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いるいないみらい 単行本 – 2019/6/28

4.2 5つ星のうち4.2 165個の評価

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未来の選択に直面した人たちの、切なくもあたたかな物語。

話題作『トリニティ』『じっと手を見る』著者最新作!

いつかは欲しい、でもそれがいつなのか、わからない。

夫と二人の快適な生活に満足していた知佳(35歳)。しかし妹の出産を機に、彼の様子が変わってきて……「1DKとメロンパン」
妊活を始めて4カ月が過ぎた。時間がないとあせる妻に対し、夫の睦生(34歳)は……「無花果のレジデンス」
独身OLの茂斗子(36歳)は、単身者しか入居していないはずのマンションで子どもの泣き声を聞いて……「私は子どもが大嫌い」

子どもがいてもいなくても……毎日を懸命に生きるすべての人へ、
そっと手を差し伸べてくれる、5つの物語。



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商品の説明

出版社からのコメント

全世代読者が共感!
書店員さんから届いた、絶賛の声!

欲しいと思っても手に入らないこともある。既に持っているものの幸せを忘れてしまうこともある。節子さんの言葉が優しく響く最終話が一番好きでした。
――明林堂書店・大分本店 多田由美子さん

いろんな意味でアラサー女子の心に刺さる短編集をありがとうございます(笑)。生き急ぐすべてのアラサー男女にオススメしたい1冊。
――未来屋書店・ヒロロ店 福原夏菜美さん

いろいろと子どもについて考えても、子どもが生き易い世の中に、なかなかならない現状に、少し希望を見出すヒントが隠れた作品だと思いました。
――くまざわ書店・南千住店 阿久津武信さん

理想的なステレオタイプな人生は、どこかにあるのかもしれないけれど、きっとそれはまれで、今、目の前にある愛情をしっかり抱きしめて生きていこうと思いました。
――有隣堂・伊勢佐木町本店 佐伯敦子さん

子を持つ、持たない、男女それぞれの葛藤がたいへん興味深く、選択を迫られる世代はもちろん、子育てを終えた人、子を持たない選択をした人にも心に響く作品だと思います。
――ときわ書房・ラパーク千城台店 片山恭子さん

女性にとって子供を産むということは重大な決断であり、人生を変えてしまうかもしれない。子供がいるから幸せとは限らず、自分が自分らしく幸せでいれることの為に夫婦で話し合い同じ道を進めることが幸せなのだと思いました。
――TSUTAYA積文館書店・八女店 徳永智華さん

心の傷と向き合い寄り添う主人公たち。優しさと切なさが胸に沁みました。それが正しい選択かどうか、迷いながら生きている私たち。選び疲れた人におすすめしたい物語です!
――MARUZEN・名古屋本店 竹腰香里さん

子どもをキーワードに描かれた5つの作品は、どれも幾ばくか哀しくて切なくて、でも救いがあり未来を写している。美澄さんの上手さが際立つ、珠玉の短編集。
――大垣書店・豊中緑丘店 井上哲也さん

5つの短編、そのほとんどに食べ物がからんでいる。匂い・味・食べた部屋・時間・一緒に食べた人、いたけれども食べなかった人、平穏な生活の中にある不穏、波立つ不安定な生活の中に差す光。そういったものを描くのが窪美澄は上手い。誰もに、自分を時々抱きしめて生きて欲しいと思う。
――有隣堂・ラスカ小田原店 高橋美羽子さん

全ての人々に、優しい気持ちになって、人々に接して欲しい。孤独を背負う人々にどうか、温かい心を持って生きて行ってくれたら、もしかしたらやがて答えが見つけ出せるのかもしれないと思いました。
――書泉ブックタワー 江連聡美さん

著者について

●窪 美澄:くぼ・みすみ 1965年、東京都生まれ。2009年「ミクマリ」で第8回「R‐18文学賞」大賞を受賞。受賞作を収録した『ふがいない僕は空を見た』で山本周五郎賞を受賞。同書は11年本屋大賞2位に選ばれ、映画化もされた。12年『晴天の迷いクジラ』で山田風太郎賞を受賞。その他の著書に『クラウドクラスターを愛する方法』『アニバーサリー』『雨のなまえ』『さよなら、ニルヴァーナ』『アカガミ』『すみなれたからだで』などがある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA (2019/6/28)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2019/6/28
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 224ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4041054923
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4041054925
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.6 x 2 x 19.5 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 165個の評価

著者について

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窪 美澄
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上位レビュー、対象国: 日本

2024年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ありきたりな話の数々に思えるのだけれど、とてもリアルに描きこまれている!
キャラクターに不自然さはないし、いつの間にか共感共鳴していたりもするのだ!
2023年6月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供と親はある期間一緒に暮らす。そしてある期間見守る。だから機械がこわれて買い替えるのとはわけが違う。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年8月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ふがいない~を読んでからずっとファンで全て読破しました。特に短編集は何度も読み返す程好きなので今回も楽しみでした。が、どうしても作者さんの得意分野の不妊、大人になれない大人達のような登場人物が今までの作品とだぶりました。この展開は読んだ事あるみたいな(>_<)数少ない新作を楽しみにしている作家さんなのでこれからに期待したいです。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子育てどころか結婚もせずに50歳が間近になると納得して選んだ道の筈なのに「これで本当に良かったんだろうか?」「自分の人生は歪なものじゃないのだろうか?」という想いがふと過ぎったりする。生涯未婚率の上昇も、少子化も驚くほどのスピードで進んでいるにも関わらず、である。

それじゃそんな想いがどこから来るのかと言えば自分の中にしらずしらずのうちに根差してしまっている世間的常識みたいな物があるのじゃないのかと。「結婚したからって子供を持つ事が全てでは無いだろ」「子供が嫌いでもそれは個人の勝手でしょ」みたいな事はネット上に書き散らすのであればともかく身内や知人に面と向かって言うのは中々心理的ハードルが高かったりする。

少し前置きが長くなったのだけど、窪美澄の短編集である本作はそんな常識に縛られている自分に気付かせてくれる部分がある。5作の短編から構成されているのだけれども、各作品の主役を務めるのは基本的に子無しの夫婦が、それも子供を持たないまま歳を重ねてしまった夫婦が多い(一作だけ結婚しないままアラフォーになった女性を主人公にした作品も含まれている)

基本的には穏やかに生きる夫婦の日常が描かれているのだけれども、そんな彼らの日常は「自分たちは子供を持つべきだろうか?」という問いに向き合う事で動き始める。当然ながら彼らには、というか実際にお腹に子供を宿す事になる奥さんには年齢的に残された時間があまり無い。当然ながら子供を持とうとするのであれば即決を迫られる。

だが、夫からであれ妻からであれ夫婦の片割れが望んだとしても相方が同意してくれるとは限らない。単純に経済的余裕の無さであったり、あるいは妊活の辛さに耐えかねて「本当に子供を持つ事ばかりが全てなの?」と相方の願いに応えられないという本音を漏らさざるを得なくなったりする。

この本音を漏らすのがひどい冷血漢であったりすれば、まだ救われるのだけれども基本的にこの作品にはそんな分かりやすい悪人は登場しない。善人だからこ上で書かせて頂いた様な「世間的常識」に背く形で自分の想いを吐露する姿が読む側に突き刺さる。何よりそんな本音を吐かざるを得ない状況が容赦なく描かれるので余計に遣る瀬無い。

作中に登場する妊活に必死な奥さんの想いに報いる為に自分の生殖能力を産婦人科で調べて貰う事になった旦那さんの姿には絶句させられた。採精室という、要するに夫の精液を採取する部屋で見たくもないポルノに囲まれて気分も乗らないのに自分のモノをしごいて必死で精液を絞り出そうとする姿など同じ男性として「そこまで惨めな思いを耐えなきゃならないの?そこまでして子供を持つ必要なんてあるの?」と愚痴の一つも言いたくなってしまう。

投げ掛けられる問いが「子供を持つべきか?」という類ならまだ優しい方かもしれない。「私は子どもが大嫌い」と中々刺激的なタイトルが題された作品では「人として生まれたのであれば子供は無条件に愛すべき」という常識に対して揺さぶりが掛けられる。

タイトル通りアラフォーになっても独り身で親とともに暮らす女性が半分ネグレクトに近い状態で育てられる幼児と出会う話なのだけど、彼女の「子供」という存在に対する否定的な感情の正体に対して、「与えられた事が無い愛情は他人に与える事が出来ない」という事情を知った時に彼女の在り方を否定できる読者はどれだけいるだろうか?

こう書くと厳しい問いが投げ掛けられるばかりで読んでいて辛くなる作品かと思われるかも知れないが、救いとなる人物をふんだんに用意してくれているのが作者である窪美澄の優しさだろうか?子供を持たないまま長い人生を歩んだ元上司の奥さんであったり、戦後の混乱と男不足の中で独り身を貫く事になった女性であったり背負った背景は様々なのだけれども見守ってくれる人々がどの作品にも登場する。

世間的常識に背く様な自分の本音を知ってしまった主人公たちは当然ながら世間から切り離された様な孤独を味わう事になるし、似た様な事情を背負った読者も同じ様な疎外感を味わうかもしれない。だが、本当にそれだけが全てかと、「子供を育て、愛する」だけが正しい生き方なのかと諭す様な優しさもあるのだな、とその点においては大いに感心させられた。

恐らくこの作品に関心を持たれた方の中にも一人で、あるいはパートナーと二人だけで歩み続ける人生に疑問を抱かれる方もおられるかもしれない。そしてそんな疑問が孤独感に繋がった時に「世間と言うのはそこまで狭いもんじゃない」と勇気づけてくれる、そんな作品。結婚も子育ても縁遠くなった人が増える今の時代だから自分の中に根差している常識と向き合うために読まれるべき一冊だと申し上げたい。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年7月3日に日本でレビュー済み
Vine先取りプログラムメンバーのカスタマーレビュー( 詳細 )
子供を持つべきかどうかという問いに向き合う夫婦の物語を描いた短編集。
子供の有無による人生の違いや常識にとらわれることへの疑問を、登場人物とともに考えさせられます。
自分の本音との世間とのずれに、いかに折り合いをつけられるか悩みつつ、
理解してくれる人々に支えられていく。

著者の過去の作品よりも、ぬくもりを感じられるような気がします。
2021年10月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
素敵な作品でした。
ある大人に子供が「いる」か「いない」か。表面的に見れば単純な対立でしかないけれど、そこに至るにはそれぞれの決意、苦悩などの様々な思いがある。「いる」未来を手繰り寄せるのか、葛藤する姿もある。
自身と周りの人たちを重ねながら読み進めました。こんな考えもあるのだなという発見も。自分の「みらい」はどうなるかわからないけど、いろいろな形があっていい。そう思わせてくれました。

窪さんの作品は初めてでしたが、美しい描写、引き込まれる物語の展開に、ページをめくる手が止まりませんでした。最後の章「金木犀のベランダ」が特に好きで、節子さんの優しい言葉が胸に響きました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年8月15日に日本でレビュー済み
子どもがいないということにまつわる5つの短編集。

私は妻と結婚して8年で何度か流産して子どもはいないが、それが運命だと受け止めて妻と仲良く暮らしている。

子どもがいない夫婦でも、不妊治療をしてもうまくいかないケースもあれば、子育てに自信がなかったり経済的な余裕がなかったりで子どもをつくらなかったり、両者が合意であえて子どもをつくらないという選択をしたケースもある。

本書の主人公たちは、どちらかというと積極的に子どもがほしいと望んでいるわけではなく、様々な不安を抱えながら、今を懸命に生きているケースが多いように感じた。

子どもができても障害があるかもしれないし、病気になるかもしれないことを考えると、健康に育つだけでも奇跡のようなことだと思う。

個人的には、最終章の「金木犀のベランダ」に出てくる節子さんの言葉が印象的だった。

昔はね、ふたつも選べなかった。結婚と仕事、ふたつ手に入れることは難しいことだったの。今の人は結婚も、仕事も、子どもも、手に入れることができる。本当にいい時代になった。長生きして、それを見届けられて良かったと思う。結婚しようにもね、戦争で男がみんな死んだでしょう。結婚相手はいなかった。ずっと一人よ。子どももいない。
欲しいと思ったものが手に入らないこともあるの。手に入らなくても欲しい、欲しいって手を伸ばすのが人間だもの。だけど、すでに持っているものの幸せに気付かないことも、時にはあるわね。それに…欲しい、欲しいと思っていて、あきらめていたものがふいに手に入るということもあるの。私は家族もいない独居老人だけど、この商店街の人たちを家族みたいに思ってる。ずっと欲しかったものがふいに手に入ったような気がする。

子どもがいないことを嘆いたり、悲しんだりするのではなくて、今誰かといられる幸せを大事にしたいと改めて考えさせられる言葉だった。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年8月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まずは、文章がキレイ。読みやすい。比喩の仕方も分かりやすくて私の好きなタイプの本でした。
ちょうど流産をした時に読んだ本。
子供がいてもいなくても、しあわせだと思えるような考え方が出来ればいいなと思いました。
妊娠するまで、子供はいらない派だった私。
妊娠して、子供がいる未来を考えて、流産して、子供がいない未来を考えて、授かりのものだから、どっちに転んでも私の人生って思えるようになりました。
沈んだ心を明るくしてくれた本でした。
この時期に出会えてよかったです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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