認識論や言語論などの学術本を読むより100倍わかりやすい。
さりよりいままでそのような論をわかろうとしたからこそ、この本にかかれていることがすんなりと染み入るように共感できたのだろう。
過去、彼の詩は真剣によんだことはない。
この本の彼の文体は好きだ。まるでエリーケ(ら旋型をしたパスタ)の様に、くにょくにょしたリズムで入り込んでくるのだ。
日本語を知り、その特性をきちんと認識しようとする努力は実はすごく楽しいことなのかもしれない。
彼に日本語のよさを再確認させてもらった。
今度は、彼の詩をよんでみたいとおもう。
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風穴をあける (角川文庫 た 3-3) 文庫 – 2006/11/25
谷川 俊太郎
(著)
書くこと。本当に自分が読みたい本。たくさんの友人たちとの思い出。詩人の暮らしを支えたすべてのものに、愛をこめて真摯に向き合った珠玉のエッセイ集。
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2006/11/25
- ISBN-104041285038
- ISBN-13978-4041285039
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商品の説明
著者について
たにかわしゅんたろう●1931年東京生まれ。詩人。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2006/11/25)
- 発売日 : 2006/11/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 256ページ
- ISBN-10 : 4041285038
- ISBN-13 : 978-4041285039
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,086,384位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,692位ロシア・東欧文学研究
- - 14,454位角川文庫
- - 14,893位日本文学研究
- カスタマーレビュー:
著者について
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1931年、東京生まれ。詩人。詩集『二十億光年の孤独』を刊行以来、詩やエッセー、翻訳、脚本など幅広く活動する(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 かずのえほん いくつかな? (ISBN-13: 978-4774317434 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2003年4月28日に日本でレビュー済み
詩を長い年月書いてきた著者の散文を集めた本です。
それぞれの内容もさることながら、文章のひとつのセンテンスごと、
選び抜かれた、コチラの思考を自在に著者の思うところへと
おとしこんでいく文章に気づくと、本当に舌を巻かされます。
この人が小説を書いたら、さぞかし凄いだろうに。
(でも、この一文の集中力で100ページも書いたら、
寿命が5年は縮みそう。笑)
文字を書きたい者にとって、
こりゃテキストがわりに使える本だとひそかに座右の書に
するつもりでおります。
それぞれの内容もさることながら、文章のひとつのセンテンスごと、
選び抜かれた、コチラの思考を自在に著者の思うところへと
おとしこんでいく文章に気づくと、本当に舌を巻かされます。
この人が小説を書いたら、さぞかし凄いだろうに。
(でも、この一文の集中力で100ページも書いたら、
寿命が5年は縮みそう。笑)
文字を書きたい者にとって、
こりゃテキストがわりに使える本だとひそかに座右の書に
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