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悪霊島(上) 金田一耕助ファイル19 (角川文庫) 文庫 – 1981/5/15

4.1 5つ星のうち4.1 106個の評価

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あの島には悪霊がとりついている――額から血膿の吹き出した凄まじい形相の男は、そう呟いて息絶えた。尋ね人の仕事で岡山へ来た金田一耕助。絶海の孤島を舞台に妖美な世界を構築!

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著者について

1902年5月24日、神戸市生まれ。旧制大阪薬専卒。26年、博文館に入社。「新青年」「探偵小説」の編集長を歴任し、32年に退社後、文筆活動に入る。信州での療養、岡山での疎開生活を経て、戦後は探偵小説雑誌「宝石」に、『本陣殺人事件』(第一回探偵作家クラブ賞長編賞)、『獄門島』、『悪魔の手毬唄』などの名作を次々と発表。76年、映画「犬神家の一族」で爆発的横溝ブームが到来、今もなお多くの読者の支持を得ている。81年、永眠。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA (1981/5/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1981/5/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 352ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4041304679
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4041304679
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 106個の評価

著者について

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横溝 正史
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「悪霊島」は横溝正史の長編推理小説。昭和54年1月から翌年5月まで「野性時代」に連載された作品で、「鵺のなく夜に気をつけろ」という不気味なダイイング・メッセージで知られている。名探偵・金田一耕助最後の事件は「病院坂の首縊りの家」だが、横溝正史によって最後に書かれた作品はこの「悪霊島」である。

昭和42年6月。アメリカで成功を収めた大富豪・越智竜平から依頼を受け、金田一耕助は久しぶりに岡山を訪れていた。竜平は出身地である刑部島の土地を買い占め、一大レジャーランドを建設する計画を進めていたが、調査のため島へ派遣した部下の青木修三が消息不明のため探してほしいというのだった。

ところが、旧友の磯川警部を訪ねた金田一は不思議なテープを聞かされることになる。それは青木らしき人物がどこかの崖から滑落し、瀬戸内海を漂っていたところ漁船に助けられ、船上で亡くなる直前にテープに残した言葉だった。

> ……あいつは体のくっついたふたごなんだ……
> ……あいつは腰のところで骨と骨とがくっついたふたごなんだ……
> ……あいつは歩くとき蟹のように横に這う……
> ……あいつは平家蟹だ……平家蟹の子孫なんだ……
> ……あの島には悪霊がとりついている、悪霊が……悪霊が……
> ……鵺のなく夜に気をつけろ……
> ……その島の名は……その島の名は……その島の名は……

金田一耕助が竜平に事の顛末を報告したところ、引き続き青木の死について調査するよう依頼される。そこで金田一は刑部島へ渡ることを決意し、磯川警部に連絡を取ってみたところ、彼は浅井はるという産婆殺しを捜査していた。彼女は死ぬ前に磯川警部へ助けを求める手紙を送っており、遺品からは刑部神社との繋がりを示すものが発見されるのだった。

そもそも刑部島は平家の落人の末裔である刑部家が支配しており、もともと島にいた網元の越智家とは対立関係が続いている。22年前、越智本家の跡取りだった竜平は、刑部神社の家付き娘である巴と駆け落ちしたことがあった。網元とはいえ漁師の息子である竜平との仲は認められず、連れ戻された二人は仲を裂かれ、竜平は島を出てアメリカに渡ったのだという。

最近は工業化の煽りで漁業ができなくなり、寂れる一方だった刑部島。今でも神々しい美しさを誇る巴御寮人は、入り婿である守衛との間に真帆と片帆という双児の娘をもうけている。アメリカで資産家となり日本に戻った竜平が、故郷に錦を飾るかのごとく刑部島の開発に熱心に取り組み、刑部神社に莫大な寄進を行っているのは、巴御寮人が目当てと考えるものも少なくなかった。

そんななか、7月7日に行われる祭礼を前に刑部島はいつにない賑わいを見せている。島を訪れる者の中には、刑部島で消息を絶った神楽太夫・妹尾松若の遺児や、置き薬行商人で失踪した父を探している荒木定吉、そして浅井はるの殺害現場で目撃されたヒッピーに似た青年・三津木五郎も含まれていた。

祭の日、金田一耕助は刑部大膳の案内により島を舟で一周し、死者を火葬にする隠亡谷や、多くの蟹が棲息する水蓮洞の存在を知る。その夜、金田一は五郎が竜平に向かって叫んだ「お父さん!」という言葉の意味を考えていた。五郎はいったい誰の子供なのか。さまざまな思惑が行き交うなか、とうとう事件が発生する。刑部神社の神主である守衛が、竜平の寄進した黄金の矢で刺し殺されていたのであった……。

ミステリというよりはホラー要素が強く、繰り返しも目立つため冗長な印象を受けるが、瀬戸内の孤島、平家の落人、不可解なメッセージ、隠された血縁の秘密、シャム双生児、地下洞窟での対決など、金田一シリーズの醍醐味は味わえる作品になっている。特に、磯川警部の驚くべき過去を事件にからませた点が素晴らしく、結末も味わい深いものとなっていた。

「鵺の鳴く夜は恐ろしい…」というキャッチコピーを使用した角川映画で本作を知った方もいるのではないだろうか。原作発表の年に発生したジョン・レノン暗殺事件を本編に盛り込むため、重要な登場人物である三津木五郎が回想するという形式に変更されており、主題歌もビートルズの「Let It Be」が使われていた。鹿賀丈史が金田一を演じたのはこの映画のみだが、楽曲の使用権が切れたために、近年DVD化されたものはカバー版に差し替えられているとのこと。入手困難となっているオリジナルを観てみたいものだ。

<登場人物>
刑部大膳 … 刑部島の最高権力者。島唯一の旅館・錨屋を経営。
刑部天膳 … 大膳の双子の兄。巴の祖父。海難事故で死亡した。
刑部瑠璃 … 刑部神社の娘。天膳を婿養子に迎える。巴の祖母。
刑部珊瑚 … 瑠璃の娘。宮司を養子に迎え巴を生む。
刑部巴 … 大膳の姪。巴御寮人と呼ばれる別嬪。
刑部守衛 … 刑部神社の神主。巴の婿養子。天神ヒゲ。
刑部真帆 … 守衛と巴の娘。双子の姉。高校時代は島外で生活。
刑部片帆 … 守衛と巴の娘。双子の妹。高校時代は島外で生活。
刑部辰馬 … 刑部島の村長。大膳の甥。
越智竜平 … アメリカ帰りの大富豪。刑部島出身。
越智多年子 … 竜平の叔母。刑部島出身。
越智吉太郎 … 竜平の従兄弟。大膳の手下。巴に忠誠を誓う。
青木修三 … 竜平の部下。死ぬ直前、テープに謎の遺言を残す。
松本克子 … 竜平の秘書。
妹尾四郎兵衛 … 備中神楽の巨匠。神社の祭礼に招聘される。
妹尾松若 … 神楽太夫。四郎兵衛の息子。昭和23年に失踪。
妹尾誠 … 神楽太夫。松若の息子。勇の兄。
妹尾勇 … 神楽太夫。松若の息子。誠の弟。
妹尾平作 … 神楽太夫。四郎兵衛とは一番古いつきあい。
妹尾徳右衛門 … 神楽太夫。
妹尾嘉六 … 神楽太夫。
妹尾弥之助 … 神楽太夫。四郎兵衛の妹の孫。
三津木五郎 … ヒッピー青年。本当の父親を探し刑部島へ来た。
三津木秀吉 … 五郎の父。三新証券元社長。癌で亡くなる。
三津木貞子 … 秀吉の妻。肺炎で夫の後を追う。
荒木定吉 … 置き薬行商人。失踪した父を探している。
荒木清吉 … 置き薬行商人だった定吉の父。昭和33年に失踪。
山城太市 … 淡路の人形遣い。昭和36年に失踪。
浅井はる … 市子。殺される直前、磯川警部に手紙を送る。
川島ミヨ … はるの近所に住む婦人。
山下亀吉 … 学生服卸販売業者。金田一に島のことを語る。
田中静恵 … クラブ「モナミ」の女将。守衛に女を世話する。
澄子 … 倉敷の御寮人。守衛の妾。一時、真帆を預かる。
玉江 … 玉島の御寮人。守衛の妾。一時、片帆を預かる。
広瀬警部補 … 児島署の捜査主任。
藤田刑事 … 児島署の刑事。
山崎巡査 … 児島署刑部島駐在所の巡査。
原田巡査 … 児島署下津井駐在所の巡査。
木下医師 … 下津井署の嘱託医。
磯川警部 … 岡山県警の古狸。金田一とは旧知の仲。
磯川糸子 … 磯川警部の妻。元来が蒲柳の質で過労により死去。
磯川平太郎 … 磯川警部の7つ上の兄。応召し上海で散華した。
磯川八重 … 平太郎の妻。磯川警部は八重の家に寄寓している。
磯川健一 … 平太郎の息子。医者。磯川警部が学費を援助した。
磯川清子 … 健一の気だてのよい妻。2児の母。
金田一耕助 … 越智竜平から青木の調査を依頼された私立探偵。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2024年1月9日に日本でレビュー済み
横溝作品としては登場人物が多くなく、その血縁姻戚関係も複雑過ぎもしないので、読み易い小説だ。ただし、雑誌(角川書店『野性時代』)に長期連載されたものであり、冗長さは否めない。「横溝先生。引っ張り過ぎですよ」と言いたくなる(笑)。
感慨をもう1つ。事件は昭和42年に設定されており、金田一耕助も磯川警部も50才がらみの年齢になっている。磯川の驚くべきプライバシーの秘密も出てくる。「時が経ったんだなぁ」と思った。
さらにもう1つ。昭和56年(1981年)の角川映画化作品は原作に大幅な改変が加えられていたことが分かった。岩下志麻(巴御寮人)や佐分利信(刑部大膳)のキャラクターへの配慮か或いはライター(清水邦夫)の思いか。とにかく、ビートルズの”Let it be”とマッチするような原作ではないと思った。
閑話休題。探偵小説の巨匠。その最晩年の長編力作です。薦めます。
2022年5月1日に日本でレビュー済み
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角川文庫の〈金田一耕助ファイル〉シリーズの第19弾。シリーズ1作目から順番に読んできたのですが、〈ファイル20〉でこのシリーズはおしまいなので、いよいよ終わりがみえてきました。本シリーズに手を掛けてから、横溝正史先生の金田一耕助モノが大好きになった者としては、終わりが見えてきたことに一抹の寂しさを覚えるとともに、期待を込めて読み始めました。

 登場人物の相関関係がさほど複雑でなく、また素直なストーリー展開から、真犯人像は割と直ぐに思い浮かびました(下巻から登場する人物が真犯人であるなら、私の推理は全くの的外れということになりますが)。上下巻で完結するお話ですが、上巻の半分ぐらい読むと、なんとなく犯人像が浮かんできます。私の犯人像が当たっているか否かは別として、直感的に「この『悪霊島』の主題は謎解きには無い」と感じました。「横溝先生は、殺人事件を介して何か別のことを語ろうとしているのではないだろうか?」という思いです。

 本作品は推理小説としてのトリックについては、技巧を凝らしたものではないかもしれません。しかしながら、上巻に登場してきた人物たちが下巻ではどういう結末を辿るのか、ドキドキします。シリーズ物を読み続け、大きな期待を持って読んでも、“期待はずれ”になることはありませんでした。上巻を読み終えたその日のうちに、下巻に手が伸びました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年3月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近、金田一耕介がちょっとしたマイブームになっていて
映画で見たものから順番に読んでいる最中で
上下まとめての感想です

映画で観ているので、頭の中になんとなく粗筋が入っているため
映像を描きながら読んでいたんですが
結論から言うと、上下二冊にせずに1冊でまとめた方がよかったのではと思いました

同じ描写、同じ台詞、同じ場面の描写が多くて、
「あれ?これと同じ文章さっきもなかった?」
何度そう思ったことか。
読み忘れた部分を思い出すためにしては頻度が高すぎて
せっかくの流れがそこで途切れた形になるのが残念です

違和感もいくつかありました
鍾乳洞の中での捜索は、
八つ墓村を経験しているなら紐を使うことは頭にありそうですが
別の人物がその方法を取ったことに驚いたり、
目撃証言だけの情況証拠に頼ることが多すぎて
数多の凄惨な事件を見てきた金田一にしてはお粗末かなという気もします
ネタばれになりますが、初読で姉妹の一人が殺された理由がわかりませんでした
再読してみます

エピローグのように余韻の残る部分は好きなんですけどね
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
横溝作品を昔から小説で読んでいる諸先輩方の評価は辛いが、私には結構面白かった。人物もわかりやすい。
映画版はいまいちわかりにくく、岩下志麻のすばらしさだけ印象にのこったが、陰惨さは小説の方が増し増しだし、磯川警部についてのお話があるのが良い。エピローグも気に入った。今じゃサイコパスや二重人格などが当たり前に出てくるけど、当時としては新しかったんじゃないかと。ところで、出てくる台詞のイメージは金田一は石坂、磯川は若山だった。台詞が誰のイメージになるかは読者次第で見つけるといい。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
品物を頂きました。大変ありがとうございました。
2021年8月18日に日本でレビュー済み
横溝正史さんの小説では定番の岡山県を舞台にした長編です。伝奇作品のようにおどろおどろしい描写がてんこ盛りのエンタメ側に寄った内容です。一方で、金田一の推理や作中の人々の関係がご都合的であり、後半で駆け足のように物語が進むなど、推理小説としてはバランスが悪いところが目につきます。
2020年5月8日に日本でレビュー済み
横溝ブームに乗って復活した氏の長編作のなかではただ一つのオリジナル作品。
他の長編はかつての中短編の引き延ばしやら中絶作品を再構築して書き直したリライト作品。
金田一耕助最後の事件の後にさらに書かれた作家本人の手による同人作のようなものです。
設定とキャラクターだけで読ませてしまうために、ミステリーなんだかサスペンスなんだかオカルトなんだかわけがわからない。それこそ「ヌエ」のようになってしまった作品。
ともあれ盟友、磯川警部の物語に決着をつけた作品として大切にしたいものです。
磯川警部の晩年に興味のある方だけ必読です。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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