5巻まで読んだ後の感想でネタバレ気味かもしれないので、気になる方はこの評は読み飛ばして、可愛い人狼ハーフの子との冒険をお楽しみ下さい。
さて、世界の有り様(その種族の肉体条件や環境)が言語の形を規定しているが、逆に言語自体が世界認識を規定する性格も持つ。言語学者の主人公の関心が話法からコンテンツに移った時、魔界の住人達が共同体のナラティブを持たない完全個人主義者である事が判明し(それまでの描写に伏線はある)、主人公は世界認識の断絶に震撼する。しかし、希望を失わずに前向きに冒険を続ける事を決心する。
こういう世界認識をめぐる冒険は、ハインラインの名作「異星の客」を彷彿とさせて、センスオブワンダーを感じさせてくれる。さしずめ「魔界の客」か。
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ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~ (1) (角川コミックス・エース)
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ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~ (1) (角川コミックス・エース) コミック – 2018/12/4
瀬野 反人
(著)
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学術研究の舞台は魔界!? モンスター言語学者が贈る異種族交流コメディ!
怪我をした教授に代わり、魔界でモンスターとの言語的&非言語的コミュニケーションの調査を任されたハカバ君。ガイドのススキと共に魔界を旅をする、新人研究者の苦悩と日常を描いたモンスター研究コメディ!
怪我をした教授に代わり、魔界でモンスターとの言語的&非言語的コミュニケーションの調査を任されたハカバ君。ガイドのススキと共に魔界を旅をする、新人研究者の苦悩と日常を描いたモンスター研究コメディ!
- 本の長さ170ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2018/12/4
- 寸法12.8 x 1.3 x 18.2 cm
- ISBN-10404107620X
- ISBN-13978-4041076200
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.6
1,444
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5つ星のうち4.7
1,034
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5つ星のうち4.7
885
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価格 | ¥638¥638 | ¥682¥682 | ¥704¥704 |
内容紹介 | 怪我をした教授に代わり、魔界でモンスターとの言語的&非言語的コミュニケーションの調査を任されたハカバ君。ガイドのススキと共に魔界を旅をする、新人研究者の苦悩と日常を描いたモンスター研究コメディ! | ある日突然、ハカバ達を訪問してきたミノタウロス。様々な種族と話せる彼は、なぜかハカバを観察し始めて…? 狩猟採集、ラミアやワーキャットとの交流(?)…未知なる種族達と魔界を集団移動する第2巻! | 温泉が湧き、冬ごもりの聖地となっているらしい町・ウタツにたどり着いたハカバ一行。家を修理するものの、壁材をケンタウロスに食べられてしまう…こんなんで魔界の冬が越せるのか!? |
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年11月2日に日本でレビュー済み
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2023年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
異種族間交流で、文化や言語の違い自体に光を当てている視点が新しく、面白い。
英会話でも感じるが、こちらの世界では当たり前の概念が、相手の世界観では存在しない時の、
コミュニケーションの困難さ。
これだけ国と国の生活、文化が均質化した現代ですら、そうなのだから、
聴覚、味覚、声帯、全く異なる人間と別種族の交流が難しく、だから面白くないわけがない。
英会話でも感じるが、こちらの世界では当たり前の概念が、相手の世界観では存在しない時の、
コミュニケーションの困難さ。
これだけ国と国の生活、文化が均質化した現代ですら、そうなのだから、
聴覚、味覚、声帯、全く異なる人間と別種族の交流が難しく、だから面白くないわけがない。
2020年10月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白いのに
決して題名を覚えられないマンガ第1位!!
(私的見解です.)
作者さんの名前も読めなかった。
せのソルトさんと読みます。
SENO SALTという表記でした。
全く誰も知らない言語を学んでいくって
まずはどう始めるのか?
それは、
探検家と同じように
体当たりフィールドワークから!
サブタイトルにある
『異種族言語学入門』の言葉通り、
魔界の土地に住まう異種族達の言葉を
若手学者が実体験から学んでいく
魔界語調査現地探検日誌。
師事する教授が倒れたせいで、
自ら魔界現地調査に向かわなくては
ならなくなったハカバ君(表紙右側)が
ワーウルフと人間(教授!!)とのハーフ・
ススキちゃん(表紙左側)と一緒に
魔界を旅する物語。
ススキちゃん、幾つなんだろう。。。
言語は口語だけでなく、
ジェスチャーや
匂いや
様々な身体機能を利用した音などでも
表現され、
人語には対応の無いものもある。
…これ、犬と猫にも応用できるのでは?
言葉を学問にするって
文化を学ばなくては決してできない
地道な作業だな、と改めて感じた。
そこにいる『対 だれか』との
コミュニケーションを
意味が分かろうがわかるまいが
しっかり恐れずに取り、
かつ偏見ゼロ地点で何も捌かない
客観的視点が重要。
自分のおかしなフィルターが掛かると
言葉を正確に訳すことが難しくなる。
そして、
命の危険には常に
敏感でいないといけない。
…これ、普通に暮らす上でも大事な観点では?
先生のフィールドワークから
自分の在りたいスタイルも学べているのが、
この本の最高に楽しいところなのだな、
と思った。
決して題名を覚えられないマンガ第1位!!
(私的見解です.)
作者さんの名前も読めなかった。
せのソルトさんと読みます。
SENO SALTという表記でした。
全く誰も知らない言語を学んでいくって
まずはどう始めるのか?
それは、
探検家と同じように
体当たりフィールドワークから!
サブタイトルにある
『異種族言語学入門』の言葉通り、
魔界の土地に住まう異種族達の言葉を
若手学者が実体験から学んでいく
魔界語調査現地探検日誌。
師事する教授が倒れたせいで、
自ら魔界現地調査に向かわなくては
ならなくなったハカバ君(表紙右側)が
ワーウルフと人間(教授!!)とのハーフ・
ススキちゃん(表紙左側)と一緒に
魔界を旅する物語。
ススキちゃん、幾つなんだろう。。。
言語は口語だけでなく、
ジェスチャーや
匂いや
様々な身体機能を利用した音などでも
表現され、
人語には対応の無いものもある。
…これ、犬と猫にも応用できるのでは?
言葉を学問にするって
文化を学ばなくては決してできない
地道な作業だな、と改めて感じた。
そこにいる『対 だれか』との
コミュニケーションを
意味が分かろうがわかるまいが
しっかり恐れずに取り、
かつ偏見ゼロ地点で何も捌かない
客観的視点が重要。
自分のおかしなフィルターが掛かると
言葉を正確に訳すことが難しくなる。
そして、
命の危険には常に
敏感でいないといけない。
…これ、普通に暮らす上でも大事な観点では?
先生のフィールドワークから
自分の在りたいスタイルも学べているのが、
この本の最高に楽しいところなのだな、
と思った。
2021年12月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
個人的には好みですが、確実に読む人を選びます。
音や動き、色に関わる話なのに、単色刷の漫画で展開されるので、かなり意欲的な作品だと思います。
映像化されるとすんなり入ってきそう。
比較言語学、比較文化論としての異世界探検。
実際は異世界ってこうですよね。
異世界転生ものでは味わえないリアルを体験できます。
音や動き、色に関わる話なのに、単色刷の漫画で展開されるので、かなり意欲的な作品だと思います。
映像化されるとすんなり入ってきそう。
比較言語学、比較文化論としての異世界探検。
実際は異世界ってこうですよね。
異世界転生ものでは味わえないリアルを体験できます。
2022年3月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私自身は外国の人との交流もままならないのに、モンスター達と旅をとおして、経験しながら自分なりの解釈で言語を学ぶ。言語学って面白いなと思った。
2022年2月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
異種族やモンスター娘などもだいぶ浸透し流行りつつある昨今ですが、言語や考え方の壁について学ぶ段階のものはなかなかなかったように思います。みんな愛らしいです
2020年6月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どこかローテンションな雰囲気が独特で、好き嫌い分かれる作風の作者の新作。
(なぜかこの作者はここを含め粘着が多い印象。文体を見るに実際一人っぽいのだが)
今作はその作風がテーマに有効作用し、全体的に漂うドライな空気が「異文化」をよく演出している。また、漫画慣れしているためごちゃごちゃと描き込むことをせず(新人は良かれと思ってやたら描く)、読みやすいところも良い。
異文化や異世界というより「価値観の違い」に重点を置いた作品のため、読者の年齢層は高めに設定しているのだろう。
サクサク読めてしまう分、行間を読む必要があり、一見言語学者設定の主人公の独白で説明を挟んでいるようでその実、極力説明的な描写を削っているのがわかる。
今のところ「未知とのファーストコンタクト(初ではないが)」が順調に進んでいるように見えつつも、一歩間違えば新大陸にたどり着いたコロンブスと原住民の関係になるのは想像に難くない。
主人公は人の中では理知的で寛容な人種に見える反面、彼のような人でも状況次第では生活を通して異種族を「魔物」と認識してしまうであろう危うさを持つ。
スライムなどの異形や言語を持たないハーピィなどが登場するためファンタジーの話だと思いがちだが、インディアンに長がいないというだけの事実を白人が中々理解できなかったり、そもそも同じ言語を母語とする者同士ですら「文盲か?」と互いが思うようなやりとりになる訳で、現実世界に十分対応する描写である……というか現実世界こそ日々、想像を超える奇妙なすれ違いが起こっている訳である。事実は小説よりも奇なり。
まあ、ファンタジー×日常、異種×交流といったジャンルはゾンビ×日常が珍しくないのと同様にそこそこ成立しているジャンルだが、こちらは「価値観」に比重を置いた部類。
濃密な描写!怒涛の展開!などスピード感を求める人には不向き?
良い意味でドライな作品です。
(なぜかこの作者はここを含め粘着が多い印象。文体を見るに実際一人っぽいのだが)
今作はその作風がテーマに有効作用し、全体的に漂うドライな空気が「異文化」をよく演出している。また、漫画慣れしているためごちゃごちゃと描き込むことをせず(新人は良かれと思ってやたら描く)、読みやすいところも良い。
異文化や異世界というより「価値観の違い」に重点を置いた作品のため、読者の年齢層は高めに設定しているのだろう。
サクサク読めてしまう分、行間を読む必要があり、一見言語学者設定の主人公の独白で説明を挟んでいるようでその実、極力説明的な描写を削っているのがわかる。
今のところ「未知とのファーストコンタクト(初ではないが)」が順調に進んでいるように見えつつも、一歩間違えば新大陸にたどり着いたコロンブスと原住民の関係になるのは想像に難くない。
主人公は人の中では理知的で寛容な人種に見える反面、彼のような人でも状況次第では生活を通して異種族を「魔物」と認識してしまうであろう危うさを持つ。
スライムなどの異形や言語を持たないハーピィなどが登場するためファンタジーの話だと思いがちだが、インディアンに長がいないというだけの事実を白人が中々理解できなかったり、そもそも同じ言語を母語とする者同士ですら「文盲か?」と互いが思うようなやりとりになる訳で、現実世界に十分対応する描写である……というか現実世界こそ日々、想像を超える奇妙なすれ違いが起こっている訳である。事実は小説よりも奇なり。
まあ、ファンタジー×日常、異種×交流といったジャンルはゾンビ×日常が珍しくないのと同様にそこそこ成立しているジャンルだが、こちらは「価値観」に比重を置いた部類。
濃密な描写!怒涛の展開!などスピード感を求める人には不向き?
良い意味でドライな作品です。
2020年5月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
以前から気になってて半額になっていたので購入。
言語学は好きなので好みの絵もあって楽しめるだろうと思っていたが、当てが外れた。
他のレビューにもあるが、ガチの言語学の本として読んだ方がいい。
異世界なので常識に囚われない様々な言語があり、それにはジェスチャーや匂いや色彩、そしてそれ以外もふくまれる。それを一つ一つ先達の資料を手に解明していくという話だが、コミュニケーションに重きを置いているので展開がとても地味。
その展開を面白いと思える人ならいいが、マンガとして読んでしまった私には結構辛かった。
ただ内容としては凄く興味深く常識を破壊する作品であることは間違いない。
この本を買ったのでついでに同じ作者のセキツイハウスを読んでみたが、キャラやアイデアや展開は素晴らしいがどうも個人的に合わないようなので人を選ぶ作家ではないかと思う。
言語学は好きなので好みの絵もあって楽しめるだろうと思っていたが、当てが外れた。
他のレビューにもあるが、ガチの言語学の本として読んだ方がいい。
異世界なので常識に囚われない様々な言語があり、それにはジェスチャーや匂いや色彩、そしてそれ以外もふくまれる。それを一つ一つ先達の資料を手に解明していくという話だが、コミュニケーションに重きを置いているので展開がとても地味。
その展開を面白いと思える人ならいいが、マンガとして読んでしまった私には結構辛かった。
ただ内容としては凄く興味深く常識を破壊する作品であることは間違いない。
この本を買ったのでついでに同じ作者のセキツイハウスを読んでみたが、キャラやアイデアや展開は素晴らしいがどうも個人的に合わないようなので人を選ぶ作家ではないかと思う。