この本を読んでから、小松左京にやみつきになった。今もそれは衰えていない。
特に面白かったのは、「骨」「召集令状」「黄色い泉」「悪霊」
「蟻の園」「くだんのはは」「影が重なる時」。
特に「骨」は傑作だと思う。
読後、体のなかをゾクゾクっと凍った風が吹き抜けるような恐さがある。
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霧が晴れた時 自選恐怖小説集 (角川ホラー文庫) 文庫 – 1993/7/22
小松 左京
(著)
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太平洋戦争末期、少年が屋敷で見た恐怖の真相とは!? 名作中の名作「くだんのはは」をはじめ、日本恐怖小説界に今なお絶大なる影響を与えつづける、ホラー短編の金字塔。
- 本の長さ432ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日1993/7/22
- ISBN-104041308631
- ISBN-13978-4041308639
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (1993/7/22)
- 発売日 : 1993/7/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 432ページ
- ISBN-10 : 4041308631
- ISBN-13 : 978-4041308639
- Amazon 売れ筋ランキング: - 170,918位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1931年大阪生まれ。京都大学文学部卒業。星新一、筒井康隆とともに「御三家」と呼ばれる、日本を代表するSF作家(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 小松左京セレクション1 宇宙漂流 (ISBN-13: 978-4591118603)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
イメージ付きのレビュー
4 星
話は良かったけどね。
くだんの母を読みたくて購入しました。あまりSFだとついて行けないお話もありました。そして何でだろう、古本のようにカバーの背表紙が破れていましたが。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2022年3月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「くだんのはは」を読みたくて購入しました。さすがに大御所の作品だけあって、戦中の雰囲気がよくわかるのですが、なんかダジャレみたいなタイトルが…
「秘密」と「黄色い泉」は、人によっては読んだらトラウマだろうな… とくに後者はオチがわからん…
「すぐそこ」、「霧が晴れる時」は人間の深層をえぐるような不安譚。表題作は「首都消失」のヒントになったか…?
いずれも、ホラー色よりSF色が濃い、先生ならではの作品集です。
「秘密」と「黄色い泉」は、人によっては読んだらトラウマだろうな… とくに後者はオチがわからん…
「すぐそこ」、「霧が晴れる時」は人間の深層をえぐるような不安譚。表題作は「首都消失」のヒントになったか…?
いずれも、ホラー色よりSF色が濃い、先生ならではの作品集です。
2023年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あの手塚治虫も絶賛したという「くだんのはは」はホラーとしても小説としても非常によくできた作品だと思います。戦時中の疎開先での恐怖体験を描いたものですが著者が実際に体験したかのようなリアル感が作品全体を覆っています。
収録作その他では呪いの神像を巡る悲劇を描いた「秘密」もリアル感があって怖い作品でした。個人的にはあまりSF色が強すぎる作品は好きではありません。表題作「霧が晴れた時」も途中までは良かったんですが・・。SF的なホラーが好きが嫌いかで好みが別れるかもしれません。
ただ「くだんのはは」一作品だけで本書は十分に五つ星の価値があると思います。
収録作その他では呪いの神像を巡る悲劇を描いた「秘密」もリアル感があって怖い作品でした。個人的にはあまりSF色が強すぎる作品は好きではありません。表題作「霧が晴れた時」も途中までは良かったんですが・・。SF的なホラーが好きが嫌いかで好みが別れるかもしれません。
ただ「くだんのはは」一作品だけで本書は十分に五つ星の価値があると思います。
2015年10月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「くだんのはは」が凄く怖いと聞き、DL。まずまず怖いが、僕は「牛の首」のほうが怖い。後は「召集令状」くらいかな。「恐怖」と言うよりもSFファンタジー短篇集。個人的には「鏡の中の世界」みたいなショートショートのほうがインパクトがあって好き。
2023年11月25日に日本でレビュー済み
小松左京といえば、言わずと知れた日本SFの第一人者。
そういう人が、ホラーを書けるの?
どうせ怪奇幻想とはかけ離れた、奇想SFばかりの本じゃない?
・・・・などと疑いましたが、意外にも、真っ当なホラー作品が多く含まれています。
以下に、それらをピックアップ。
「まめつま」・・・・ド直球のホラー。SFの大家がこれを書いた、というだけで嬉しくなっちゃいます。
「くだんのはは」・・・・戦争×憑物筋=予言獣、といった感じの名作。
ちなみにタイトルは、軍歌「九段の母」のパロディです。
「秘密(タプ)」・・・・よく分からん論理が語られますが、不思議で残酷、すなわちホラー。
「召集令状」・・・・個人的に本書のベスト。スケールの大きな超常現象が怖すぎ。
SF寄りの話ですが、原因を「怨念」と呼べば、極上のホラーです。
「悪霊」・・・・前半の余談が長いものの、後半は英米の怪奇小説めいた味わい。
「黄色い泉」・・・・傑作。当時話題だったUMA「ヒバゴン」と、古事記のまさかの合体。
この話、漫画「ベルセルク」のトロールのネタ元でしょう。
「保護鳥」・・・・日本人の環境意識への風刺から、意表を突く怪物譚に。
と、以上の7編は、きっちり楽しめました。
でも他の8編は、ホラーとは呼べないものばかり。
まあまあイケる作品もありますが、「消された女」「逃ける」などは正直、ただのバカ話です。
その辺でケチがつき、☆5つは付けられませんでした。
そういう人が、ホラーを書けるの?
どうせ怪奇幻想とはかけ離れた、奇想SFばかりの本じゃない?
・・・・などと疑いましたが、意外にも、真っ当なホラー作品が多く含まれています。
以下に、それらをピックアップ。
「まめつま」・・・・ド直球のホラー。SFの大家がこれを書いた、というだけで嬉しくなっちゃいます。
「くだんのはは」・・・・戦争×憑物筋=予言獣、といった感じの名作。
ちなみにタイトルは、軍歌「九段の母」のパロディです。
「秘密(タプ)」・・・・よく分からん論理が語られますが、不思議で残酷、すなわちホラー。
「召集令状」・・・・個人的に本書のベスト。スケールの大きな超常現象が怖すぎ。
SF寄りの話ですが、原因を「怨念」と呼べば、極上のホラーです。
「悪霊」・・・・前半の余談が長いものの、後半は英米の怪奇小説めいた味わい。
「黄色い泉」・・・・傑作。当時話題だったUMA「ヒバゴン」と、古事記のまさかの合体。
この話、漫画「ベルセルク」のトロールのネタ元でしょう。
「保護鳥」・・・・日本人の環境意識への風刺から、意表を突く怪物譚に。
と、以上の7編は、きっちり楽しめました。
でも他の8編は、ホラーとは呼べないものばかり。
まあまあイケる作品もありますが、「消された女」「逃ける」などは正直、ただのバカ話です。
その辺でケチがつき、☆5つは付けられませんでした。
2023年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
角川ホラー文庫を好んで読んでますが、
やはり小松左京さんの作品には格の違いを感じます。
やはり小松左京さんの作品には格の違いを感じます。
2013年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
くだんの母を読みたくて買いました。
子供の時漫画で読んだ記憶があり、小説をどうしても読みたくて、、、。
小説を読んで漫画の記憶もよみがえりました。
他の短編もどれも不思議で恐い話で、あっという間に読み切りました。
短編集なので読みやすかったです。
子供の時漫画で読んだ記憶があり、小説をどうしても読みたくて、、、。
小説を読んで漫画の記憶もよみがえりました。
他の短編もどれも不思議で恐い話で、あっという間に読み切りました。
短編集なので読みやすかったです。
2018年5月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
収録作品をホラーかSFで分けると、
ホラー:すぐそこ・まめつま・くだんのはは・秘密(タプ)・悪霊・逃ける・保護鳥
SF:影が重なる時・召集令状・消された女・蟻の園・骨・霧が晴れた時
ホラーでもSFでもないように思えるもの:黄色い泉・さとるの化物
気楽に読めて楽しめる話:すぐそこ・まめつま・くだんのはは・影が重なる時・召集令状・消された女・蟻の園・骨・保護鳥・霧が晴れた時
以下癖があるので場合によっては飛ばしたほうがいいかもしれない話
・秘密(タプ)・・・単純なホラーに思えて、グロテスクで読後感が最悪。残忍な犯罪者の犯行供述のような気持ち悪さがある。
・悪霊・・・読後感は別に悪くない。いたって普通のホラー。しかし、歴史上の人物の読み仮名をひたすら読む件はうんざりした。
・逃ける・・・性風俗の話。ホラーなんだけど主な焦点が性風俗だから怖くないし、読後感悪かった。
・黄色い泉・・・性暴力のシーンがあるので読後感がすごい悪いのと、終盤の古文の読解をできない方には意味不明の結末になる。読解できたところでそれでもやや意味不明ですが。
・さとるの化物・・・妖怪が自分の特性をくどくど説明する話。
総じて、いくつかの話に『知識があってくどくど説明してくるキャラクター』が登場するのが不自然で残念。
ホラー:すぐそこ・まめつま・くだんのはは・秘密(タプ)・悪霊・逃ける・保護鳥
SF:影が重なる時・召集令状・消された女・蟻の園・骨・霧が晴れた時
ホラーでもSFでもないように思えるもの:黄色い泉・さとるの化物
気楽に読めて楽しめる話:すぐそこ・まめつま・くだんのはは・影が重なる時・召集令状・消された女・蟻の園・骨・保護鳥・霧が晴れた時
以下癖があるので場合によっては飛ばしたほうがいいかもしれない話
・秘密(タプ)・・・単純なホラーに思えて、グロテスクで読後感が最悪。残忍な犯罪者の犯行供述のような気持ち悪さがある。
・悪霊・・・読後感は別に悪くない。いたって普通のホラー。しかし、歴史上の人物の読み仮名をひたすら読む件はうんざりした。
・逃ける・・・性風俗の話。ホラーなんだけど主な焦点が性風俗だから怖くないし、読後感悪かった。
・黄色い泉・・・性暴力のシーンがあるので読後感がすごい悪いのと、終盤の古文の読解をできない方には意味不明の結末になる。読解できたところでそれでもやや意味不明ですが。
・さとるの化物・・・妖怪が自分の特性をくどくど説明する話。
総じて、いくつかの話に『知識があってくどくど説明してくるキャラクター』が登場するのが不自然で残念。