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小説講座 売れる作家の全技術 デビューだけで満足してはいけない 単行本 – 2012/8/1

4.3 5つ星のうち4.3 232個の評価

実際の作品を扱った「受講生作品講評」収録で、実践的なポイントが分かる!

エンタメ小説界のトップを走り続ける著者が、作家になるために必要な技術と生き方のすべてを公開。
十二人の受講生の作品を題材に、一人称の書き方やキャラクターの作り方、描写のコツなど小説の技術を指南。さらにデビューの方法やデビュー後の心得までを伝授する。
エンタメ系小説講座の決定版!
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商品の説明

著者について

1956年愛知県生まれ。慶應義塾大学法学部中退。79年『感傷の街角』で小説推理新人賞を受賞しデビュー。86年『深夜曲馬団』で日本冒険小説協会最優秀短編賞、91年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞長編部門を受賞。94年『無間人形 新宿鮫IV』で直木賞を、20

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012/8/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2012/8/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 379ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4041102529
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4041102527
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.4 x 2.4 x 18.8 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 232個の評価

著者について

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大沢 在昌
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1956年名古屋市出身。慶應義塾大学中退。79年第1回小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞し、デビュー。

86年「深夜曲馬団」で日本冒険小説大賞最優秀短編賞、91年「新宿鮫」で第12回吉川英治文学新人賞、第44回日本推理作家協会賞長編部門、94年「無間人形 新宿鮫4」で第110回直木賞、20001年「心では重すぎる」、02年「闇先案内人」で日本冒険小説大賞を連続受賞。04年「パンドラ・アイランド」で第17回柴田錬三郎賞を受賞。2006年「狼花 新宿鮫9」で日本冒険小説大賞。2010年第14回日本ミステリー文学大賞受賞。2012年「絆回廊 新宿鮫10」で日本冒険小説大賞。2014年「海と月の迷路」で第48回吉川英治文学賞受賞。2022年秋 紫綬褒章受章。

05年~09年社団法人日本推理作家協会理事長を務める。

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
232グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年4月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最もためになったのは、「作家は主人公を痛めつけ、苦しめ続けるべき」ということ。
大沢先生も、新宿鮫を何度も繰り返し、いじめぬいてきたと。だからこそ新宿鮫シリーズは多くの読者に面白いと思ってもらえ、ヒットにつながったとのこと。

その他編集長や編集者の方との対談など盛りだくさん。是非一読をお勧めします!!
2019年7月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者入魂の書である。「まえがき」から一気に読んだ。小説はいくつか読んでおり、挑戦的なタイトルに惹かれて買ってみた、心構え・テクニック・生き残り方まで必要と思われることを網羅している。素晴らしい内容と感じた。ただこの方法をできる人は、まずいない。文章に関わる人全てに薦める。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年1月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作家志望者向けの本と言えば、手本となる著作名をつらつらと並べてあるものだ。そして、読めば読むほどやる気をなくさせる。
はい、あなたはすごいですね。と言った感想しか出てこない。それが私の読んだ小説教室の講師、ベテラン編集者の著作だった。
しかし、本作はそういう「書き方」の教えはもとより、人をやる気にさせる文章を読者にぶつけてくる。本物の小説家は違う。さすがとしか言いようがない。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小説を書きたいと思っています。小説を書くノウハウが詰まっています。非常に役立つ本と思います。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年5月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 業界関係者にも評判ということなので読んだ。著者の人柄が伝わってくる本で、この人なりに誠実に語っているのだろうと思った。
 たとえば「作家のモチベーション」という項目があるが、

 「作家がより良いものを書き続けるためのモチベーションは、結局のところ、本が売れるか賞をもらう、その二つしかない」

 と言い切る。そのスタンスは俗物に徹するというところで清いとは思う。

 昨今の出版不況を踏まえて、半年かけて長編を書いても初版4000部、定価1700円で、印税10パーセントで、68万円にしかならない、と厳しい状況を述べるのも面白い。そのあたりが関係者に受けたのかな?

 書き方の「技術」としては、とにかく人物造型、キャラクターにこだわれ、というもの。その上で、
・善人ばかりの小説は弱い
・主人公を追い込むのが作者の務め
・クライマックスは二度用意する
 などの自身のやっている工夫(技術)を説明している。

 この本に書かれていることを実践すれば、それなりに面白い小説を書けるかもしれない。ただ、大沢在昌という作家自体が、ベストセラーを連発というより、「新宿鮫」シリーズ10作累計600万部(文庫含め)が一番の実績、という印象なので、どうも釈然としない。同じやり方をやっても、今の時代なら1/3の成果しか上げられないんじゃないか? それでも十分か。
 一発屋と言うつもりはないが、まあ、こういった本は結局、自分の書くようにしか教えられないのだなと思った。
30人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年5月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
外も内もきれいな状態でした。ありがとうございました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作家の裏側というか、こういった視点で物事を捉えているんだという
目の付け所が色々と参考になりました。
ただ、スクール形式で指導したパッケージを、書籍に落とし込んでいるため
テキストに近い印象を受けたのと、多少の読みづらさ、置いてけぼり感がありました。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年7月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
12人の受講生を相手に、作家である大沢在昌氏が、課題を出したり講評したりしながら、作家としての必要な技術について伝える好著です。
この本は10回に及ぶ講座の記録 + α で構成されています。

文庫版特別講義 大沢在昌&編集長座談会
主要新人賞リスト
まえがき
第一回 作家で食うとはどういうことか
第二回 一人称の書き方を習得する
第三回 強いキャラクターの作り方
第四回 会話文の秘密
第五回 プロットの作り方
第六回 小説には「トゲ」が必要だ
第七回 文章と描写を磨け
第八回 長編に挑む
第九回 ぎりぎりまで自分を追い込む
第一〇回 デビュー後にどう生き残るか
最後のアドバイス
講義の最後に
あとがき
文庫版のためのあとがき

この本が最初に出版されたのは2012年です。
2019年に文庫化されました。
この Kindle 版は、文庫版にもとづいています。

この本の中では、12人の受講生が1年間にわたり、著者の講義を受け、課題に挑んだり、その講評をうけたりします。
「文庫版のためのあとがき」に書かれているように、文庫版出版の時点で、受講生12人のうち5人がデビューし、4人が新人賞を受賞しています。
この本の内容については、当然賛否があるとは思います。
しかし、受講生たちが、その後どんな結果を出したか、それが、この本に書かれていることの評価の一端を示していると思います。

この本は縦書きで書かれています。
読み物としても面白いです。
なぜ面白いと感じたか?

わたしは小説を書いています。
いわゆる素人作家です。
本書に書かれていることは、わたしが小説を書く上で、いつも気を付けていることでした。
もちろん、それは気を付けていることであって、出来ていることではありません。
でも、我が意を得たりと、そう感じました。
本書を読んで自信を得ることができたのです。
だから、面白く感じた。
そう思います。

と言う事はです。
例えば、小説を書いている人で、本書の内容にピント来ない人がいたとしたら、そんな人は本書を酷評するかもしれません。

この本を手に取るような方は、たいていは作家志望の方でしょう。
ですので、そんな方々の、小説への取り組み方によって、本書への評価は分かれると思います。
とは言え、わたしのような小説書き初心者には、とても参考になり、背中を押してくれる本でした。
この本に出会えてよかったです。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート