと忍び寄る花房の気配、そして正太郎と櫻子に転機が……。
正太郎の家の前に置かれたカラスの死体。誰が、何のために…・・。また、人気キャラ、薔子の親友に纏わるおそろしくも美しい謎とは……。ひたひたと忍び寄る花房の気配、そして正太郎と櫻子に転機が……。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2016/7/22
- 寸法10.7 x 0.9 x 15 cm
- ISBN-104041030064
- ISBN-13978-4041030066
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商品の説明
著者について
●太田 紫織:小説投稿サイトE★エブリスタで作品を発表。2012年、「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」で、E★エブリスタ電子書籍大賞ミステリー部門(角川書店)優秀賞、怪盗ロワイヤル小説大賞優秀賞、E★エブリスタ×『カルテット』小説コンテスト大賞の受賞歴がある。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2016/7/22)
- 発売日 : 2016/7/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 224ページ
- ISBN-10 : 4041030064
- ISBN-13 : 978-4041030066
- 寸法 : 10.7 x 0.9 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 493,932位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年7月26日に日本でレビュー済み
自身が旭川近郊の出身で見知った場所の描写があるため読み続けているシリーズですが、ここ4巻分くらいは、読後の達成感がありません。
陰鬱な展開もありますが、読者の目線になる正太郎くんの浅はかさ(近代機器を一切使わない櫻子がEメールなんてよこすはずない事とか)や考え方(シリアルキラーの考えに正しさを見いだしたり、自己の価値観を目上の人間に押し付けたり)のズレを強く感じる為です。
櫻子がいくら賢いからと言って何でも出来ると過信し過ぎだし、異質な存在を無理やり自分の価値観に当てはめようとするのは愚かしいでしょう。世の中そんな人間も多いですけどね。
作中で、「僕は怖がりだから花房の言いなりになって人を殺したりしません」と言う台詞があるのですが、花房は自分で手を汚さず人を懐柔して罪を犯させる手練れであり、正太郎にその才能の片鱗を見たからこそマーク(自身の後継者として?)されてるんでしょうに。
花房の行動に少しでも正当性を感じたら、もうシンパとして彼(彼女?)の思いのままになりそうです。
あと、これこそ私の価値観の押し付けですが、「自分の命を軽く考える人は、他人の命も軽く扱う」存在だと思います。
そういった意味で今巻時点の正太郎くんは若く未熟かつ危険ですね。そのうち家族や友人を間違いなく悲しませるか巻き込みます。
そう感じさせるのも太田先生の手腕ならではなのかもしれませんが、暫くは爽やかな気持ちで読み終わることはないでしょう。
結末が気になるので、読み続けていますが正太郎くんには表面上の自覚ではなく内面の根っこからの成長や変革に期待します。
陰鬱な展開もありますが、読者の目線になる正太郎くんの浅はかさ(近代機器を一切使わない櫻子がEメールなんてよこすはずない事とか)や考え方(シリアルキラーの考えに正しさを見いだしたり、自己の価値観を目上の人間に押し付けたり)のズレを強く感じる為です。
櫻子がいくら賢いからと言って何でも出来ると過信し過ぎだし、異質な存在を無理やり自分の価値観に当てはめようとするのは愚かしいでしょう。世の中そんな人間も多いですけどね。
作中で、「僕は怖がりだから花房の言いなりになって人を殺したりしません」と言う台詞があるのですが、花房は自分で手を汚さず人を懐柔して罪を犯させる手練れであり、正太郎にその才能の片鱗を見たからこそマーク(自身の後継者として?)されてるんでしょうに。
花房の行動に少しでも正当性を感じたら、もうシンパとして彼(彼女?)の思いのままになりそうです。
あと、これこそ私の価値観の押し付けですが、「自分の命を軽く考える人は、他人の命も軽く扱う」存在だと思います。
そういった意味で今巻時点の正太郎くんは若く未熟かつ危険ですね。そのうち家族や友人を間違いなく悲しませるか巻き込みます。
そう感じさせるのも太田先生の手腕ならではなのかもしれませんが、暫くは爽やかな気持ちで読み終わることはないでしょう。
結末が気になるので、読み続けていますが正太郎くんには表面上の自覚ではなく内面の根っこからの成長や変革に期待します。
2016年12月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前巻を受けてさらにと思ったら、また停滞気味になってしまったのが残念。
私が歳なのかもしれませんが、正太郎君の主張にはあまり共感が持てませんでした。
櫻子さんの言っていることの方がまだ共感できてしまいました。
とはいえ、この年頃ならこんな意見になるかな~てな感じで微笑ましくもありました。
同級生、同世代との恋愛を進めたいのか、年上の女性に対する恋心を進めたいのか
本格的にミステリーを進めたいのかが中途半端になっている感じがするので、薄味に
最近はなっているので、そろそろ軌道修正してほしいです。
私が歳なのかもしれませんが、正太郎君の主張にはあまり共感が持てませんでした。
櫻子さんの言っていることの方がまだ共感できてしまいました。
とはいえ、この年頃ならこんな意見になるかな~てな感じで微笑ましくもありました。
同級生、同世代との恋愛を進めたいのか、年上の女性に対する恋心を進めたいのか
本格的にミステリーを進めたいのかが中途半端になっている感じがするので、薄味に
最近はなっているので、そろそろ軌道修正してほしいです。
2018年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作品のシリーズは、全巻持っています。櫻子さんのおばさまの親友の話。正太郎の家にカラスの死骸とかが。不穏な気配。
2016年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
その前ふり作品の様やった。短編で、しのいではるけど、面白無い。
おそらく次回が最終作やろうことで、エンディングを期待してるわ~。
おそらく次回が最終作やろうことで、エンディングを期待してるわ~。
2016年8月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み終わって、シリーズで一番ストレスが溜るかもしれません。頭の中で警報が鳴っている感じ。悪い予感と、それを打ち消したい感情がクルクル赤色灯のように回っている。早く次回が読みたい。
2016年8月12日に日本でレビュー済み
もう何作目だろうか。
ここ数巻、引き延ばし過ぎではないかと思っていましたが、
いよいよ終わりを迎えるのではという感じがしました。
今回は、それに向けた導入部分でしょうか。
ここ数巻、引き延ばし過ぎではないかと思っていましたが、
いよいよ終わりを迎えるのではという感じがしました。
今回は、それに向けた導入部分でしょうか。
2016年11月2日に日本でレビュー済み
ちょっと最近何巻かだれてきたかな、まだ話進まないの?と思っていた櫻子さんシリーズ。
これまでじわじわ進んでいましたが、この巻になってようやく大きく動き出しましたね。
2人の日常をずっと見ていたい気持ちと早く花房の正体を知りたい気持ちが入り混ざっています。
早く続きが読みたいです!
これまでじわじわ進んでいましたが、この巻になってようやく大きく動き出しましたね。
2人の日常をずっと見ていたい気持ちと早く花房の正体を知りたい気持ちが入り混ざっています。
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