世界で一番貧しい、というのは本当だろう。
しかし、経済的には「金持ち」ではなくても、
この大統領は幸せだ。
そこには過酷な人生体験からの深い洞察がある。
そしてウルグアイの多くの人を幸せにした。
更に、世界中の人々に、幸せになる為の視点をメッセージとして届けた。
世界の歴史に名を残す大統領だろう。

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ホセ・ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領 (角川文庫) 文庫 – 2016/3/24
職業大統領、農場に住み月10万円で暮らす――希代の政治家の半生に迫る!
【2016年4月、本書の刊行記念で初来日!】
「私たちは発展するためにこの世にやってきたわけではありません。この惑星に、幸せになるためにやってきたのです」
「貧乏とは少ししか持っていないことではなく、無限に多くを必要とし、もっともっとと欲しがることです」
「今の地球の危機の原因は、環境の危機ではなく政治の危機なのです」
2012年6月、ブラジル、リオデジャネイロで開かれた国連の「持続可能な開発会議」でのスピーチが世界中から注目され、「世界でいちばん貧しい大統領」として質素な暮らしぶりが話題となったホセ・ムヒカ。その彼に19年にわたり密着取材し、ホセ・ムヒカの半生に迫った渾身のルポ。
[内 容]
世界が抱える諸問題の根源は、我々の生き方そのものにあると説いた伝説的スピーチで、一躍時の人となった南米ウルグアイ前大統領ホセ・ムヒカ。一国の長でありながら庶民的生活を貫き、国民の目線に立ち続ける柔和で読書好きな老人の生涯は、貧困、ゲリラ活動、投獄など衝撃の過去に満ちていた――。
「私が大統領を辞めたら本にしてもいいよ」19年にわたる現地取材を基に著した歴史的ルポが満を持して遂に文庫化!
[目 次]
はじまり
1 大統領候補
2 大統領
3 無礼者
4 アナーキスト
5 模範
6 カウディージョ
7 ずる賢いキツネ
8 証人
9 老人
10 預言者
11 伝説
[ホセ・ムヒカ]
ウルグアイ東方共和国在住。1935年5月20日生まれ。第40代ウルグアイ大統領(2010-2015)。妻はルシア・トポランスキ上院議員。趣味は園芸。事故によって三本脚となったマヌエラを含む数匹の犬や猫、鶏らと暮らす。2013年と2014年にノーベル平和賞にノミネート。
南米ウルグアイの首都モンテビデオ郊外の貧しい家庭に生まれ、早くに父を亡くし、幼い頃からパン屋、花屋などで働く。10代から政治活動を始め、1960年代初期に当時の独裁政権に反抗する非合法政治組織トゥパマロスに加わる。ゲリラ活動による投獄は4度に及び、最後の投獄は13年間にわたった。85年、出獄した数日後に行った初の大演説では、許すこと、過去を乗り越えることの重要性を説いた。
その後再び政治活動を始め、94年には下院議員に選出され、トゥパマロス出身の初の国会議員となる。99年、所属政党である人民参加運動(MPP)が最大議席数を獲得。
2012年6月、ブラジル、リオデジャネイロで開かれた「持続可能な開発会議」でのスピーチが世界中から注目され、「世界でいちばん貧しい大統領」として質素な暮らしぶりが話題となった。
【2016年4月、本書の刊行記念で初来日!】
「私たちは発展するためにこの世にやってきたわけではありません。この惑星に、幸せになるためにやってきたのです」
「貧乏とは少ししか持っていないことではなく、無限に多くを必要とし、もっともっとと欲しがることです」
「今の地球の危機の原因は、環境の危機ではなく政治の危機なのです」
2012年6月、ブラジル、リオデジャネイロで開かれた国連の「持続可能な開発会議」でのスピーチが世界中から注目され、「世界でいちばん貧しい大統領」として質素な暮らしぶりが話題となったホセ・ムヒカ。その彼に19年にわたり密着取材し、ホセ・ムヒカの半生に迫った渾身のルポ。
[内 容]
世界が抱える諸問題の根源は、我々の生き方そのものにあると説いた伝説的スピーチで、一躍時の人となった南米ウルグアイ前大統領ホセ・ムヒカ。一国の長でありながら庶民的生活を貫き、国民の目線に立ち続ける柔和で読書好きな老人の生涯は、貧困、ゲリラ活動、投獄など衝撃の過去に満ちていた――。
「私が大統領を辞めたら本にしてもいいよ」19年にわたる現地取材を基に著した歴史的ルポが満を持して遂に文庫化!
[目 次]
はじまり
1 大統領候補
2 大統領
3 無礼者
4 アナーキスト
5 模範
6 カウディージョ
7 ずる賢いキツネ
8 証人
9 老人
10 預言者
11 伝説
[ホセ・ムヒカ]
ウルグアイ東方共和国在住。1935年5月20日生まれ。第40代ウルグアイ大統領(2010-2015)。妻はルシア・トポランスキ上院議員。趣味は園芸。事故によって三本脚となったマヌエラを含む数匹の犬や猫、鶏らと暮らす。2013年と2014年にノーベル平和賞にノミネート。
南米ウルグアイの首都モンテビデオ郊外の貧しい家庭に生まれ、早くに父を亡くし、幼い頃からパン屋、花屋などで働く。10代から政治活動を始め、1960年代初期に当時の独裁政権に反抗する非合法政治組織トゥパマロスに加わる。ゲリラ活動による投獄は4度に及び、最後の投獄は13年間にわたった。85年、出獄した数日後に行った初の大演説では、許すこと、過去を乗り越えることの重要性を説いた。
その後再び政治活動を始め、94年には下院議員に選出され、トゥパマロス出身の初の国会議員となる。99年、所属政党である人民参加運動(MPP)が最大議席数を獲得。
2012年6月、ブラジル、リオデジャネイロで開かれた「持続可能な開発会議」でのスピーチが世界中から注目され、「世界でいちばん貧しい大統領」として質素な暮らしぶりが話題となった。
- 本の長さ336ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2016/3/24
- 寸法10.7 x 1.3 x 15 cm
- ISBN-104041043271
- ISBN-13978-4041043271
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商品の説明
著者について
●アンドレス・ダンサ:1976年モンテビデオ生まれ。ウルグアイカトリック大学社会コミュニケーション学部卒業。現在同大学で教鞭をとる傍ら、19年以上ジャーナリストとして活躍。文学雑誌のコラムニストとしてキャリアを開始し、その後「エル・オブセルバードル」誌に寄稿。1996年から週刊誌「ブスケダ」に勤務。複数の大統領の外国訪問に同行し、アルゼンチン、ベルギー、日本ではジャーナリズム講座を実施するなどしている。現在「ブスケダ」編集長。
●エルネスト・トゥルボヴィッツ:1967年モンテビデオ生まれ。IPAで歴史を専攻し、23年間ジャーナリストとして活躍。ラジオ局「センテナリオ」や「パナメリカーナ」に勤務した他、「ウルティマス・ノティシアス」紙や「トレス」誌の他、スペイン、エルサルバドル、アルゼンチンのメディアでも勤務経験がある。現在は「ブスケダ」誌の政治欄の編集者で、ホセ・ムヒカ大統領の外国訪問に12ヶ国以上同行した。
●エルネスト・トゥルボヴィッツ:1967年モンテビデオ生まれ。IPAで歴史を専攻し、23年間ジャーナリストとして活躍。ラジオ局「センテナリオ」や「パナメリカーナ」に勤務した他、「ウルティマス・ノティシアス」紙や「トレス」誌の他、スペイン、エルサルバドル、アルゼンチンのメディアでも勤務経験がある。現在は「ブスケダ」誌の政治欄の編集者で、ホセ・ムヒカ大統領の外国訪問に12ヶ国以上同行した。
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年11月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2017年1月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ウルグアイ元大統領の伝記。文が読みにくく、ムヒカさんの功績を表面的にザックリまとめているだけで、「え・・・そこ、もう少し深く知りたいんですけど」と思うこと多し。 (ノーベル平和賞候補にも挙がった大麻合法化の件など、超サラっと書かれている。) 感動したいなら、直接彼のスピーチの動画を見た方が良い。が、一応学びはあった。
① ムヒカ氏は、イメージ戦略の天才だということ。ウルグアイという小国が世界で注目を集め、発展に繋げるために、自分を「器」として用い、プロデュースすることに長けている。彼の目的は自分が尊敬されることではなく、もっと先(ウルグアイの人々の幸せ)を見ているからこそ、清々しい。良き政治家=良き外交家なんだと、つくづく思った。
② 元アナーキストのゲリラのメンバーで、13年刑務所で過ごした経験が、彼の人生に強い影響を与えている。死と隣り合わせの生活をしたからこそ、本当に人生で大切なのがお金や名誉でなく、愛する人だと気づいたのだろうし、刑務所で必要最低限に囲まれた質素な生活をしたからこそ、例のスピーチ「貧しさとは・・・」の名文が生まれたのだろう。
③ 自分が南米の政治事情について、知識がほぼゼロだと思い知らされた。そう言えば大学時代、BBCのドキュメンタリーで「赤十字隊員達が、南米のジャングルで、ゲリラ紛争の調停・和解を10年スパンでやっています」という番組を見て驚愕したことをチラッと思い出したが、今となってはそれがどこの国だったのか、サッパリ思い出せない。ムヒカ氏の伝記を読むと、南米という同じ大陸の中に、いかに全然違った政治的方針・人種構成・歴史文化を持つ国々が集まっているかよく分かり、そのヨーロッパ大陸並の個性の複雑さに驚かされた。南米人の友達との会話のネタ・質問したいことが増えただけで、十分収穫があったとしよう。
① ムヒカ氏は、イメージ戦略の天才だということ。ウルグアイという小国が世界で注目を集め、発展に繋げるために、自分を「器」として用い、プロデュースすることに長けている。彼の目的は自分が尊敬されることではなく、もっと先(ウルグアイの人々の幸せ)を見ているからこそ、清々しい。良き政治家=良き外交家なんだと、つくづく思った。
② 元アナーキストのゲリラのメンバーで、13年刑務所で過ごした経験が、彼の人生に強い影響を与えている。死と隣り合わせの生活をしたからこそ、本当に人生で大切なのがお金や名誉でなく、愛する人だと気づいたのだろうし、刑務所で必要最低限に囲まれた質素な生活をしたからこそ、例のスピーチ「貧しさとは・・・」の名文が生まれたのだろう。
③ 自分が南米の政治事情について、知識がほぼゼロだと思い知らされた。そう言えば大学時代、BBCのドキュメンタリーで「赤十字隊員達が、南米のジャングルで、ゲリラ紛争の調停・和解を10年スパンでやっています」という番組を見て驚愕したことをチラッと思い出したが、今となってはそれがどこの国だったのか、サッパリ思い出せない。ムヒカ氏の伝記を読むと、南米という同じ大陸の中に、いかに全然違った政治的方針・人種構成・歴史文化を持つ国々が集まっているかよく分かり、そのヨーロッパ大陸並の個性の複雑さに驚かされた。南米人の友達との会話のネタ・質問したいことが増えただけで、十分収穫があったとしよう。
2017年8月11日に日本でレビュー済み
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大統領の思想について知りたかった僕にとっては少し残念でした。
しかしネット上にスピーチが出てると書いてあったので、検索して動画を見たら感動しました。
しかしネット上にスピーチが出てると書いてあったので、検索して動画を見たら感動しました。
2018年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「失われた20年」とか「マイナス成長はダメだ」「貯蓄をしないで、金を使え」というマスコミの論調が今もって日本の主流であるが、私は、大部前からおかしいと思っていた。
ウルグアイ前大統領は、農場に住んで月10万円で暮らしていることを読んで、私の疑問は確信になりつつある。金銭を必要なだけ得たらそれで充分。それ以上得ることはあくせくするだけで不幸が増大する、と。今の日本でも、農家で自給自足に近い生活が出来れば、月10万円、年120万円で裕な生活が出来るのではないだろうか?
ウルグアイ前大統領は、農場に住んで月10万円で暮らしていることを読んで、私の疑問は確信になりつつある。金銭を必要なだけ得たらそれで充分。それ以上得ることはあくせくするだけで不幸が増大する、と。今の日本でも、農家で自給自足に近い生活が出来れば、月10万円、年120万円で裕な生活が出来るのではないだろうか?
2016年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
価値観とは何か?
考えさせられる本である。
テレビで特集を組んでいたのを見て購入したが、買ってよかった!
スピーチだけでなく、生きざまもよくわかった。
一度読んでみることをお勧めします。
考えさせられる本である。
テレビで特集を組んでいたのを見て購入したが、買ってよかった!
スピーチだけでなく、生きざまもよくわかった。
一度読んでみることをお勧めします。
2021年7月2日に日本でレビュー済み
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翻訳者の力量が問われる。読み辛く、頭に入らない。残念です。
2020年11月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本はおそらく、ウルグアイ人によるウルグアイ人のための本ではないでしょうか。特に最初のほうは知らない単語がいきなりぽんぽん出てくるため、ラテンアメリカ政治に詳しくなければほとんど何言っているか分かりません。また内容もムヒカのあまりに日常的かつ個人的な発言・行動ばかりが記されているため、第三者としては「知らんがな!」と言いたくなります。ただ最後のほうにはわずかにムヒカのキラキラした発言があります。なので読むなら最初からではなく最後から読んだほうがいいと思います。
2016年11月13日に日本でレビュー済み
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本の内容については、ここでは評論しない。本の体裁は別に問題ない。