以前から読みたかったが、まとまった時間がなかなか取れず読むことが出来なかった。
予想以上に自宅に早く届き、読めたのが良かった。
太宰治さんの本を読もうとしている人にはお勧めです。
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晩年 (角川文庫 た 1-1) 文庫 – 2009/5/23
太宰 治
(著)
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自殺を前提に遺書のつもりで書き綴った処女作品集。”撰ばれてあることの 恍惚と不安と 二つわれにあり”というヴェルレーヌのエピグラフで始まる「葉」、少年時代を感受性豊かに描いた「思い出」など15編。
- 本の長さ386ページ
- 言語日本語
- 出版社角川グループパブリッシング
- 発売日2009/5/23
- 寸法10.5 x 1.5 x 15 cm
- ISBN-104041099161
- ISBN-13978-4041099162
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商品の説明
著者について
1909年(明治42年)、青森県金木村(現五所川原市)生まれ。本名、津島修治。東大仏文科在学中に非合法運動に従事し、やがて本格的な執筆活動へ。35年、「逆行」で第1回芥川賞の次席となり、翌年には処女作品集『晩年』を刊行。以後「走れメロス」「斜陽」など多数。
登録情報
- 出版社 : 角川グループパブリッシング; 一般文庫版 (2009/5/23)
- 発売日 : 2009/5/23
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 386ページ
- ISBN-10 : 4041099161
- ISBN-13 : 978-4041099162
- 寸法 : 10.5 x 1.5 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 256,935位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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(1909-1948)青森県金木村(現・五所川原市金木町)生れ。本名は津島修治。東大仏文科中退。
在学中、非合法運動に関係するが、脱落。酒場の女性と鎌倉の小動崎で心中をはかり、ひとり助かる。1935(昭和10)年、「逆行」が、第1回芥川賞の次席となり、翌年、第一創作集『晩年』を刊行。この頃、パビナール中毒に悩む。1939年、井伏鱒二の世話で石原美知子と結婚、平静をえて「富嶽百景」など多くの佳作を書く。戦後、『斜陽』などで流行作家となるが、『人間失格』を残し山崎富栄と玉川上水で入水自殺。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年7月23日に日本でレビュー済み
太宰治は好きで全集まで全て読んだが、この作品集と
「新釈諸国噺&お伽草子」が双璧で面白いのでないかと思う。
太宰の本当の晩年の独りよがりの暗さは少なく(道化の華くらい)、
作品の一つ一つに「何か新しい工夫を」というのが感じ取れる
「珠玉の作品集」という言葉がぴったりくる作品だ。
どれも面白いのだが、オススメは「葉」「道化の華」「猿面冠者」
「逆行」「彼は昔の彼ならず」「紙の鶴(「陰火」に収録)」
あたりか。
「葉」は捨ててしまった小説の中のどうしても捨て切れなかった
センテンスが並べてあるのだが、一通り読めば誰でもいくつかは
心に響いてくるフレーズが並べてある。
「道化の華」「猿面冠者」は題材もさることながら、手法が今日
に至っても新鮮に感じられることが素晴らしい。
「逆行」「彼は昔の彼ならず」は多少、暗くて重い題材を扱って
いながら、それを全てユーモアでくるんで面白さのみを読者に提供
していて、本当の晩年には無い太宰のサービスが現れている。
「紙の鶴」は個人的に一番好きなのだが、主観的には重過ぎる題材を
扱っておいて、他者(読者)には滑稽さしか感じさせないところが
素晴らしい。パラパラと読むと見逃しがちなので、これだけは読んで
頂きたい作品である。
「新釈諸国噺&お伽草子」が双璧で面白いのでないかと思う。
太宰の本当の晩年の独りよがりの暗さは少なく(道化の華くらい)、
作品の一つ一つに「何か新しい工夫を」というのが感じ取れる
「珠玉の作品集」という言葉がぴったりくる作品だ。
どれも面白いのだが、オススメは「葉」「道化の華」「猿面冠者」
「逆行」「彼は昔の彼ならず」「紙の鶴(「陰火」に収録)」
あたりか。
「葉」は捨ててしまった小説の中のどうしても捨て切れなかった
センテンスが並べてあるのだが、一通り読めば誰でもいくつかは
心に響いてくるフレーズが並べてある。
「道化の華」「猿面冠者」は題材もさることながら、手法が今日
に至っても新鮮に感じられることが素晴らしい。
「逆行」「彼は昔の彼ならず」は多少、暗くて重い題材を扱って
いながら、それを全てユーモアでくるんで面白さのみを読者に提供
していて、本当の晩年には無い太宰のサービスが現れている。
「紙の鶴」は個人的に一番好きなのだが、主観的には重過ぎる題材を
扱っておいて、他者(読者)には滑稽さしか感じさせないところが
素晴らしい。パラパラと読むと見逃しがちなので、これだけは読んで
頂きたい作品である。
2013年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
太宰治ファンには目を通す必要があるでしょう、いずれにしても私には暗い。
2013年3月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こういうスタイルの文章はすきでないのはわかってたんですが、確認の意味で買ってみました、太宰やはり好きではないです。
2017年4月10日に日本でレビュー済み
太宰の作品で一番好きです。特に、「道化の華」はすごい。同じ時代を生きたかった。
2011年10月12日に日本でレビュー済み
「世間に恥をかかないように」、「社会に迷惑をかけないように」そんな言葉が時おり耳に入る。そんな言葉で、ヒトは、社会で生きていく「人」に変わっていくらしい。しかし、実は何の解決もされていないのだ。ヒトは、世間体でも社会性でもできていない。だから、本当はそんな言葉、無意味だ。でも、それが耳に入るのは、大人が子供をいうことを聞かせるためであり、その言葉で自分の心を騙して続けるのだ。ヒトは気付かずに、人を演じているわけだ。そんな嘘に気付いた。理性で本能的な感情を支配するかのようにする人。しかし、本能は理性でできていない。だから、無意味だ。この嘘に気付いてしまったら。
本当は、ありのままがあるだけ。自分がここにいるだけであり、あなたがそこにいるだけだ。そして、そこにあるのは、どうすることもできずに、気付けば思ってしまう気持ち。ただ、湧いてくる感情。
そして、この本には、それを吐露し続ける太宰がいる。それは、ありのままの太宰の姿でありながら、どこか自分の姿と重なる。そんな太宰の姿を通して、僕は僕と出会うのかもしれない。
本当は、ありのままがあるだけ。自分がここにいるだけであり、あなたがそこにいるだけだ。そして、そこにあるのは、どうすることもできずに、気付けば思ってしまう気持ち。ただ、湧いてくる感情。
そして、この本には、それを吐露し続ける太宰がいる。それは、ありのままの太宰の姿でありながら、どこか自分の姿と重なる。そんな太宰の姿を通して、僕は僕と出会うのかもしれない。
2008年5月21日に日本でレビュー済み
「猿面冠者」を私は好きだ。書き出しが、まず、印象的だ。書き出しの数行で、その作品のよしあしを判断する傲岸不遜な男がいた。この作品の書き出しは、確か、そんなはずだった。
この作品でもう一つ、印象的な描写は、殺される本人の告白のとおり、少女の殺しっぷりである。私は、この少女のモデルは、ドストエフスキー「虐げられた人々」のネリーではないか、と勝手に思い込んでいる(ちなみに私は、ネリーをこっそり、女イエスと呼んでいる)。「富嶽百景」に出てくる天下茶屋の娘さんにも通ずる、純粋な応援ののち、少女は、指の先から消えていく。
ネリー、といえば、同じ『晩年』に収められている「葉」の断章の一つで、ネリーと同国人ロシアの少女が登場する。この少女の、「咲クヨウニ。咲クヨウニ」という祈りの言葉が、いい。日露戦争で、ロシアは日本に敗れた。日本橋に来ていた彼女の祈りに、太宰は、敗戦国ロシアが幸福になるよう、祈りをこめたのではなかったか。……などと読むのは、深読みだろうか? いずれにせよ、わが身は虐げられようとも、自分を虐げた者の幸福を祈る少女の姿は、切なく、美しい。敵を愛せ、というイエスの教えを、少女は守った。太宰は、このイエスの教えに、美を感じていたのではないか。……などと読むのも、深読みかもしれない。だめだ、こりゃ。
「逆行」についても一言。伊藤一郎氏の論稿「寓話としての「河童」」を読み(レビューは別のところに書いた)、この「逆行」からも、太宰の母胎回帰への願望を読み取ることが可能かもしれない、と考えたが、これもまた、深読みかもしれない。
この作品でもう一つ、印象的な描写は、殺される本人の告白のとおり、少女の殺しっぷりである。私は、この少女のモデルは、ドストエフスキー「虐げられた人々」のネリーではないか、と勝手に思い込んでいる(ちなみに私は、ネリーをこっそり、女イエスと呼んでいる)。「富嶽百景」に出てくる天下茶屋の娘さんにも通ずる、純粋な応援ののち、少女は、指の先から消えていく。
ネリー、といえば、同じ『晩年』に収められている「葉」の断章の一つで、ネリーと同国人ロシアの少女が登場する。この少女の、「咲クヨウニ。咲クヨウニ」という祈りの言葉が、いい。日露戦争で、ロシアは日本に敗れた。日本橋に来ていた彼女の祈りに、太宰は、敗戦国ロシアが幸福になるよう、祈りをこめたのではなかったか。……などと読むのは、深読みだろうか? いずれにせよ、わが身は虐げられようとも、自分を虐げた者の幸福を祈る少女の姿は、切なく、美しい。敵を愛せ、というイエスの教えを、少女は守った。太宰は、このイエスの教えに、美を感じていたのではないか。……などと読むのも、深読みかもしれない。だめだ、こりゃ。
「逆行」についても一言。伊藤一郎氏の論稿「寓話としての「河童」」を読み(レビューは別のところに書いた)、この「逆行」からも、太宰の母胎回帰への願望を読み取ることが可能かもしれない、と考えたが、これもまた、深読みかもしれない。
2018年7月15日に日本でレビュー済み
内容的には未だ未熟。新しい小説技術を意識しすぎていて、太宰の持ち味が活かされていない。
『逆行』にしても、『道化の華』でも芥川賞のレベルではない。『猿面冠者』が一番良かった。これなら芥川賞を狙えたかもしれない。
『逆行』にしても、『道化の華』でも芥川賞のレベルではない。『猿面冠者』が一番良かった。これなら芥川賞を狙えたかもしれない。