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愛 (角川文庫 い 5-8) 文庫 – 2008/4/25

4.6 5つ星のうち4.6 13個の評価

結婚記念日,石庭,死と恋と波と

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 角川グループパブリッシング (2008/4/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/4/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 121ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4041216389
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4041216385
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 13個の評価

著者について

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井上 靖
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(1907-1991)旭川市生れ。

京都大学文学部哲学科卒業後、毎日新聞社に入社。戦後になって多くの小説を手掛け、1949(昭和24)年「闘牛」で芥川賞を受賞。1951年に退社して以降は、次々と名作を産み出す。

「天平の甍」での芸術選奨(1957年)、「おろしや国酔夢譚」での日本文学大賞(1969年)、「孔子」での野間文芸賞(1989年)など受賞作多数。1976年文化勲章を受章した。

カスタマーレビュー

星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
13グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2016年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
結婚記念日を読むと、言葉や体で近づくだけ以上に、愛ってこんなもんなんだなーと感じます。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年4月16日に日本でレビュー済み
人がどんな時に「愛」を感じるかは、それぞれなのでしょう。ですから、この本、とくに「結婚記念日」という作品を声高に、星5つですと宣言することはためらいがないわけではありません。それでも、このレビューを投稿しましたのは、この作品を読むたびに涙が出てしまうからなのだと思います。夫婦愛って、こうなんだろうと思うのです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年6月26日に日本でレビュー済み
3つの話を載せた小説ですが、3つとも静かにいろんな”愛”の形を教えてくれる、井上靖からのメッセージのような話です。”死と恋と波と”という話が3話目に入っているのですが、とても心に残る話です。自殺しようと思った男女が登場するのですが、きりりといさぎよく、どちらの男女にも共感できる弱さとかっこよさ・かわいらしさがあるのです。昭和25年に発表された話とは思えないほど新鮮な登場人物です。主な設定場所は海辺のホテルで、寒そうだったり、さして人気のありそうなホテルでもなさそうなんですが、なんとなくそこに行って見たいなあ、と思えてしまいました。今から15年以上前に初めて読んだ作品ですが、改めて最近読みなおしても新鮮で、私には、まだちょっと先の大人の世界のような気がします。

もしかして、これは 人生の折返し地点を山の上から振り返り、若い頃に置き忘れてきた愛の形を井上さんが描いたものなんでしょうか?自分が70過ぎになったら、どんな愛をなつかしむのだろう?どんな愛をあきらめたと思うのだろう?そんなことまで想像してしまう読後感でした。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年8月19日に日本でレビュー済み
 愛にまつわる三編。
 井上靖の作品では割合マイナーな方ですが、一番薦めたい作品です。
「結婚記念日」男が亡き妻を思い出す。貧しい生活の中、いたずらのように当たった抽選で行った一泊二日の箱根旅行の思い出。それを切っ掛けに、妻に今まで感じたことの無い愛しさを感じた。
「石庭」竜安寺の石庭の妖しい魅力が、新婚夫婦に呼び戻す記憶。
「死と恋と波と」自殺希望の男女が紀州のホテルで出会う。生きるも良し、死ぬも良し。だが愛はそれを越える。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年4月25日に日本でレビュー済み
かなり昔の作品ということで読みにくいのを覚悟していたのですが、意外なことにとても読みやすかったです。
確かに、価値観とか会話文とかには時代を感じましたが、今の時代に読んでも登場人物の心情などは理解できましたし、自分の若いときにもこういう愛し方をしたこともあったなあと懐かしく思いを馳せたり、人によっていろいろな愛し方や愛があるのだということが、丁寧に描かれていました。こういう本を読むと、読書っていいなって改めて思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年5月14日に日本でレビュー済み
マイナーだけど名作と謳われる本作を初めて読みましたが
いかんせん古典的で…でも超古典でもなく
妙に現実的で…でも現実ばなれしてて..
特に「結婚記念日」は少し似た内容で、
藤沢周平の時代物を先に読んでいたのであれ?って感じでしたが。
40代の私でも、私の母親世代の時代の話かなぁ…!?
なんだか我が母をつい思い出してしまいました。
高校生の娘が、いつだかこの本の時代で別のドラマを見たとき、
「私にとっては時代劇の部類」といってたのを思い出しました。
2作目の舞台になる竜安寺の石庭も
井上先生が思い描かれている石庭とは違っているので
時代の流れを妙に感じます。
描かれている愛についても世代によって想いがちがうでしょうね。
古くもわかり易い文章なのと短編なのでイッキに読めるから
それぞれの世代感で読みつがれるといいですね。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一度は読むべき短編。