かつて、自分の物語を終えたくせに遥か未来の話に首を突っ込んだ落第勇者がいました。過去を引きずって過去の延長である蛇足をつづけて、救われたり救ったりした青年がいました。
物語はそんな蛇足の道を歩んでいく「今を生きる子供たち」が紡いでいきます。
そう、これはヴィレムに未来を託された「新世代」であり「後継者」だったりする「子ども」の話です。
そんなワケで大分物語の色が変わります。具体的にZER〇からSTAYなnightになるくらい変わります。
ヴィレムとかクトリとか、そういう「強いんだけど、強いだけじゃどうしようもなかった奴ら」を見ていた「強くすらない子たち」が『それでも』と見苦しくジタバタするのです。
これがねえ、眩しんですよ。
未熟だったり幼かったり、弱かったりとまだまだ半人前ですが、その『半人前さ』も成り立ちと個性があって、魅力的なんですよね。なにって半人前であることを自覚して足掻くしかない子たちが、微笑ましくも物悲して、とっても愛おしいんですよ。
しかもバシバシにヴィレムやクトリの影響されてるのが見えるのが、すかすか既読民しとしては大変喜ばしいところ。主人公のフェオドールくんの先人にむけた尊敬と憧憬が、捻くれた形で出力されてるのも可愛らしくて見どころポイントです。
昨今、数あるライトノベルがあるワケですが、この年代の「未熟さ」と「弱さ」が「ちゃんと未熟してる」うえで「魅力」まで昇華出来てる作品は指折りなので、琴線にブルブル来ました。
こういうのが見たかったんだよ、こういうのが。
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終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?#01 (角川スニーカー文庫) 文庫 – 2016/3/31
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〈人間〉は規格外の〈獣〉に蹂躙され滅びた。〈獣〉を倒しうるのは、〈聖剣〉(カリヨン)を振るう黄金妖精のみ。戦いののち、〈聖剣〉は引き継がれるが、力を使い果たした妖精たちは死んでゆく。「誰が恋愛脳こじらせた自己犠牲大好きよ!」「君らだ君ら! 自覚ないのかよ自覚は!」廃劇場の上で出会った、先輩に憧れ死を望む黄金妖精(レプラカーン)と、嘘つき堕鬼種(インプ)の青年位官の、葛藤の上に成り立つ儚い日常。次代の黄金妖精たちによる、新シリーズ開幕!
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA/角川書店
- 発売日2016/3/31
- 寸法10.7 x 1.5 x 15 cm
- ISBN-10404104040X
- ISBN-13978-4041040409
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価格 | ¥660¥660 | ¥660¥660 | ¥682¥682 | ¥726¥726 | ¥704¥704 | ¥704¥704 |
内容紹介 | 「フェオドール。わたし、やっと決めたよ。──きみの、邪魔をしてやる」妖精兵と堕鬼種の対峙は、ラキシュの振るう《聖剣》セニオリスの一撃で決された。手負いの堕鬼種が目指すのは、かつての戦場、古き都――。 | 極位古聖剣セニオリスの適合者ラキシュと共に行方をくらませた元護翼軍四位武官フェオドール。ファルシタ記念大広場の大賢者像のもと、再会した男女が願うのは、五年の愛か、孤独な夜か……。瞳の先に、交わる伏線。 | フェオドールは鏡の向こう、黒髪の青年に語りかける。君の力を貸してくれないか――浮遊大陸群を墜とすために。夜が明け、モウルネンが燦めく戦場に刻む、最後の嘘。これが、みんなが幸せになれる唯一の方法だと。 | 一人の少年が舞台から降り、一人の少女が英雄となった。それでも幕は下りたりしない。この世界に生きる全ての者たちの営みは、続いてゆく。だから、ここからは──残された者たちの物語を、始めよう。 | 水面下に隠されていた最後の危機を避ける手順、それは浮遊大陸群を自分たちの手で破壊すること。「――あんたの、邪魔をさせてもらおうと思う」幽遠から目覚めた青年は夢想する。継がれた結末の、その先を。 | 「オルランドリ商会第四倉庫に、『鏃』の提供を要請する」2番島を取り込んだ〈最後の獣〉を排除するほか、浮遊大陸群を滅びから守る術はなく。妖精兵たちが過ごすつかの間の日常――そして迫る決意のとき。 |
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内容紹介 | 浮遊大陸群を救う、最後の戦いが始まった。〈最後の獣〉の結界内に広がるのは、在りし日の地上を模した風景。散り散りになる妖精兵たち、ティアットの前にはエマと名乗る女性と、白いマントの少年が現れて――。 | 〈最後の獣〉が創り出した少年は、穏やかな幸せを望んだ。それは外の世界を滅ぼす邪悪となる道であり、その道を選ばずとも、滅ぼされるべき者であり――終末を前に、少年は外の英雄・ティアットと対峙する。 |
商品の説明
著者について
●枯野 瑛:クリエイター集団A‐TEAM所属。2002年にPCゲーム『Wind -a breath of heart-』のノベライズで富士見ファンタジア文庫よりデビュー。代表作は「銀月のソルトレージュ」(富士見ファンタジア文庫/全5巻)。近年は、PSPソフト『サモンナイト5』(2013年)のシナリオを担当するなど、多方面で活躍。
●ue:福岡在住のイラストレーター。
●ue:福岡在住のイラストレーター。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA/角川書店 (2016/3/31)
- 発売日 : 2016/3/31
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 296ページ
- ISBN-10 : 404104040X
- ISBN-13 : 978-4041040409
- 寸法 : 10.7 x 1.5 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 184,804位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年4月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前シリーズ、終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(全五巻)を読まれたない方は、とりあえず読まれた方がいいでしょうね…。
解かりやすくこの本の内容を言えば。
運命に翻弄される者たちの悲しみでいっぱいの話です。
運命に翻弄される者たちの健気さが一杯の話です。
一応単独としても読めるとは思いますが、やはり読まれていた方がこの物語を深く楽しめます。
というか、前シリーズの一巻から読んで馴れていかないと、結構きついです。
もし読まないことを選ばれましたら、本当にもったいないことです。
まぎれもなく名作ですから。
以下は前シリーズを読まれた方向けです。
切なく儚い物語は、次世代四人に引き継がれました…。初っ端から激しい鬱展開です。
3巻のあとがきで作者が語って事を思い出し。もしかしたら、路線を変えて、底抜けに明るい話になるかもと期待をしてたのですがそんなことはありませんでした。
読み終わった感想は、本当に作中のあるキャラクターのセリフがすべてです。
「浮遊大陸群は、そろそろ堕ちるべきなのかもしれない。
もっとも、この考えは彼女たちの行為の否定になるのですけどね。
でも、たぶん今シリーズの根幹となるセリフだと思います。
終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?#05 (角川スニーカー文庫) を読まれた方ならこの解かると思いますが、今シリーズの根幹にある諸悪の根源は、あの愚行です。
今シリーズではあの愚行の尻拭いのために、成長し子供でなくなった、”あの四人たち”が戦いに向かいます。
先輩に憧れ、先輩を目指してきた少女は残念ながら先輩の後継者になることはできず。諦めの果てに悲壮な決意を抱き戦地に赴き。
あの”愚行”ですべてを失った、一人の堕鬼種の青年将校と出会う…。
そして、先輩の後継者となった少女には…。
この本を読んで、再び、続きはいつ読めるのか…、果たして続きは出るのか?(前シリーズとは別の意味でちょっと不安を感じる)
そんな不安にじれる日々。
一緒に味わいましょう。
解かりやすくこの本の内容を言えば。
運命に翻弄される者たちの悲しみでいっぱいの話です。
運命に翻弄される者たちの健気さが一杯の話です。
一応単独としても読めるとは思いますが、やはり読まれていた方がこの物語を深く楽しめます。
というか、前シリーズの一巻から読んで馴れていかないと、結構きついです。
もし読まないことを選ばれましたら、本当にもったいないことです。
まぎれもなく名作ですから。
以下は前シリーズを読まれた方向けです。
切なく儚い物語は、次世代四人に引き継がれました…。初っ端から激しい鬱展開です。
3巻のあとがきで作者が語って事を思い出し。もしかしたら、路線を変えて、底抜けに明るい話になるかもと期待をしてたのですがそんなことはありませんでした。
読み終わった感想は、本当に作中のあるキャラクターのセリフがすべてです。
「浮遊大陸群は、そろそろ堕ちるべきなのかもしれない。
もっとも、この考えは彼女たちの行為の否定になるのですけどね。
でも、たぶん今シリーズの根幹となるセリフだと思います。
終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?#05 (角川スニーカー文庫) を読まれた方ならこの解かると思いますが、今シリーズの根幹にある諸悪の根源は、あの愚行です。
今シリーズではあの愚行の尻拭いのために、成長し子供でなくなった、”あの四人たち”が戦いに向かいます。
先輩に憧れ、先輩を目指してきた少女は残念ながら先輩の後継者になることはできず。諦めの果てに悲壮な決意を抱き戦地に赴き。
あの”愚行”ですべてを失った、一人の堕鬼種の青年将校と出会う…。
そして、先輩の後継者となった少女には…。
この本を読んで、再び、続きはいつ読めるのか…、果たして続きは出るのか?(前シリーズとは別の意味でちょっと不安を感じる)
そんな不安にじれる日々。
一緒に味わいましょう。
2017年4月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公が弱い。
物理的な意味ではなく、前作の主人公のアンチテーゼだから仕方ない、象徴的な意味。
システムの種明かしと呼ぶにはまだ貧弱で、僕らがここで与えられる知識は前作のおさらいと、少女たちのちょっぴり歪んだ成長を確かめる、そんな作業。
ちょっと混乱したのは、この四人はどうやらまだ、なぜか帰ってこられたヴィレムと会っていない。そしてクトリの転生体のことを知らない。
ここがかなり不親切だと感じたのは多分僕だけではないと思う。前の話のラストで、そんなのありか!?と多くの人を思わせたそのラストと四人の言動のつながりが全くない、これはつまりこれが今回の物語の伏線になること間違いなしな展開であることを示唆している。
挙句、この巻が終わるまで、ヴィレムも、転生したクトリの生まれ変わりも全く出てこない。ちょっと困った。
そして作者には悪いが言わせて貰わざるを得ない。いや、前作読んでないとわけわかんないと思うよ。むしろこの二人が出ないことで話が不自然になってるから。
私のことは忘れて。
この物語においても非常に重要なこの言葉は誰かと誰がの壮大な鬼ごっこがここに再び開幕する予感を感じさせるとともに、この二周目のようであって二周目ではないこの感じ、おそらく新しい主人公は物語を乗っ取り切らない感じが強く出ている。
それ故に、ガン種と同じような方向に行くのかなあ、という予感がこの巻からひしひしと出ている。
間違ってこの巻から買ってしまった人は、全力で先の五巻を読むことをお勧めする。
そうすれば、あの人は、私の恋人。
物理的な意味ではなく、前作の主人公のアンチテーゼだから仕方ない、象徴的な意味。
システムの種明かしと呼ぶにはまだ貧弱で、僕らがここで与えられる知識は前作のおさらいと、少女たちのちょっぴり歪んだ成長を確かめる、そんな作業。
ちょっと混乱したのは、この四人はどうやらまだ、なぜか帰ってこられたヴィレムと会っていない。そしてクトリの転生体のことを知らない。
ここがかなり不親切だと感じたのは多分僕だけではないと思う。前の話のラストで、そんなのありか!?と多くの人を思わせたそのラストと四人の言動のつながりが全くない、これはつまりこれが今回の物語の伏線になること間違いなしな展開であることを示唆している。
挙句、この巻が終わるまで、ヴィレムも、転生したクトリの生まれ変わりも全く出てこない。ちょっと困った。
そして作者には悪いが言わせて貰わざるを得ない。いや、前作読んでないとわけわかんないと思うよ。むしろこの二人が出ないことで話が不自然になってるから。
私のことは忘れて。
この物語においても非常に重要なこの言葉は誰かと誰がの壮大な鬼ごっこがここに再び開幕する予感を感じさせるとともに、この二周目のようであって二周目ではないこの感じ、おそらく新しい主人公は物語を乗っ取り切らない感じが強く出ている。
それ故に、ガン種と同じような方向に行くのかなあ、という予感がこの巻からひしひしと出ている。
間違ってこの巻から買ってしまった人は、全力で先の五巻を読むことをお勧めする。
そうすれば、あの人は、私の恋人。
2019年11月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
少し序盤でひっかかりましたが
何度か読み直し頭に情景が浮かんできました
そこを越えたら後はスラスラ進んで一気に終盤
もう一度だけ会いたいですね
何度か読み直し頭に情景が浮かんできました
そこを越えたら後はスラスラ進んで一気に終盤
もう一度だけ会いたいですね
2017年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
すかすか大好きですのでつい買いました
まだ読み終わっていないけど面白い
買って損しませんでした。
まだ読み終わっていないけど面白い
買って損しませんでした。
2017年10月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
誰もが読まずにいられない「すかすか」の続編。クトリとヴィレムが残した世界に生きる、あいも変わらず寂しい終末の世界が続いている。
2016年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
物語の中のファンタジー感みたいなものが一気に現実味を帯びて墜落(失墜?)してきたみたいな、
そういう爽快感を感じますね。
ああ、作者これずっといいったかったんだろうなあ、でも前作を綺麗にまとめるために
努めて排除してきたんだろうなあ、みたいな。
流れ的にはまた、ここからファンタジーに飛び立っていくんだろうけど。
せっかく新シリーズになったのだから、できればこの現実的感覚みたいなものは
つねに寄り添うような感じで、できれば回帰していく方向で進んで欲しいですね。
今作も前作同様、今流行りの、なんか救いようのない状況でもがくとか、ただ理不尽に悲劇一辺倒とか、そういう物語ではないです。
多様な価値観の中から読み手それぞれの感動を引き出してくれるような、
そんな質の良いテキスト群になってるんじゃないかと。幅広くおすすめしたいです。
そういう爽快感を感じますね。
ああ、作者これずっといいったかったんだろうなあ、でも前作を綺麗にまとめるために
努めて排除してきたんだろうなあ、みたいな。
流れ的にはまた、ここからファンタジーに飛び立っていくんだろうけど。
せっかく新シリーズになったのだから、できればこの現実的感覚みたいなものは
つねに寄り添うような感じで、できれば回帰していく方向で進んで欲しいですね。
今作も前作同様、今流行りの、なんか救いようのない状況でもがくとか、ただ理不尽に悲劇一辺倒とか、そういう物語ではないです。
多様な価値観の中から読み手それぞれの感動を引き出してくれるような、
そんな質の良いテキスト群になってるんじゃないかと。幅広くおすすめしたいです。
2017年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前作は最終5巻まで読んでます。
続きが気になって途中で読むのをやめられず、睡眠時間が削れるくらいハマりました。
今作は前作ほど面白くはないというのが正直な感想です。
その理由として考えられるのが、
①主人公の魅力が弱い
前作主人公のヴィレムに似た少し斜に構えたタイプでありながら、
悲しい過去、身体的な強さ、他者への包容力とあらゆる面でスケールダウン。
ヴィレムがクトリを戦闘訓練で組み伏せたように、今作主人公も妖精の1人を組み伏せるシーンがあります。
しかし人間の中でも限られた立場である準勇者として、尋常ならざる努力を積み、
数多くの戦いや修羅場を潜り抜けてきたヴィレムだからこそ、最強の兵器である妖精を組み伏せるのも納得できますが、
特にそういうわけでもなさそうな今作主人公が戦闘経験豊富なはずの妖精を組み伏せてしまうと、
妖精弱すぎだなぁ…と白けちゃいました。
そんな弱い妖精に任せて世界が大丈夫か不安になります。
あとは前作主人公への批判。
本心にせよ、そうでないにせよ、今作主人公が魅力的だった前作主人公を貶す姿は不快でした。
②敵の魅力が弱い
前作では十七種の獣が圧倒的に理不尽な存在として描かれ、だからこそ、その存在が妖精たちの悲壮な戦いの裏付けになっておりました。
しかし、今作ではどういう仕組みかはわかりませんが、獣は持ち運ばれ、テロリストらしき人物の兵器として良いように使われてます。
前作の理不尽で強大だった存在ではなくなり、500年前の地上の終焉も、前作の戦いも空しく感じられます。
総評として面白くなかったわけではないのですが、
続きが気になるほどの魅力は感じませんでした。
終末の世界観は好きでしたが、次巻以降は買わないかと思います。
続きが気になって途中で読むのをやめられず、睡眠時間が削れるくらいハマりました。
今作は前作ほど面白くはないというのが正直な感想です。
その理由として考えられるのが、
①主人公の魅力が弱い
前作主人公のヴィレムに似た少し斜に構えたタイプでありながら、
悲しい過去、身体的な強さ、他者への包容力とあらゆる面でスケールダウン。
ヴィレムがクトリを戦闘訓練で組み伏せたように、今作主人公も妖精の1人を組み伏せるシーンがあります。
しかし人間の中でも限られた立場である準勇者として、尋常ならざる努力を積み、
数多くの戦いや修羅場を潜り抜けてきたヴィレムだからこそ、最強の兵器である妖精を組み伏せるのも納得できますが、
特にそういうわけでもなさそうな今作主人公が戦闘経験豊富なはずの妖精を組み伏せてしまうと、
妖精弱すぎだなぁ…と白けちゃいました。
そんな弱い妖精に任せて世界が大丈夫か不安になります。
あとは前作主人公への批判。
本心にせよ、そうでないにせよ、今作主人公が魅力的だった前作主人公を貶す姿は不快でした。
②敵の魅力が弱い
前作では十七種の獣が圧倒的に理不尽な存在として描かれ、だからこそ、その存在が妖精たちの悲壮な戦いの裏付けになっておりました。
しかし、今作ではどういう仕組みかはわかりませんが、獣は持ち運ばれ、テロリストらしき人物の兵器として良いように使われてます。
前作の理不尽で強大だった存在ではなくなり、500年前の地上の終焉も、前作の戦いも空しく感じられます。
総評として面白くなかったわけではないのですが、
続きが気になるほどの魅力は感じませんでした。
終末の世界観は好きでしたが、次巻以降は買わないかと思います。