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惑星カロン 単行本 – 2015/9/30

4.0 5つ星のうち4.0 31個の評価

コンクールと文化祭を経て、ちょっぴり成長した清水南高吹奏楽部。更なる練習に励む中、チカは「呪いのフルート」に出会い……! ?楽器に秘められた謎、音楽暗号解読、旧校舎の怪事件。珠玉の青春ミステリ最新刊!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA/角川書店 (2015/9/30)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2015/9/30
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 407ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4041104769
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4041104767
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 31個の評価

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初野 晴
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カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2015年11月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても満足の5作目。これまでの作品に登場してきた人も様々な形で出てくるので、他の方も書いているようにやはり過去作から読んでいった方が満足度は高くなると思います。本作自体はそれぞれ独立したエピソードとしても読めますが、最終章で伏線も回収される具合もいいです。4章目「理由ありの旧校舎」は、事件の背景は早い時点で分かりしたが、さらなる落ちが用意されていて学校の謎らしい作品だったのでは。主人公ハルチカたちの高校生活も残り1年余り、日常の謎(にどどまらないものもありますが、)とともに普門館への道はどうなるのか次作を楽しみにしています。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年12月5日に日本でレビュー済み
公立清水南高校という静岡県の学校を舞台に、吹奏学部に所属する穂村千夏(チカ)(視点人物・ワトソン役)と、上条春太(ハルタ)(探偵役)が活躍する、学園ミステリ連作短編集。
この通称「ハルチカ」シリーズも、私が知らない間に、アニメ放送があったらしく、評判は上々のようです。
第1弾「退出ゲーム」に始まり、「初恋ソムリエ」「空想オルガン」「千年ジュリエット」と続けて読んできて自分にとっては、嬉しい第5弾。

第1弾では、1年生だった二人も、第2弾では、2年生に。
このまま学年が上がるのかと思いきや、評価が高く、シリーズ化が目論まれたためか、2年生のまま、年齢は止まっています。
シリーズが続く限り、2年生のままかもしれません。

本書では、次の4編を収録。
1【チェリーニの祝宴─呪いの招待─】
2【ヴァルプルギスの夜─音楽暗号─】
3【理由ありの旧校舎─学園密室?─】
4【惑星カロン─人物消失─】
副題で、作品の輪郭は掴めるので、詳しい説明は省きます(もちろん、結末は題名から察せられるほど単純なものではありませんが)。

さて、「学園ミステリ」と分類されつつも、学園内に留まらない設定と真相で、意外性も十分な本シリーズ、本書では、ますますその感を強め、学園を飛びだした広がりを持った展開が、「学園ミステリ」らしくなく、逆に面白さを増しているように思います。
私のようなオジサン世代でも、違和感なく読めるのは、こんなところに理由があるのではないでしょうか。

私は、本シリーズでは、巻末の参考文献一覧を最初に読むのを楽しみにしています。
作品の収録順に記されているので、どの作品の参考文献なのか、見当は付くのですが、どうすれば、その作品に結び付くのか想像できず、いつも作品を読み終えて、そうか、そういう展開、真相だからか、と納得し、感慨を深めています。

シリーズも長期化してきて、当初の結末の衝撃度は薄まっているように思いますが、その分、主人公を取り巻く脇役の個性や人物描写に深みが増してきて、ますます楽しみな作品集になっている気がします。
多分第6弾は、発行されるでしょうから、そちらにも期待しています。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年3月28日に日本でレビュー済み
主人公の突貫娘の内声が暴走する学園スラップスティックが語り口のベースにあり、
しかし同時に
過去が謎に包まれた先生に率いられた学園部活熱血モノでありながら、
そして
歪んだ趣味を持つ男子高校生が活躍する「日常の謎」系ミステリーでもある。

凄いのは上記3要素が全て高い水準を保ちながら、
お互いを阻害することなくハーモニーを奏で、
一冊の最後で4つの連作短編が見事ぴたりと収束する構成手腕である。

本巻はシリーズ5作目。思わず笑ってしまうギャグセンスに溢れ、
学園モノらしい真っ直ぐな/心温まるメッセージを打ち出しながら
ほろ苦い人生の哀しみもまた、謎解きに込めてきちんと見据えている。
引き続きこの手の小説の中では、群を抜く傑作である。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年10月9日に日本でレビュー済み
ようやく出ました第5弾!
初出一覧を見ると、ヴァルプルギスの夜が2012年。
チェリーニの祝宴と理由ありの旧校舎が2014年。
そして惑星カロンが2015年。
それを考えるとまあ仕方ないのかもしれません。
でも、待たせすぎなので星1つ減!!

内容はハルタとチカの高校二年の文化祭が終わってから冬を迎えるまでの話。
4話からなる連作です。
一気に読めてしまうので、じっくり読んで下さい。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年10月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は高校の教員でこのシリーズを1年生に生徒に勧めて次作を楽しみにしていましたが、延期に次ぐ延期で受験シーズンになってしまいました。現役高校生の青春は短いのです。計画通り出版して欲しいものです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年12月1日に日本でレビュー済み
アイシールド21はアメフトのマンガ。ハルチカシリーズとの共通点は、

【以下若干のネタバレ注意】

ともに門外漢(一般人)にはよくわかっていないパート・ポジションの必要性を解説するようにメンバーがそれぞれのエピソードとともに加わっていくところ。で、双方ともにチームの人数不足をどう解消するのかをどう見せるのかが難しいところであった。
で、今作では、なるほどそうきたかという感じ。
アイシールド21ではボーナスステージ的に今までのライバルを仲間にして(これぞ少年ジャンプ)世界大会へと進んだがハルチカではそれはちょっと期待できない。高校卒業後の展開があるのかないのか、先が楽しみ。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年10月4日に日本でレビュー済み
連作短編ということもありこの巻から読んでも一応話は楽しめますが、より話を楽しみたいのなら三巻の空想オルガンまで読むのをオススメします。

内容ですが、やっと初恋ソムリエまでのハルチカが帰ってきた、と読後に身震いしました。特に前の短編で設置された要素を全て集約させた『惑星カロン』の完成度には舌を巻きました。トリックを度外視した文章力で比較をするなら全てのハルチカシリーズ全ての短編の中でもトップクラスだと思います。個人的にはトップでした。
短編内のトリックは『チェリーニの祝宴』以外、一巻と二巻に比べて想像しやすいものになっていますが、その裏に隠された真実はやはりこのシリーズらしい、という結論ばかりでした。
一巻二巻で一区分、三巻四巻で一区分と作品の傾向ごとに分類されますがこの話はいずれにも当てはまらないと思います。
しいて言うならばその二つのハイブリッドかな、と思います。切なくも救われる、良い読後感を与えてくれる作品でした。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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