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七色の毒 単行本 – 2013/7/31

3.6 5つ星のうち3.6 18個の評価

捜査一課の犬養隼人が高速バス事故現場でみた真相とは?(「赤い水」)。話題作『切り裂きジャックの告白』の犬養隼人が「色」にまつわる難事件に挑む、どんでん返し満載の全7編からなる連作短編集!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 角川書店 (2013/7/31)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/7/31
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 251ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4041104955
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4041104958
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 18個の評価

著者について

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中山 七里
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作家。

1961年生まれ、岐阜県出身。『さよならドビュッシー』にて第8回「このミステリーがすごい!」大賞で大賞を受賞し、2010年に作家デビュー。著書に、『境界線』『護られなかった者たちへ』『総理にされた男』『連続殺人鬼カエル男』『贖罪の奏鳴曲』『騒がしい楽園』『帝都地下迷宮』『夜がどれほど暗くても』『合唱 岬洋介の帰還』『カインの傲慢』『ヒポクラテスの試練』『毒島刑事最後の事件』『テロリストの家』『隣はシリアルキラー』『銀鈴探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』『復讐の協奏曲』ほか多数。

カスタマーレビュー

星5つ中3.6つ
5つのうち3.6つ
18グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2014年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白かった。あえてドンデン返しばかりを狙った作品ばかりだが、見事にダマされた。『次代の東野圭吾』との期待も高い様だが、最後までそつなく手を抜かず、かつシンプルに終わりに持って行く才能は、もはやある意味超えているのでは? これからがますます楽しみな作者である。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年2月7日に日本でレビュー済み
どれもこれもおもしろかった!
こんなにも夢中で読んだ短編集は久々。
どの作品も長編を読んだのと同じくらいの充実感があった。
(同じ作者の別の長編作より、ずっとおもしろかった)
自分のなかでは短編集としては歴代1位の作品だろう。
いや、その他の長編を合わせても五本の指には入りそう。
何度でも読み返しては堪能したくなる1冊です。
(でも人によっては、そうでもないことに若干衝撃…)

ただ一点だけ申し上げたい。
明らかに俳優のあの人をやり玉にあげたあの作品。
これは頂けない。作品としては確かに面白いとは思う。ある程度。
でも、これはフィクションだとしても、ちょっと、いかがなものかと思う。
読んでて不愉快になりましたね。作者の意地悪さに。

中山さんの作品は、ゴシップを売り物にするようなマスコミを
悪者に仕立て上げるものが多い気がするのだが、
「おいちょっと待て!あんたもやってること同じじゃん!」
と思ってしまいました。

しかも小説という形だから言い逃れできそうなところがタチ悪い。
イジメしてるみたいで、カコ悪いよ。
中山七里って柔和な顔してるけど、実は底意地の悪い人なのかな…。
なんて思ったり。

でも、とてもおもしろい短編集だったので、少しおまけして星は五つです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年8月28日に日本でレビュー済み
最初に言っておくと帯の「間違いなく、私の最高傑作です!」というのは
絶対本人はそんなこと言っていないと思うし、この程度で作者に満足してもらっては
困るというのが、ファンとしてまずは本音である。

ということで本作だが、あまりにどんでん返しにこだわりすぎていて相当に好き嫌いが分かれる作品だと思うし、
正直なところ作品の出来にも相当ムラがあると思う。
一作ごとに感想を述べると、
<赤い水>これはまあソツなくまとめた好編だと思うが、一点難を言えば真の動機の原因となった
事件の掘り下げ方が甘すぎるのでは?と思う(この点はネタバレになるので、コメント欄に記したい)
<黒いハト>最も納得がいかなかった一篇。現実の事件を材にとった作品だが、
なんの脈絡もなくいかにもとってつけたようなエンディングには脱力必至。後味も最悪。
そもそも逮捕時の演出は「なにそれ?」って感じ。いくらなんでもあんなやり方はない
<白い原稿>これも誰が見てもわかる実在の人物をモデルにした話。作者自身も実際に
憤懣やるかたなかった、ということだけははっきりわかるが、ここまでやっていいのかwwww
本人及びその家族が読んでもさすがに絶句するレベルだろう。その辺を面白がる人もいると思うが
ミステリとしては可も不可もなし。
<青い魚>これもミステリとしてはなあ・・・主人公の行動も唐突すぎるし、犯罪計画としてもアラアラって感じ。
<緑園の主>これはミステリとしては悪くなかった。なんとなく無理っぽい話だったが最後まで読むと納得できる。
<黄色いリボン>これも多少無理はあるが「なるほど」と膝を打つ好編。
<紫の献花>「赤い水」の後日談で、本作のみ書き下ろし。全体の締めくくりとしては悪くない。

ということで全体としては悪くないが、無理やりどんでん返しに持っていきすぎ、と感じる人もいるだろうし
これこそ中山七里!と絶賛する人もいるだろう。
ただ、「白い原稿」のここまであからさまな作者の「悪意」というのは自分のこれまでの読書人生でもあまりなかった
体験で、これを読むだけでもちょっとした話題つくりにはなるのではないか。
点数的には3と4の間くらいだが、その点を考慮して星4つにしておこう。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年3月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どんでん返しをウリにしているんですが、第1話で作者の捻り方が分かってしまうと第2話目からはほぼオチが予測できてしまいます。
そういう意味ではどんでん返しはあまり強調しない方がいいかもしれません。
よく知られたネタをモチーフにしていて興味は魅かれますが、動機はあまりにも軽くて殺人ゲームの印象はのがれません。
とは言いながらさすがに今どきの売れっ子らしく読みやすさは抜群で、仕事の合間に読むにはいいかもしれません。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年2月25日に日本でレビュー済み
刑事犬養 の推理が冴え渡るミステリー短編集。一話一話にドラマがあり、冒頭からラストに至る一つのストーリー展開は秀逸。
純粋ミステリーとして十分に楽しめる作品。文句なしの星五つ。
2013年8月13日に日本でレビュー済み
かなり面白かったです。
短編集ですが、どれもこれも「人間の嫌〜な悪意や欲望、
黒い本質、がベースとなったどんでん返しで終る」という
形式になっていて、そこが非常に好みでした。
(最終話だけは少し違いますが)

あえて希望を言うならば、本当に短い短編ばかりなんで
「どうなるんだ???」とドキドキする間も
なく、あれこれと推理する間もなく、すぐにどんでん返しが
きちゃうところが少し物足りないと感じました。
もうちょっとじっくりと経過を堪能した上で、トドメとして嫌〜な
どんでん返しで驚かせて欲しかったです。
せめて中編くらいの長さで味わいたかったですね。

やっぱり、中山さんはこういう路線がいい!
星四つです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年10月31日に日本でレビュー済み
自分で手を下さずに、人に害をなす

というテーマのもとに、書かれた短篇集のようで、
これだけのバリエーションを見せるのは凄いと思った。

人の悪意を、それぞれの色の毒に例えているが、
これらの悪意は「法で裁けない」。
しかし確実に周囲を蝕み、最終的には殺人すら起こさせる。
現実的な題材を多く用いていることもあり、
この世界に対する恐怖を植え付けられるかのような、
そんな作品だった。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年8月5日に日本でレビュー済み
小技が効いていて楽しませる短編集。
うち一篇は、はっきりとモデルがわかるようになっていて、ああ、結構話題になったあの事件は、結局業界ではそういう風に収まっていたのかと納得。
(もちろんフィクションであって、モデル氏は殺されてはないわけだし、たぶん酒びたりにもなってないだろうけど)
そういうゴシップ性が目立ってしまうのは、全体にやはり迫力不足なのだろうか。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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