しゃべる猫スコティのキャラがとても良い。
猫に関する描写が詳細なので、まるで目の前にスコティがいるように感じる。仕草がかわいい。
読み口軽く読んでいくと、途中から信じられないほど重くなる。この重さをなんとかしてくれ…と読み進めるしかなくなってしまう。エピローグが明るいので、読み終わった後はスコティのかわいさだけが残る。そしてもう一度読む。
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猫には推理がよく似合う 単行本 – 2016/9/2
深木 章子
(著)
「仕掛け花火が次々に炸裂するような本格ミステリ。
この贅沢さがうれしくて、喉が鳴ります」
――有栖川有栖氏、絶賛。
とある弁護士事務所に勤める花織は、先生に寄せられる依頼を盗み聞きしては、“おしゃべりする猫"のスコティと噂話に花を咲かせていた。ある日、愛らしく気高くちょっと生意気なスコティが、推理合戦を仕掛けてくる。「もしいま先生が殺されて、金庫の中身が盗まれたら、犯人は誰だと思う?」。金庫に入っているのは、5カラットのダイヤ、資産家の遺言書、失踪人の詫び状、12通の不渡り手形。怪しい依頼人たちを容疑者に、あれこれと妄想を膨らますふたり(1人と1匹)だったが、なぜか事件が本当に起きてしまい――。
この贅沢さがうれしくて、喉が鳴ります」
――有栖川有栖氏、絶賛。
とある弁護士事務所に勤める花織は、先生に寄せられる依頼を盗み聞きしては、“おしゃべりする猫"のスコティと噂話に花を咲かせていた。ある日、愛らしく気高くちょっと生意気なスコティが、推理合戦を仕掛けてくる。「もしいま先生が殺されて、金庫の中身が盗まれたら、犯人は誰だと思う?」。金庫に入っているのは、5カラットのダイヤ、資産家の遺言書、失踪人の詫び状、12通の不渡り手形。怪しい依頼人たちを容疑者に、あれこれと妄想を膨らますふたり(1人と1匹)だったが、なぜか事件が本当に起きてしまい――。
- 本の長さ304ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA/角川書店
- 発売日2016/9/2
- ISBN-104041044537
- ISBN-13978-4041044537
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商品の説明
著者について
●深木 章子:みき・あきこ1947年東京生まれ。東京大学法学部卒。元弁護士。60歳を機に執筆活動を開始、2010年に『鬼畜の家』で島田荘司選第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞。第2作『衣更月家の一族』と第3作『螺旋の底』で、第13回・第14回本格ミステリー大賞に2年連続でノミネートされる。他の著書に、『殺意の構図』『敗者の告白』『交換殺人はいかが? じいじと樹来とミステリー』『ミネルヴァの報復』。毎年発表される「本格ミステリ・ベスト10」では、5年連続ランクイン(20位以内)中。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA/角川書店 (2016/9/2)
- 発売日 : 2016/9/2
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 304ページ
- ISBN-10 : 4041044537
- ISBN-13 : 978-4041044537
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,281,366位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年7月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最後のどんでん返しに驚きました。この展開は私のなかにはありませんでした。たのしい作品です。
2017年1月10日に日本でレビュー済み
弁護士事務所のしゃべれる猫が創作した架空の殺人事件にたいして、
猫と事務員がディスカッションしながら容疑者を絞っていく。
その犯人が明らかになったと同時に現実に犯罪が起きる。
最後に睦月怜が現実に起こった事件の真相に迫るがすっきり感に欠ける。
そのため☆三つどまり。
猫と事務員がディスカッションしながら容疑者を絞っていく。
その犯人が明らかになったと同時に現実に犯罪が起きる。
最後に睦月怜が現実に起こった事件の真相に迫るがすっきり感に欠ける。
そのため☆三つどまり。
2022年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ライトな感じで読み進めていたら意外と重たい事件だった。
犯人は途中で察しがつきました。
犯人は途中で察しがつきました。
2020年11月1日に日本でレビュー済み
法律事務所の事務員として勤める椿花織には、猫のスコティを世話するのも仕事の内。ところが、このスコティは言葉をしゃべれるのだ。事務所にやってくる依頼人について話したり、スコティが作ったミステリーについてあれこれ話したりして、花織にとっては楽しい日々が過ぎていく。素敵な男性も現れる。しかし、そのうち事態はなんだか不穏な様相をきたしてきて…。最後に、どんでん返しがあって、なかなか企みのある小説で面白い。深木章子という作家は初めて読むが、他の作品も期待が持てるかもしれない。
2016年11月13日に日本でレビュー済み
まったく新しいミステリーに出合った!
最後のどんでん返し、の後にも、もしかしたら…と思わせるエピローグが少々。
現実と想像、想像と現実が、交叉しながら、物語が進む。
読後にさえ、真相はいったい、どちらの側にあるのか!?
と、考えることを楽しめる。
派手さは無く、人も死なない。
それでも、きっちり最後まで惹き付けて、満足させてくれた作者に感謝。
最後のどんでん返し、の後にも、もしかしたら…と思わせるエピローグが少々。
現実と想像、想像と現実が、交叉しながら、物語が進む。
読後にさえ、真相はいったい、どちらの側にあるのか!?
と、考えることを楽しめる。
派手さは無く、人も死なない。
それでも、きっちり最後まで惹き付けて、満足させてくれた作者に感謝。
2020年1月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
某雑誌で作家さんがオススメされてたので読みましたが
その設定って禁じ手じゃないの?
という後半の展開で嫌な気持ちになりました
前半の話なんだったんだろうねーってなります
その設定って禁じ手じゃないの?
という後半の展開で嫌な気持ちになりました
前半の話なんだったんだろうねーってなります