ありうべきだったかもしれない展開。”ハルヒ版消失”の世界でキョンも気づかずあのまま続いたらこうなったかも?という未来。
でも登場人物と声優までいっしょでも、けっしてお互いかすりはしない世界。
その中でも神たる存在の読者には、否応でもお互いの設定が交錯しあっているように見えてしまう世界。
良いなあ、本当に良い。ハルヒ版の消失ではあまりにも可哀想、気の毒、可憐だった長門へのキョンの叫びが具現化した世界。
いやそれに近いけれども少しズレた世界。
ハルヒが少し丸くなって、朝倉は文字通りの世話焼きさん。朝比奈さんは相変わらず最弱で、鶴屋さんは最強で。。。
そしてキョンはほんの少しだけ男女の機微を解して。
このシリーズはこのエピソードを書きたくてシリーズ化したのでしょう。愛ある作品は心に沁みます。オススメです。
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長門有希ちゃんの消失 (4) (カドカワコミックスAエース) コミック – 2012/4/28
車と接触し、「過去の思い出が他人のもののように感じる」ようになってしまった長門。いつも通り接する朝倉やキョンと振れ合い、少しずつ記憶に整合性をつけていくのだが…。長門は、もう一度恋をするのか――!?
- 本の長さ162ページ
- 言語日本語
- 出版社角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日2012/4/28
- 寸法13 x 1.2 x 18.3 cm
- ISBN-104041202175
- ISBN-13978-4041202173
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登録情報
- 出版社 : 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012/4/28)
- 発売日 : 2012/4/28
- 言語 : 日本語
- コミック : 162ページ
- ISBN-10 : 4041202175
- ISBN-13 : 978-4041202173
- 寸法 : 13 x 1.2 x 18.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 410,688位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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兵庫県在住。2003年、第8回角川スニーカー大賞“大賞”を『涼宮ハルヒの憂鬱』で受賞し、デビューを果たす(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 涼宮ハルヒの憂鬱 (ISBN-13: 978-4046310286 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
イメージ付きのレビュー
5 星
同じだけど違う。人が人足り得るには、自分が自分であるためには
『涼宮ハルヒの憂鬱』の1エピソード『涼宮ハルヒの消失』における「消失世界」を舞台のベースとし、さらに本作とは違った「IF(もしも)」の世界をややコメディタッチで描いた漫画の第四巻。以前YouTube上で無料公開された後にOVA化された『涼宮ハルヒの憂鬱』のパロディ・コメディタッチ版『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』と同じ作者ぷよ氏が描く、非常に稀有なポジションの作品。作者本人も語っている「リビルド」という言い回しにもあるように、本作の世界から「不思議要素」を一切取り除いた上で「消失世界」を創生、さらに状況設定を一部いじった形にして再構築をかけたもの。「奇数巻がコメ多め、偶数巻がラブ多め」「ラブ多め巻にはなんと有希ちゃんに恋敵が」との筆者コメントにもある通り、今巻でも主人公・長門有希の「恋敵」が登場する。……いや、厳密には違う、けど間違ってない。前巻最終話で自動車事故に遭遇した長門。彼女に起きた変化が、ややシリアスな流れで淡々と語られていく(シリアスな世界観を形作るためか、ハルヒと古泉、みくるちゃんは殆ど登場せず)。一時は「もしかして」と読者をドキドキさせるけど、やはり「あちら」とは独立していた「こちら」であること、にも関わらずクロスオーバーしている香りがあちこちに感じられ、不思議なリアリティ・既視感の中、話は進む。ネタばれになるので詳しくは触れないが、原作「涼宮ハルヒの憂鬱」での長門のバックボーンにある「情報」と、人が人であるための証、自分が自分足りえるために必要もの、それが切々と語られていく様子は、じわじわくるものがある。終盤にかけてたたみかけられるように高まり行く感情と、迫りくる現実のはざまで揺れ動く「恋敵」の想いに、限りない切なさを覚える人も少なくあるまい。表紙のイラストを見て、「あれ?」と思った人は、その想いを抱いたまま、読み進めてほしい。ちなみに長門が今回遭遇した「状況」「現象」をこのような切り口で盛り込んで、うまくまとめた話は、ついぞ見たことがない。非常に良く出来ているという点でも、お勧めしたい。※追伸:読み終えるまでカバーは取らないように。そして読み終えたらカバーを取り、まずは前面、そして次に後面の本紙部分の表紙に目を通してほしいナ。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2015年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2012年4月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表紙を見ればオリジナルの「ハルヒ」の「長門」をイメージさせます。
それがこの巻の長門をよく表しています。読書好きの無口な少女、つまりオリジナルの「ハルヒ」の長門です。
ストーリーは3巻の最後で自動車事故にあった長門がどうなったかが描かれています。
変貌した長門と朝倉そしてキョンの三人がストーリーを進めていきます。ハルヒも小泉、みくるちゃんも登場しません。それだけに引き締まった感じがします。
これまでをコミックパートとすると4巻はまさにラブコメです。
いや、もちろん3巻以前もラブコメですが、3巻なんかは温泉とかサービス満載だったのに、思い出したかのようにラブコメしてます。
でもメリハリが利いているので長門の恋心の繊細さが一層引き立ちます。
まるで劇中劇のようです。でもこれが5巻以降のストーリーを動かしていくことになりそうです。
それにしても長門は図書館が似合う。
それがこの巻の長門をよく表しています。読書好きの無口な少女、つまりオリジナルの「ハルヒ」の長門です。
ストーリーは3巻の最後で自動車事故にあった長門がどうなったかが描かれています。
変貌した長門と朝倉そしてキョンの三人がストーリーを進めていきます。ハルヒも小泉、みくるちゃんも登場しません。それだけに引き締まった感じがします。
これまでをコミックパートとすると4巻はまさにラブコメです。
いや、もちろん3巻以前もラブコメですが、3巻なんかは温泉とかサービス満載だったのに、思い出したかのようにラブコメしてます。
でもメリハリが利いているので長門の恋心の繊細さが一層引き立ちます。
まるで劇中劇のようです。でもこれが5巻以降のストーリーを動かしていくことになりそうです。
それにしても長門は図書館が似合う。
2012年4月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『涼宮ハルヒの憂鬱』の1エピソード『涼宮ハルヒの消失』における「消失世界」を舞台のベースとし、さらに本作とは違った「IF(もしも)」の世界をややコメディタッチで描いた漫画の第四巻。以前YouTube上で無料公開された後にOVA化された『涼宮ハルヒの憂鬱』のパロディ・コメディタッチ版『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』と同じ作者ぷよ氏が描く、非常に稀有なポジションの作品。
作者本人も語っている「リビルド」という言い回しにもあるように、本作の世界から「不思議要素」を一切取り除いた上で「消失世界」を創生、さらに状況設定を一部いじった形にして再構築をかけたもの。
「奇数巻がコメ多め、偶数巻がラブ多め」「ラブ多め巻にはなんと有希ちゃんに恋敵が」との筆者コメントにもある通り、今巻でも主人公・長門有希の「恋敵」が登場する。……いや、厳密には違う、けど間違ってない。
前巻最終話で自動車事故に遭遇した長門。彼女に起きた変化が、ややシリアスな流れで淡々と語られていく(シリアスな世界観を形作るためか、ハルヒと古泉、みくるちゃんは殆ど登場せず)。一時は「もしかして」と読者をドキドキさせるけど、やはり「あちら」とは独立していた「こちら」であること、にも関わらずクロスオーバーしている香りがあちこちに感じられ、不思議なリアリティ・既視感の中、話は進む。
ネタばれになるので詳しくは触れないが、原作「涼宮ハルヒの憂鬱」での長門のバックボーンにある「情報」と、人が人であるための証、自分が自分足りえるために必要もの、それが切々と語られていく様子は、じわじわくるものがある。終盤にかけてたたみかけられるように高まり行く感情と、迫りくる現実のはざまで揺れ動く「恋敵」の想いに、限りない切なさを覚える人も少なくあるまい。
表紙のイラストを見て、「あれ?」と思った人は、その想いを抱いたまま、読み進めてほしい。
ちなみに長門が今回遭遇した「状況」「現象」をこのような切り口で盛り込んで、うまくまとめた話は、ついぞ見たことがない。非常に良く出来ているという点でも、お勧めしたい。
※追伸:読み終えるまでカバーは取らないように。そして読み終えたらカバーを取り、まずは前面、そして次に後面の本紙部分の表紙に目を通してほしいナ。
作者本人も語っている「リビルド」という言い回しにもあるように、本作の世界から「不思議要素」を一切取り除いた上で「消失世界」を創生、さらに状況設定を一部いじった形にして再構築をかけたもの。
「奇数巻がコメ多め、偶数巻がラブ多め」「ラブ多め巻にはなんと有希ちゃんに恋敵が」との筆者コメントにもある通り、今巻でも主人公・長門有希の「恋敵」が登場する。……いや、厳密には違う、けど間違ってない。
前巻最終話で自動車事故に遭遇した長門。彼女に起きた変化が、ややシリアスな流れで淡々と語られていく(シリアスな世界観を形作るためか、ハルヒと古泉、みくるちゃんは殆ど登場せず)。一時は「もしかして」と読者をドキドキさせるけど、やはり「あちら」とは独立していた「こちら」であること、にも関わらずクロスオーバーしている香りがあちこちに感じられ、不思議なリアリティ・既視感の中、話は進む。
ネタばれになるので詳しくは触れないが、原作「涼宮ハルヒの憂鬱」での長門のバックボーンにある「情報」と、人が人であるための証、自分が自分足りえるために必要もの、それが切々と語られていく様子は、じわじわくるものがある。終盤にかけてたたみかけられるように高まり行く感情と、迫りくる現実のはざまで揺れ動く「恋敵」の想いに、限りない切なさを覚える人も少なくあるまい。
表紙のイラストを見て、「あれ?」と思った人は、その想いを抱いたまま、読み進めてほしい。
ちなみに長門が今回遭遇した「状況」「現象」をこのような切り口で盛り込んで、うまくまとめた話は、ついぞ見たことがない。非常に良く出来ているという点でも、お勧めしたい。
※追伸:読み終えるまでカバーは取らないように。そして読み終えたらカバーを取り、まずは前面、そして次に後面の本紙部分の表紙に目を通してほしいナ。
『涼宮ハルヒの憂鬱』の1エピソード『涼宮ハルヒの消失』における「消失世界」を舞台のベースとし、さらに本作とは違った「IF(もしも)」の世界をややコメディタッチで描いた漫画の第四巻。以前YouTube上で無料公開された後にOVA化された『涼宮ハルヒの憂鬱』のパロディ・コメディタッチ版『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』と同じ作者ぷよ氏が描く、非常に稀有なポジションの作品。
作者本人も語っている「リビルド」という言い回しにもあるように、本作の世界から「不思議要素」を一切取り除いた上で「消失世界」を創生、さらに状況設定を一部いじった形にして再構築をかけたもの。
「奇数巻がコメ多め、偶数巻がラブ多め」「ラブ多め巻にはなんと有希ちゃんに恋敵が」との筆者コメントにもある通り、今巻でも主人公・長門有希の「恋敵」が登場する。……いや、厳密には違う、けど間違ってない。
前巻最終話で自動車事故に遭遇した長門。彼女に起きた変化が、ややシリアスな流れで淡々と語られていく(シリアスな世界観を形作るためか、ハルヒと古泉、みくるちゃんは殆ど登場せず)。一時は「もしかして」と読者をドキドキさせるけど、やはり「あちら」とは独立していた「こちら」であること、にも関わらずクロスオーバーしている香りがあちこちに感じられ、不思議なリアリティ・既視感の中、話は進む。
ネタばれになるので詳しくは触れないが、原作「涼宮ハルヒの憂鬱」での長門のバックボーンにある「情報」と、人が人であるための証、自分が自分足りえるために必要もの、それが切々と語られていく様子は、じわじわくるものがある。終盤にかけてたたみかけられるように高まり行く感情と、迫りくる現実のはざまで揺れ動く「恋敵」の想いに、限りない切なさを覚える人も少なくあるまい。
表紙のイラストを見て、「あれ?」と思った人は、その想いを抱いたまま、読み進めてほしい。
ちなみに長門が今回遭遇した「状況」「現象」をこのような切り口で盛り込んで、うまくまとめた話は、ついぞ見たことがない。非常に良く出来ているという点でも、お勧めしたい。
※追伸:読み終えるまでカバーは取らないように。そして読み終えたらカバーを取り、まずは前面、そして次に後面の本紙部分の表紙に目を通してほしいナ。
作者本人も語っている「リビルド」という言い回しにもあるように、本作の世界から「不思議要素」を一切取り除いた上で「消失世界」を創生、さらに状況設定を一部いじった形にして再構築をかけたもの。
「奇数巻がコメ多め、偶数巻がラブ多め」「ラブ多め巻にはなんと有希ちゃんに恋敵が」との筆者コメントにもある通り、今巻でも主人公・長門有希の「恋敵」が登場する。……いや、厳密には違う、けど間違ってない。
前巻最終話で自動車事故に遭遇した長門。彼女に起きた変化が、ややシリアスな流れで淡々と語られていく(シリアスな世界観を形作るためか、ハルヒと古泉、みくるちゃんは殆ど登場せず)。一時は「もしかして」と読者をドキドキさせるけど、やはり「あちら」とは独立していた「こちら」であること、にも関わらずクロスオーバーしている香りがあちこちに感じられ、不思議なリアリティ・既視感の中、話は進む。
ネタばれになるので詳しくは触れないが、原作「涼宮ハルヒの憂鬱」での長門のバックボーンにある「情報」と、人が人であるための証、自分が自分足りえるために必要もの、それが切々と語られていく様子は、じわじわくるものがある。終盤にかけてたたみかけられるように高まり行く感情と、迫りくる現実のはざまで揺れ動く「恋敵」の想いに、限りない切なさを覚える人も少なくあるまい。
表紙のイラストを見て、「あれ?」と思った人は、その想いを抱いたまま、読み進めてほしい。
ちなみに長門が今回遭遇した「状況」「現象」をこのような切り口で盛り込んで、うまくまとめた話は、ついぞ見たことがない。非常に良く出来ているという点でも、お勧めしたい。
※追伸:読み終えるまでカバーは取らないように。そして読み終えたらカバーを取り、まずは前面、そして次に後面の本紙部分の表紙に目を通してほしいナ。
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2014年2月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
車に轢かれかけて倒れた有希は人格が変わってしまい、自分が「有希ちゃん」と思えなくなってしまっていた。この有希のキャラはどこか原作の対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース長門に似ている、クールだし、読書好きだし、健啖家だし。そんな有希を心配する朝倉さんとキョンが優しい。それでこの長門もキョンに惹かれてしまう。
原作ではクール長門がバグを抱えて、可憐な有希を生み出すが、こちらでは可憐な「有希ちゃん」がクールな長門に変じる。やはり二人の有希は両立するわけもなく、・・・。原作がキョンの赤い血で彩られるフルカラー大作とすると、こちらはセピア色で描かれた短編の面持ちだ。谷川流先生の切なさに対し、ぷよ先生のまた違った切なさの表現も素晴らしい。胸が締め付けられる。
原作でかわいそうだった「可憐な有希」への思い入れで幸せな有希ちゃんを描こうと生まれた「長門有希ちゃんの消失」なのだろうが、ここに「愛すべきクール長門」が誕生したことで、「原作の魅力を繰り返し何度も味わう2次創作」から「原作に乗りながらも原作とは角度・色合いの違う味を出すことで、原作とあいまって物語世界の深みを増す2次創作」にアップした気がする。これはすごい。読者としてぷよ先生に感謝するしかない。第4巻最高!
原作ではクール長門がバグを抱えて、可憐な有希を生み出すが、こちらでは可憐な「有希ちゃん」がクールな長門に変じる。やはり二人の有希は両立するわけもなく、・・・。原作がキョンの赤い血で彩られるフルカラー大作とすると、こちらはセピア色で描かれた短編の面持ちだ。谷川流先生の切なさに対し、ぷよ先生のまた違った切なさの表現も素晴らしい。胸が締め付けられる。
原作でかわいそうだった「可憐な有希」への思い入れで幸せな有希ちゃんを描こうと生まれた「長門有希ちゃんの消失」なのだろうが、ここに「愛すべきクール長門」が誕生したことで、「原作の魅力を繰り返し何度も味わう2次創作」から「原作に乗りながらも原作とは角度・色合いの違う味を出すことで、原作とあいまって物語世界の深みを増す2次創作」にアップした気がする。これはすごい。読者としてぷよ先生に感謝するしかない。第4巻最高!
2012年4月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とてもしっかりとしたストーリー。前の巻が温泉旅行で大盛り上がりだったのに対し、本巻は
シリアスで、苦悩するもうひとりの長門の物語。このメリハリのよさがとてもいいです。実際作者も
そこは考えながら描いていると断言されてますし。今回、とてもいい内容だったけど切なかった。
しかし失礼ながらこういう切ない物語も描けるんだなぁと作者のぷよさんが技量ある漫画家さんと
改めて感じました。
そういえば次巻予告がありました。きっと大騒ぎなのでしょう(笑) 次巻も楽しみにしています。
シリアスで、苦悩するもうひとりの長門の物語。このメリハリのよさがとてもいいです。実際作者も
そこは考えながら描いていると断言されてますし。今回、とてもいい内容だったけど切なかった。
しかし失礼ながらこういう切ない物語も描けるんだなぁと作者のぷよさんが技量ある漫画家さんと
改めて感じました。
そういえば次巻予告がありました。きっと大騒ぎなのでしょう(笑) 次巻も楽しみにしています。
2012年5月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み終わってすぐにレビューを書きたいと思うくらい、ストーリーに引き込まれました。何故引き込まれたのかと考えたところ、これこそ作者の本当に書きたかったエピソードだったからではないかと思い当たりました。他方で表現には抑制を効かせており、その結果、伝わりやすい作品になったのだと思います。
この第4巻は、長門、キョン、朝倉の「3人」のみで、ほとんどのセリフを回しています。近年のマンガに見られがちなキャラのインフレ、あるいは、キャラ頼みのストーリー展開ではなく、「3人」の大切な時間を、視点をふらつかせることなく丁寧に描くことを優先したかったと言えるでしょう。
「消失」が好きなファンはもとより、切なく爽やかな、単巻でもすばらしい作品になっています。ポニーテールへのオマージュもあり、お勧めです。
この第4巻は、長門、キョン、朝倉の「3人」のみで、ほとんどのセリフを回しています。近年のマンガに見られがちなキャラのインフレ、あるいは、キャラ頼みのストーリー展開ではなく、「3人」の大切な時間を、視点をふらつかせることなく丁寧に描くことを優先したかったと言えるでしょう。
「消失」が好きなファンはもとより、切なく爽やかな、単巻でもすばらしい作品になっています。ポニーテールへのオマージュもあり、お勧めです。
2013年1月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一巻から読んでましたが、今回のはハルヒ本編の長門がデレたような感じでグッと来ました
それに加えて今回のは絵もレベルアップしたように思えます
それに加えて今回のは絵もレベルアップしたように思えます
2012年5月4日に日本でレビュー済み
事故をきっかけに、脳内人格として「涼宮ハルヒの憂鬱」の長門有希が登場します。それに対する、キョンと朝倉の優しいこと。高校時代に、こんな友人が欲しかった
「再び長門は恋をする」なんて、こんなに恋愛を美化できるのって感じですが。若々しい恋が、おじさんにはまぶしい!!
クライマックスは、ついに告白!!(別人格だけど) 恋のライバル登場と先にありましたが、何か少し違う気がしますけど
とにかく、一段と近づいた二人。次巻も楽しみですね
「再び長門は恋をする」なんて、こんなに恋愛を美化できるのって感じですが。若々しい恋が、おじさんにはまぶしい!!
クライマックスは、ついに告白!!(別人格だけど) 恋のライバル登場と先にありましたが、何か少し違う気がしますけど
とにかく、一段と近づいた二人。次巻も楽しみですね