おもしろいです。
MIKAさんの絵に引かれて買ったのですが、中身も期待を裏切らない内容と言えるでしょう。
数ある「作家モノ」の中でも、ヒット作の『エロマンガ先生』とか好きな人にはあってるような気がします。
逆に言うと、望公太とか相沢沙呼とか、ギョーカイへの「恨み節」「ハウツー」に終始する作品が好きな方には向かないかも。
なんとなく、現況「作家モノ」の読者は、
「『エロマンガ先生』、超おもしれー!他のも他のも!」
となった読者が、前述の望公太やら何やら「(データ取れるほど売れてもいないのに)自分はラノベを完全に職業として見ている(ドヤァ)」みたいな上から目線作家」の作品に触れて、がっかりして離れていっている気がするので。
『のうコメ』の作者の新作ということで結構、不条理ギャグ的なラブコメを想像していたのですが、完全な王道作品でびっくりしました。
漫才チックな会話分の連打は相変わらずですが、ストーリーはきっちり起承転結まとまっていて、次回への引きもしっかりしています。
「作家モノ」小説も、ラノベ・マンガ・一般文芸ともに飽和状態にありますが、その中で数少ないヒット作もチラホラ現れだした感じです。
できれば売れてほしいですね。
以下はあらすじ。
・ダークファンタジーを書かせたら天才だがラブコメに関してはポンコツな女子高生作家
・アドバイスを呑み込んでそつなく作品を仕上げるが可も無く不可も無くなOL作家
このダブルヒロインを、ベストセラーを出すことに命を燃やすワケアリ若手編集者が担当していく話です。
まー、ダブルヒロインがイラスト力も相まってめちゃくちゃ可愛いですね。
あと、サブキャラがメインに負けないくらい可愛いのもよいですね!
両ヒロインのかかえるテーマが明確で、きちんと色分けされている、非常にわかりやすく作られているように見受けられました。
今後が楽しみです。

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美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!! (角川スニーカー文庫) 文庫 – 2017/7/1
春日部 タケル
(著),
Mika Pikazo
(イラスト)
「のうコメ」春日部タケル最新作は、編集×作家のお仕事ラブコメ!?
文芸編集者を志望して出版社に就職した黒川清純は、何故かラノベを作る《S文庫編集部》に配属されてしまう。しかも引継いだ“天才”JK作家はラブコメの才能が0で!? 変人作家たちと挑む、100万部への道!
文芸編集者を志望して出版社に就職した黒川清純は、何故かラノベを作る《S文庫編集部》に配属されてしまう。しかも引継いだ“天才”JK作家はラブコメの才能が0で!? 変人作家たちと挑む、100万部への道!
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2017/7/1
- 寸法10.6 x 1.5 x 14.9 cm
- ISBN-104041059615
- ISBN-13978-4041059616
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2017/7/1)
- 発売日 : 2017/7/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 296ページ
- ISBN-10 : 4041059615
- ISBN-13 : 978-4041059616
- 寸法 : 10.6 x 1.5 x 14.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,000,438位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2019年10月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
のうコメでふらのとのやり取りが好きだった人にはオススメできます。
編集者の話で誤植が目につくのはちょっと笑えませんが・・
編集者の話で誤植が目につくのはちょっと笑えませんが・・
2018年8月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
脳コメに引けを取らないギャグセンスで期待通り!
……と思いきや、鳥肌が立つほど面白いストーリー展開だった。
脳コメは中盤の巻から裏切り騙し別れのドス黒いシリアス展開になり、苦しんで苦しんで苦しんで苦しんでなんとかポジティブに戻る感じだったが、今回は一冊でシリアスが終わるので、とても読みやすかった。
それに、ラストはすべてのピースがハマって、本当に前向きになれる展開だった。
タイトルから想像つくような物語ではないので、ぜひネタバレ無しで読んで欲しい。
ちなみに、この巻の子で話が進んでいくのかと思いきや、2巻は超個性的なあの子がメインになる。
2巻は作者の個性が爆発して、キャラも可愛くなっているので、ぜひ読んで欲しい。
……と思いきや、鳥肌が立つほど面白いストーリー展開だった。
脳コメは中盤の巻から裏切り騙し別れのドス黒いシリアス展開になり、苦しんで苦しんで苦しんで苦しんでなんとかポジティブに戻る感じだったが、今回は一冊でシリアスが終わるので、とても読みやすかった。
それに、ラストはすべてのピースがハマって、本当に前向きになれる展開だった。
タイトルから想像つくような物語ではないので、ぜひネタバレ無しで読んで欲しい。
ちなみに、この巻の子で話が進んでいくのかと思いきや、2巻は超個性的なあの子がメインになる。
2巻は作者の個性が爆発して、キャラも可愛くなっているので、ぜひ読んで欲しい。
2017年7月12日に日本でレビュー済み
コメディの部分は楽しめました
おそらくここを読んでいる春日部タケルさんへ
2巻マダー
おそらくここを読んでいる春日部タケルさんへ
2巻マダー
2017年7月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ギャグは相変わらず面白いけど
シリアスシーンが上滑り
主人子の暗い過去いるかなと思ってしまった
できれば、最後まで笑わせて欲しかったな
シリアスシーンが上滑り
主人子の暗い過去いるかなと思ってしまった
できれば、最後まで笑わせて欲しかったな
2017年10月20日に日本でレビュー済み
ラノベでここまで笑ったの久しぶりでした。
ヒロインのボケと主人公のツッコミのキレが半端なかったですね!
2巻楽しみにしてます。
ヒロインのボケと主人公のツッコミのキレが半端なかったですね!
2巻楽しみにしてます。
2017年9月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
脳コメ作者の新作ですが、相変わらずギャグシーンはキレキレです。
それでいてラノベ編集者を上手く描写しています。
後半のシリアスシーンで若干テンションダウンしますが、綺麗に話が纏まっていて楽しめました。
それでいてラノベ編集者を上手く描写しています。
後半のシリアスシーンで若干テンションダウンしますが、綺麗に話が纏まっていて楽しめました。
2017年7月30日に日本でレビュー済み
春日部タケル先生しか書けない小説だった。
2巻にも期待したいです。
2巻にも期待したいです。