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少女キネマ 或は暴想王と屋根裏姫の物語 (単行本) 単行本 – 2014/2/27

3.8 5つ星のうち3.8 15個の評価

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中堅私大1年にして20歳の十倉和成。下宿の天袋からセーラー服姿の絶滅危惧種的大和撫子さちが突如はいおりてきた日から彼の停滞しきった生活は急転する! 映画と少女と青春と。熱狂と暴走が止まらない新ミステリ!

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA/角川書店 (2014/2/27)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2014/2/27
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 373ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4041106850
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4041106853
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 15個の評価

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一 肇
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上位レビュー、対象国: 日本

2014年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
東京吉祥寺あたりの大学の映画研究部を舞台に、創作とは何か、映像芸術とは何かを追いかける話で、野崎まどの [映]アムリタ (メディアワークス文庫 の 1-1) を思い出した。あれもぶっ飛んだ素晴らしい怪作だが、本書は創作意欲の暴走、あるいは、飾りを取り払った裸の心の全力疾走を描き切っている点で気持ち良く素晴らしい。
普通に言われる優れた才能など持ち合わせない十倉君が、自分でもわからない衝動に動かされ、友人や屋根裏に住む女子高校生、近来稀な乙女に支えられ、傍観者から主体へ変わっていき、今は亡き友人、才条君が残した未完の映像作品を完成させることに挑む。その過程で、空想が妄想化し、暴走して暴想王になり、かつての才条君と同じように周りをひっかきまわすが、才条君の死の謎は解かれ、かきまわされた人達も自分の停滞が破れて新たな世界を見、それぞれの幸せの端緒を掴んでいく。
創造することが生半可な努力ではできないことをこれでもかとばかりに主人公にぶつけているこの小説は何だろう。敗れ去った幾多の芸術への挑戦者に手向ける鎮魂歌か。作者自らを鼓舞する為の雄叫びか。いずれにしても、暴風雨の中をくぐり抜けていくようなこの小説の読後感は明るく、勇気をもらえた気がする。
最終段で屋根裏姫のとんでもない秘密が判明し、十倉君も読者も落ち込む。
そこに「エピローグ」が来る。
「エピローグの構成がいまいち甘い」と思う方もいるかもしれない。が、ここまでついて来た読者へのささやかなご褒美としてはこれが優しくて良い。最後の一行には泣かされるので、絶対先に見てはいけません。
思いが立った小説で、楽しませてもらった後、どこか敬虔な気持ちになって自然に頭が下がる。真摯な小説としてお薦めである。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年6月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ありがとうございました。綺麗でした。またお願いします。
本もとても面白かったです。おススメですよ。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一肇さんのファンなので即予約&購入しました。
内容は青春小説なんですが、本当に青春していて素晴らしい。
かといって作者の継続してるシリーズやフェノメノとは違い青春物語であっても展開的に陰鬱というわけではなく
基本は喜劇のボーイ・ミーツ・ガールであると思います。

作者の一肇さんの映画愛に溢れる展開は映画にそれほど熱意ない自分でもアツくなりました。
徐々に謎が明らかにされるわけですが、じりじりと明かされてからのラストは必見です。

読んだ後本当に面白くてのたうちまわりました。
少女キネマ、アニメか実写化は問いませんが映像化してもらいたいものです。
できたら漫画化も。

シリーズ化はしないだろうと思いますがシリーズになったら普通に喜びます。
一肇先生の次回作もフェノメノシリーズ続刊も応援期待してます!(桜ishの未単行本化分の出版も地味に待ってます。)
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年6月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とてもきれいな文体で、まずそこに惹かれてぐいぐい読み進めました。
頭の中で面白いように登場人物が動くのも楽しい。ヒロインもかわいいしキャラはみんな濃い。
うねるような青春の鬱屈も感じるし、その中にある謎も魅力的。
驚きのシーンもあり、わかっていても読む手を止められずに胸を締め付けられ…そして、あの、抱きしめたくなるような一言。
本当に読めてよかったです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
我輩も二浪である。恥はない。
この本は東京ではっちゃけるお上り大学生の青春活劇である。副題がイタイけど内容もイタイ。青々としたイタさに満ちている。中学高校のうちに読みたかったなあ。なんで大学合格してから読んじゃったんだろ……。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年6月9日に日本でレビュー済み
青春ファンタジーと言えばいいのでしょうか、
とても面白かったです。

ノベルゲーなんかをよくこなしてきた人間にはすんなり受け入れられる経過、読了感といった感じでした。

少々、キャラクター達の年齢不相応な口調や考え方に
リアルな大学生ではこうはならないだろうと思ったりもしましたが、それとは完全に別方向に舵を切った学生らしいシーンの描写も含め、また時間を置いたあとにも読みたくなる一冊だなって。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年3月4日に日本でレビュー済み
「彼岸」をテーマにした作品を創作し続ける作家・一肇の最新作は読んでいる間中、実に苦しい作品であった。
漫画家・吾妻ひでおが自らの体験をもとに発表した「
失踪日記2 アル中病棟 」で「完全主義は身を滅ぼす」と語った様に
本作の登場人物たちは「完全なるもの」の幻想に取りつかれた事で、あるいは取りつかれた人間に振り回される事で
出口の見えない苦しみに悶えている

主人公の十倉和成は高校時代に散々自分を振り回した友人・才条の転落死を受け入れる事が出来ず、二年の浪人生活の末に
才条の後を追い東京の私立大学に入学するが、彼が入居したぼろアパート友楼館の天井裏には美しい女子高生・黒坂さちが住みついていた
さちの存在や友楼館の変人たちに振り回されながら才条の死の理由を追った末に十倉は才条が未完のまま残した八ミリ映画「少女キネマ」に巡り合う
ピアノ伴奏をバックにただ一人称視点で風景を繋ぎ合せただけの、その作品には何故か「失われた少女」の姿を思い起こさせるが…

出だしの部分では世の良識に捕われない無頼の学生、彼らが住み着いたぼろアパート、登場人物の大時代的な喋り口調に
「おや、森見登美彦の様な作品を描くのかな?」と思わされたりもしたが、これは紛れもなく一肇の作品になっている
本作も「幽式」や「フェノメノ」シリーズとは若干スタンスが異なっているものの紛れもなく「彼岸」を描いた作品なのである
本作においては「彼岸」が作家の頭の中に描かれる理想をそのまま切り取った完全無欠の芸術作品、才条の言葉を借りれば
「未来永劫変わらぬもの」が存在する場所として描かれている

「まったく、クソである」
小生のレビューを苦々しく思っている方なら「ああ、また木端レビュアーが勝手放題を言いだした」と思われるかもしれないが
これは本作の裏の主人公とでも言うべき主人公の既に他界した友人・才条の口癖なのである。主人公の十倉和成はこの口の悪い
完全主義者に徹頭徹尾振り回される役割を担わされている。才条が「見えているのに切り取れない、切り取ってしまうと別の物になってしまう」
と懊悩したように、全ての創作物は「完成」に至る道筋の途中で「妥協の産物」にならざるを得ないのかも知れない。だが完全主義者という
呪われた生き物はそれでも諦めきれず「欠けていないモノ」を目指してしまう。完全主義者の妄念をこれほどまでに描きだした作品に巡り合った事は
まことに奇跡の様な出来事だった。少なくとも年がら年中「不完全なもの」に呪いの言葉を吐き続けている小生の様な人間には腸を抉られるほどに
鋭いテーマであり作品である。受け手の側でさえこれなのだから、創作者がしばしば「ここも修正せねば、あそこも直さねば」と終わりの無い迷宮に
迷い込むのもまったく頷ける話である

「欠けている事」に耐えられず、作中でも例えとして出される欠けた腕を想像で補わねばならないミロのヴィーナスの様な「未完成の美」を
認める事が出来ない人間にとってこの世に生きる事自体が途方もない苦行であるとここまで描いた作品があっただろうか?主人公・十倉と同じ
ぼろアパート・友楼館に住む阿呆学生の久世や偏屈漢の亜門が巡り合えずにいる「理想の女性」をまさしく阿呆の如く待ち続け、追い求め続けるように
どこかに存在するであろうと「究極の完成形」を追い求める人間の煩悶には「終わり」が無い。…まことに苦しい話である

終盤、主人公の十倉は未完の作品である「少女キネマ」の完成に乗り出す。高すぎる壁に苦しむ十倉であったが、どれほど見っともなくとも裸の自分を
曝け出し、衆目にさらす事を覚悟した事で十倉は「少女キネマ」を完成にこぎつけるが…この撮影に向けての覚悟に至る前後の描写ははまさしく
現実と幻想、此岸と彼岸がその境界線を危うくする一肇の本領を思う存分発揮した場面であり、圧倒される。終わりの無い理想を追い、悶え苦しむ
完全主義者にとっての「救済者」黒坂さちが、この本作では「菩薩」という言葉で女性を表現しているが、まさしく救いの神として幻想の中に現れ
十倉がその「理想の少女」の姿を切り取ろうと疾走、いや暴走を始める場面への繋ぎ方は見事という他ない

本作は間違いなく作家・一肇が死力を尽くして完成させた作品なのであろう。全ての創作者が取りつかれ得る「完全主義の呪い」をテーマとして取り上げ
正面から向き合い、書き切る上でいったい作者はどれほど呻吟されたのかと思うと胸が潰れそうになる

「不完全なモノ」に納得できず、「理想」を追い求める事に苦しみ、「完全」に至っていない他者の創作物や、至れない自分に対し呪いの言葉を
吐き続けている完全主義者の方々には是非とも覚悟の上で読んで頂きたい。ここには間違いなく救いの一つが描かれている
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年12月7日に日本でレビュー済み
一筆と書いて「にのまえ はじめ」と読む。
タイトルと装丁と、著者の名前に大好きな厨二病臭を感じたウチ。著者のことは全く知らずに、さっそく読んでみることに

読み終えてから著者のことを調べてみると、ゲームメーカー「ニトロプラス」に所属するクリエイターで、「魔法少女まどか☆マギカ」の小説版を書いた方とのこと。うーん、まどマギは言葉だけは知ってるんだけどなぁ……娘の方が詳しいかも

某私大の学生寮。二浪で学生となった十倉和成の住むたった6畳の部屋の天井裏から女子高生が顔を出す。
事情があって、屋根裏に潜むことになった女子高生のさちを食べさせて、できる限り早くそんな環境から救うために十倉は少しずつ動き始める。

映像の天才だった友人の影を追って、二浪までして上京した十倉の事情と、彼の周りから彼をつつく個性的な同級生に、謎の大和撫子・さち。さちと十倉の微妙な距離感を軸に、なぜ十倉が上京したのか、なぜ映画を忌み嫌うのかを印象的なシーンと台詞回しで描きます

なんというか、かなりクセのある世界感ですが、先入観なしに気持ちよくその世界感に浸れる小説です。
著者は「このラストシーンを書けたらもう死んでも悔いはない」とまで書いていますが、ラストシーンも、その一つ前のシーンも個人的には大好きです。アニメ作品や演劇的なアプローチができる作品じゃないかなぁ。
「ありえへん」と言ってしまうと、泡のように消えてしまう世界、物語ではありますが、この世界を感じる力は大切にしたいなあと思うわけです。

あー、楽しかった。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート