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甲賀忍法帖 (角川文庫 や 3-6) 文庫 – 2002/12/25

4.2 5つ星のうち4.2 292個の評価

家康の秘命を受け、徳川三代将軍の座をかけて争う甲賀・伊賀の精鋭忍者各十名。四百年の禁制を解き放たれた伊賀甲賀の忍者が死を賭し、秘術の限りを尽くし、戦慄の死闘を繰り広げる地獄相。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA; 一般文庫版 (2002/12/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2002/12/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 326ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4041356466
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4041356463
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 292個の評価

著者について

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山田 風太郎
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1922年、兵庫県生まれ。東京医科大学卒業。47年、「宝石」新人募集に応募した「達磨峠の事件」がデビュー作。48年「眼中の悪魔」で第2回探偵作家 クラブ賞短編賞を受賞。その後「甲賀忍法帖」を始めとした忍法帖シリーズなどを精力的に発表した。2000年、日本ミステリー文学大賞受賞。01年7月死 去(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 八犬傳 下(新装版)  (ISBN-13: 978-4331614044)』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
292グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年2月4日に日本でレビュー済み
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こちらは奇跡的に一昨年新品でAmazonさんで買えたのに、ついに今はこの作品も中古のみになってしまったんですね…この表紙のシリーズで揃えたくて色々なサイトを探し続けても見つからなくて。本作がすごく面白かったのですが、個人的に潔癖で古本は無理なので新品で欲しいです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年5月21日に日本でレビュー済み
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漫画「バジリスク」、映画「Shinobi」の原作小説。
とくにバジリスクはかなり忠実に原作をなぞっていたのがよくわかった。

展開を全て知ってても尚感じる、この猛烈な面白さはなんだろう。
相変わらず感心する面白忍法の数々、最強と思われた術が相性次第であっけなく打ち破られてしまう対戦カードの妙など、とにかく設定・ストーリーがものすごくよくできている。
全てのキャラクターが、一番面白い場所に一番面白いタイミングでかちあうように配置されているというか。これはすごい。

加えて、山田風太郎のケレン味たっぷりの語り口は、想像していたような時代劇調のお硬いものではなく、くだけた口調の中にあざとく古風な言い回しをまぜる感じで、想像以上にすらすら読めて、かつ場面が克明に頭に浮かんでくる。
この語り口のおかげで、上記のリメイク作品よりも、エロいところはとことんエロく、惨いところはとことん惨くと、数段大味になってる感じがした。

古さはまったく感じない、堂々たる「娯楽」って感じだった。
これはすごい。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年7月8日に日本でレビュー済み
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講談社文庫版「今夜、すべてのバーで」の巻末に収録された山田風太郎との対談で、中島らもが10歳のときに初読、その後対談のあった1994年までに18回読んだ、十代で友人たちがボードレールとかランボーとか言っていた時期に、「甲賀忍法呫」がすごいと言い続けて相手にされなかったと書いてあった。

中島らもがそれだけ惚れ込む本とはどんなものか、興味があり読んでみたが、確かにこれを10歳で読んだら、人生変わるかもしれないなぁ。私も10歳の時に「獄門島」読んで、読書の好みが決定してしまったし。

しかし、まあ、文章の上手いこと。終戦直後のミステリは、今読むと、「文章がまずい」と批判されたのも首肯できるものも多いが、風太郎は平易でうまい。荒唐無稽で、実際に見たことがないはずの術まで情景が目に浮かぶというのはすごいことだと思う。乱歩や正史に比肩する。

ストーリーは単純だが、どんどん加速し、ミステリっぽい伏線の回収まである。詳しくは書けないが、特異の術が、最後はアダになって命を落とす、というのが何個かあって、構成の妙を感じる。

大変面白かったが、感情移入していた登場人物がどんどん死んでいくところが性に合わず、星一つ減はそれが理由。

中島らも「ガダラの豚」第3部は、間違いなく、甲賀忍法呫へのオマージュだろうと気づいた。2004年に亡くなるまで、彼はこの本をさらに何回読んだのだろうか。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年4月3日に日本でレビュー済み
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これはなんと1958年の作品です。もうエンタメのバイブルと言ってもいい本です。ずっと読みたいと思っていましたが、今まで未読でした。
もう、本当にありとあらゆる(びっくりするような!)忍者が出てきます。
「忍者の術は、相手の意表を突いた場合に、一番効力を発揮する為、予め知られてはならない。よって、術を使う時は一撃必殺で相手を倒す必要がある。失敗すると、自分の術が周知されてしまい、相手はそれに備えることができるようになり、勝機(生存率)は格段に下がる。」という設定自体が、妖術?奇術?と言ってもいいような術が沢山出てくる割に、なんだが現実的で、そのギャップがまた本作品の醍醐味を増しています。
徳川第3代将軍となる家光と忠長のお世継ぎ争いの為に、戦わされることになった甲賀と伊賀忍者。双方から選り抜きの忍者が10名づつ選ばれ、最後に残った人数が多い方を勝ちとし、甲賀が勝てば忠長が、伊賀が勝てば家光が徳川家の家督を継ぐことと定められます。積年の怨みもあり、互いに死力を尽くし、殺し合う忍者達・・・。がその中に愛し合う二人が・・・。甲賀の頭領(弾正)の孫、甲賀弦之介と伊賀の頭領(お幻)の孫、朧。弾正とお幻自身もかつては恋仲であったものの、家の定めから離別。新しい時代を目指す弦之介は朧と一緒になることで、甲賀と伊賀の諍いをなくそうと努力しますが・・・。愛し合う二人の行方は・・・。
別な見方をすると、忍者版ロミオとジュリエットと言っても過言ではない作品です。まだまだエンタメが少なかった時代に、これだけの作品を想像だけで書いてしまった、山田風太郎氏はやっぱり巨人ですね・・・。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年8月12日に日本でレビュー済み
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とてもよかった。装丁も◎
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年1月2日に日本でレビュー済み
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昭和最後の年に生まれた私でもとても楽しめました。

平成に様々なバトル漫画を読んできましたが、技や名前に通ずるところがあります。

歴史を基にしているからというだけではなく、このシリーズから学んでいるのではないかと思うものでした。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年2月18日に日本でレビュー済み
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「影武者・徳川家康(隆慶一郎さん)」や「風魔(宮本昌孝さん)」、池波正太郎さんの多数の作品みたいな、忍者が重要な登場人物として登場する、重厚な歴史小説が好きで、いつも探してます。

本作のことは前から知っていたのですが、失礼ながら「超人同士のスプラッタ的な、ひと昔前のチャラいニンジャ小説では?」と思って敬遠していました。が、仲間由紀恵さんとオダギリジョーさんの出演した「SHINOBI」の原作が、本作だったのですね!

映画は、冒頭の駿府城の広大な城門前の白州で、大御所家康出馬の中始まるシーン、山深い甲賀・伊賀の里で生き続ける異形の忍び一族の設定、死闘を繰り広げながら駿府への道をたどる二つの一族の道行き、そして最後、忍びの抹殺を図らんと押し寄せる軍勢(柳生でしょうか)の進軍がいずれも見ごたえあって、今でも忘れられない一本となっています。

で、映像ならではの圧倒的な戦闘シーンの迫力が、「小説版では全然消え失せてるのでは?」と思ったところ、それは違いました。

甲賀・伊賀十人衆(十対十)の各忍びは、それぞれ異形・異能であるが故に、あるいは特異な体質であるが故に、本来リアルに文章で表現しようとすれば、「おぞましくて陳腐」になってもおかしくありません。
そうならず、「なめくじみたいに塩に溶ける忍び」、「壁や塀に溶け込んで、後ろから神出鬼没、敵、を絞め殺す忍び」「愛する男を殺す息を持つ女忍び」、「空気中に真空を作り出し、敵の皮膚をザクロのように破壊する忍び」、そして「切られても刺されても再生する能力を持つ忍び」などなど、それらが全部すっと自然に表現され、バカバカしくならずに受け入れられるのは何故なんでしょうか。

やはり朧と甲賀弦之介という若き双方の頭領の清新な人物、伊賀の副頭領・薬師寺天膳の異様な迫力、戦うときの各忍びたちの非情さ、まるで映像を見ているように表現される戦闘シーンや異形の者たちの姿かたち等々が、易しい文章なのに比類無い完成度で描かれているからだと思います。

ということで、本作を読み終わって、迷いなく忍法帖2,3,4を購入してしまいました。
「文句なく面白い」伝奇歴史小説、その金字塔がここにあります!
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年5月8日に日本でレビュー済み
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アニメのバジリスクが好きで原作を読みたく購入しました。
中古で買いましたが、綺麗で気に入りました。別の中古を買う時は
同じ店で買いたいです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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