知人が出演する舞台を見る前の事前学習として購入しました。
江戸川乱歩さんの作品はテレビドラマでしかみていなかったので、本を読んを読んでより人気の秘密を垣間見たような気分です。
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黒蜥蜴 江戸川乱歩ベストセレクション (5) (角川ホラー文庫) 文庫 – 2009/1/24
江戸川 乱歩
(著)
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購入オプションとあわせ買い
"黒トカゲ"と呼ばれる、社交界の花形で暗黒街の女王である女賊。彼女は日本一のダイヤを手に入れるため、宝石商の娘の誘拐を図る。名探偵明智小五郎との頭脳戦は、いつしか淡く切ないものに様相を変え……。
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- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA/角川書店
- 発売日2009/1/24
- ISBN-104041053323
- ISBN-13978-4041053324
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商品の説明
著者について
●江戸川 乱歩:えどがわらんぽ●1894年三重県生まれ。1923年「二銭銅貨」でデビュー。明智小五郎シリーズなどを世に送る。1965年死去。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA/角川書店 (2009/1/24)
- 発売日 : 2009/1/24
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 224ページ
- ISBN-10 : 4041053323
- ISBN-13 : 978-4041053324
- Amazon 売れ筋ランキング: - 211,026位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 416位角川ホラー文庫
- - 1,128位SF・ホラー・ファンタジー (本)
- - 19,117位文芸作品
- カスタマーレビュー:
著者について
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1894年三重県生まれ。早稲田大学卒業。雑誌編集、新聞記者などを経て、1923年「二銭銅貨」でデビュー。以後、「D坂の殺人事件」などの探偵小説を 次々発表。怪奇小説、幻想小説にも優れた作品が多い。代表的なシリーズに、「怪人二十面相」「少年探偵団」などがある。日本の小説界に多大なる業績を残 す。65年没(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 大槻ケンヂが語る江戸川乱歩 私のこだわり人物伝 (ISBN-13:978-4041847213)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年11月16日に日本でレビュー済み
美貌の盗賊「黒蜥蜴」VS名探偵・明智小五郎!!!
江戸川乱歩 著
『黒蜥蜴』
~霧名亜夜斗のこの小説が面白い!!!~
《あらすじ》
社交界の花形にして暗黒街の女王、左の腕に黒蜥蜴の刺青をしているところから、その名も《黒蜥蜴》と呼ばれる美貌の女賊が、大阪の大富豪、岩瀬家の所蔵する日本一のダイヤモンド「エジプトの星」を狙って、大胆不敵な挑戦状を叩きつけてきた!!!
妖艶な女怪盗と名探偵・明智小五郎との頭脳戦は、いつしか立場の違いを超えた淡く切ない感情へと発展していく・・・・・・・・
《解 説》
「…美しい女の左の腕に、一匹の真っ黒に見える蜥蜴(とかげ)が這っていた。
それが彼女の腕のゆらぎにつれて、吸盤のある足をヨタヨタと動かして、這い出したように見えるのだ。
今にもそれが、肩から頸、頸から顎、そして彼女の真っ赤なヌメヌメとした唇までも、這い上がって行きそうに見えながら、いつまでも同じ腕に蠢いている。
真に迫った一匹の蜥蜴の入墨であった…」
(本文より)
『黒蜥蜴』(くろとかげ)というと、三島由紀夫・脚本、美輪明宏・主演の演劇があまりにも有名ですね。
本書はその原作であたります。
黒蜥蜴は、基本的には怪盗です。
同じく乱歩が生んだ怪人二十面相は、「血をみるのが嫌い」で、人を殺さないのですが、黒蜥蜴は平気で人に拳銃を向けます。
婦女子の誘拐もお手の物です。
彼女が集めるのは
、
「この世のありとあらゆる美しい物」です。
それにはダイヤモンドなどの宝飾品だけではなく、美少女・美少年までもが含まれているのす・・・・(以下、ネタバレの為、割愛)
しかも彼女は変装の名人で神出鬼没。
どんな警戒厳重な場所にも潜入してきます。
この狡猾な盗賊を迎え撃つのが、我らが名探偵・明智小五郎。
バリッとスーツを着こなした、モダンな紳士探偵です。
果たして両者の頭脳合戦は如何に??
ちなみに黒蜥蜴は、時折、自分自身のことを「僕」と言います。いわゆる「ボクっ子」の原点なんでしょうか?
長編冒険探偵小説、いわゆる「怪盗対名探偵」物に興味がある方に、本作品を強く推薦いたします。
江戸川乱歩 著
『黒蜥蜴』
~霧名亜夜斗のこの小説が面白い!!!~
《あらすじ》
社交界の花形にして暗黒街の女王、左の腕に黒蜥蜴の刺青をしているところから、その名も《黒蜥蜴》と呼ばれる美貌の女賊が、大阪の大富豪、岩瀬家の所蔵する日本一のダイヤモンド「エジプトの星」を狙って、大胆不敵な挑戦状を叩きつけてきた!!!
妖艶な女怪盗と名探偵・明智小五郎との頭脳戦は、いつしか立場の違いを超えた淡く切ない感情へと発展していく・・・・・・・・
《解 説》
「…美しい女の左の腕に、一匹の真っ黒に見える蜥蜴(とかげ)が這っていた。
それが彼女の腕のゆらぎにつれて、吸盤のある足をヨタヨタと動かして、這い出したように見えるのだ。
今にもそれが、肩から頸、頸から顎、そして彼女の真っ赤なヌメヌメとした唇までも、這い上がって行きそうに見えながら、いつまでも同じ腕に蠢いている。
真に迫った一匹の蜥蜴の入墨であった…」
(本文より)
『黒蜥蜴』(くろとかげ)というと、三島由紀夫・脚本、美輪明宏・主演の演劇があまりにも有名ですね。
本書はその原作であたります。
黒蜥蜴は、基本的には怪盗です。
同じく乱歩が生んだ怪人二十面相は、「血をみるのが嫌い」で、人を殺さないのですが、黒蜥蜴は平気で人に拳銃を向けます。
婦女子の誘拐もお手の物です。
彼女が集めるのは
、
「この世のありとあらゆる美しい物」です。
それにはダイヤモンドなどの宝飾品だけではなく、美少女・美少年までもが含まれているのす・・・・(以下、ネタバレの為、割愛)
しかも彼女は変装の名人で神出鬼没。
どんな警戒厳重な場所にも潜入してきます。
この狡猾な盗賊を迎え撃つのが、我らが名探偵・明智小五郎。
バリッとスーツを着こなした、モダンな紳士探偵です。
果たして両者の頭脳合戦は如何に??
ちなみに黒蜥蜴は、時折、自分自身のことを「僕」と言います。いわゆる「ボクっ子」の原点なんでしょうか?
長編冒険探偵小説、いわゆる「怪盗対名探偵」物に興味がある方に、本作品を強く推薦いたします。
2015年7月16日に日本でレビュー済み
『黒蜥蜴』は1934年(昭和11)1月から11月まで「日の出」に連載された小説だ。角川ホラーミステリー文庫の『孤島の鬼』の解説によると、乱歩は昭和5年の『蜘蛛男』から一連の明智小五郎シリーズを書いている。所謂、通俗スリラーや大衆探偵小説といわれるもので、本格探偵小説ではない。『黒蜥蜴』も通俗スリラーの系譜に連なる作品だ。話の内容は、黒蜥蜴こと緑川夫人と明智小五郎の、宝石商のお嬢さんと「エジプトの星」という宝石をめぐる対決である。ついでに、『孤島の鬼』は昭和4年に書かれたもので、本格探偵小説から大衆探偵小説に移行するターニングポイント的な作品である。また、昭和2年に朝日新聞に『一寸法師』を連載し、この作品は明智小五郎が登場する、初長編小説であるが、『蜘蛛男』以前のものなので、本格探偵小説になっている。明智小五郎の短編小説なら、「二銭銅貨」、「屋根裏部屋の散歩者」など大正末、昭和1,2年に発表された、本格探偵小説がある。
さて、amazonレビューのタイトルについてであるが、黒蜥蜴こと緑川夫人は、男にも変装するので、時々、一人称がボクになる。これはボク少女の先取りかと思ったが、菅賀江留郎『戦前の少年犯罪』(築地書館)によると、1934年(昭和9)前後、女学生の間で「キミ」「ボク」「失敬」といった男言葉を使うのが流行し、当時の文部大臣荒木貞夫が「キミ・ボク」禁止令を出したそうです(p190)。
さて、amazonレビューのタイトルについてであるが、黒蜥蜴こと緑川夫人は、男にも変装するので、時々、一人称がボクになる。これはボク少女の先取りかと思ったが、菅賀江留郎『戦前の少年犯罪』(築地書館)によると、1934年(昭和9)前後、女学生の間で「キミ」「ボク」「失敬」といった男言葉を使うのが流行し、当時の文部大臣荒木貞夫が「キミ・ボク」禁止令を出したそうです(p190)。
2017年3月20日に日本でレビュー済み
当時はそんな概念なかっただろうけど、ラノベである。ジュブナイルものと言えば良いのか、とてもわかり易くてどんどん読めるのは、乱歩ミステリらしからぬところ。内容は黒蜥蜴と呼ばれる女怪盗と名探偵明智小五郎の対決。資産家である宝石商の令嬢をさらうと犯行予告が届き、明智は彼女の身辺警護を固めるが出し抜かれて誘拐を許してしまう。明智は彼女を追い詰めるが持っていた拳銃を奪われてしまい、取り逃がす。そして繰り返される犯行予告・・・と言う筋立てだが、2度目に令嬢が誘拐されてしまった後はなかなか強烈な展開。船に令嬢を乗せて逃走しようとする黒蜥蜴を追った明智は、「人間椅子」のトリックを逆手に取って船内に潜伏。ところが黒蜥蜴にバレてしまい、明智が潜んだ椅子は簀巻きにされて海中に投棄される。
遂に仇敵を屠った黒蜥蜴は、令嬢を秘密博物館に運び込む。そこは黒蜥蜴が収集した貴金属類のみならず、何と生きた人間を牢獄に監禁してコレクションしてあったのだ。そして令嬢は裸に剥かれて、やはり裸の男が監禁されている獄中に放り込まれる。
この黒蜥蜴と明智の死闘の結末は読んでもらいたいが、遂に敗北を認めた黒蜥蜴が毒を呷り絶命する直前に好敵手だった明智小五郎への恋心を告白するラストシーンが名場面。映像化されてもさぞや見栄えがした事だろう。黒蜥蜴に扮した三輪明宏の唇を奪うのは難演技だったかも知れないが。
さて最後の牢獄シーンが典型だが、SM趣味が随所に現れるのはとても嬉しい。冒頭からして、クリスマスイブのパーティーでストリップショーを演じた黒蜥蜴の元に庇護を求めにやって来る、殺人を犯した武闘家の男。黒蜥蜴は裸身で男を悩殺しながら庇護を約束し、男に奴隷となるよう誓わせるのである。何と素晴らしい導入ではないか。
本当に最初から最後まで耽美趣味だが、スピーディーな展開で全く飽きさせない。あえて「ラノベ」的に書いたところに、職業作家としての乱歩の如才なさが窺える、などと書いたらうがち過ぎだろうか? B級ミステリの傑作と評価したい。
遂に仇敵を屠った黒蜥蜴は、令嬢を秘密博物館に運び込む。そこは黒蜥蜴が収集した貴金属類のみならず、何と生きた人間を牢獄に監禁してコレクションしてあったのだ。そして令嬢は裸に剥かれて、やはり裸の男が監禁されている獄中に放り込まれる。
この黒蜥蜴と明智の死闘の結末は読んでもらいたいが、遂に敗北を認めた黒蜥蜴が毒を呷り絶命する直前に好敵手だった明智小五郎への恋心を告白するラストシーンが名場面。映像化されてもさぞや見栄えがした事だろう。黒蜥蜴に扮した三輪明宏の唇を奪うのは難演技だったかも知れないが。
さて最後の牢獄シーンが典型だが、SM趣味が随所に現れるのはとても嬉しい。冒頭からして、クリスマスイブのパーティーでストリップショーを演じた黒蜥蜴の元に庇護を求めにやって来る、殺人を犯した武闘家の男。黒蜥蜴は裸身で男を悩殺しながら庇護を約束し、男に奴隷となるよう誓わせるのである。何と素晴らしい導入ではないか。
本当に最初から最後まで耽美趣味だが、スピーディーな展開で全く飽きさせない。あえて「ラノベ」的に書いたところに、職業作家としての乱歩の如才なさが窺える、などと書いたらうがち過ぎだろうか? B級ミステリの傑作と評価したい。
2011年1月13日に日本でレビュー済み
言わずと知れた明智小五郎シリーズ。
美しいものを愛する女賊・黒蜥蜴と、名探偵明智小五郎の対峙が描かれている。
賊と名探偵を扱う為か、ストーリーは読者が推理する形式の小説ではない。
しかし乱歩独特の文章に彩られた黒蜥蜴の毒々しいまでの魅力や、女賊・名探偵の緊張感ある対決は、今読んでも決して色あせてはいない。
過去の名作という意味では、一読の価値がある小説であると思う。
美しいものを愛する女賊・黒蜥蜴と、名探偵明智小五郎の対峙が描かれている。
賊と名探偵を扱う為か、ストーリーは読者が推理する形式の小説ではない。
しかし乱歩独特の文章に彩られた黒蜥蜴の毒々しいまでの魅力や、女賊・名探偵の緊張感ある対決は、今読んでも決して色あせてはいない。
過去の名作という意味では、一読の価値がある小説であると思う。