映画(79年の角川のやつ)が好きで、今まで何度か見ています。
その状態で、この度この原作を読みましたが、思っていたよりも数段良かったです。
映画の方が、なぜ原作に無いエピソードを放り込んできたのかは不明ですし、部隊が時空を超えた理由の予想を誰かに語らせなかったのかも不明です。
だけど、原作の小説を読んで、映画と小説で『戦国自衛隊』というSFフィクションのプロットが完成を見たような気分になれました。
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戦国自衛隊 新装版 (角川文庫 は 1-2) 文庫 – 2005/1/1
半村 良
(著)
歴史は我々に何をさせようというのか?
最新兵器を携えた自衛隊が戦国時代へタイムスリップ! 1979年に映画化され大ヒットした名作が、読みやすい新装版で登場!
最新兵器を携えた自衛隊が戦国時代へタイムスリップ! 1979年に映画化され大ヒットした名作が、読みやすい新装版で登場!
- 本の長さ173ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2005/1/1
- ISBN-104041375339
- ISBN-13978-4041375334
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2005/1/1)
- 発売日 : 2005/1/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 173ページ
- ISBN-10 : 4041375339
- ISBN-13 : 978-4041375334
- Amazon 売れ筋ランキング: - 306,762位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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イメージ付きのレビュー
4 星
結果はわかっていたはず
ある日、自衛隊の一個小隊は突如として戦国時代にトリップした。日米大規模軍事演習の最中の出来事であった。伊庭義明三尉を中心とした小隊がいたのは、新潟県=越後であった。ここで出会った長尾景虎こそ、後の上杉謙信であった。自衛隊に激しい興味と親近感を表現した長尾景虎に、伊庭たちは運命を預けた。戦車、軍用トラック、ヘリコプター、哨戒艇、レーダー付大砲などを備えた自衛隊軍は、武田信玄をも含む、あらゆる敵を薙ぎ倒す連戦連勝。越後の一部将に過ぎなかった長尾景虎は、その援護によって越後守護職と関東管領を朝廷から任じられる。戦国時代に馴染んだ伊庭たちは天下統一を目指す。 最初から負け戦はわかっていたはずである。この物語は、タイムスリップが、いつの間にか現代に逆戻りするような生優しい話しではない。戦国時代に降りたてば、いずれは燃料のガソリンや弾薬は尽きる。いかに自衛隊員といえども、石油からガソリンや軽油を精製する専門知識まではないからである。弾薬だって工場が無ければ、いつかは無くなってしまう。自衛隊員たちの知っていた歴史と、伊庭たちが存在する戦国時代は微妙に違っていた。織田信長も、豊臣秀吉も、徳川家康も、斎藤道三もいない。しかし遂に訪れたカタストロフィで、伊庭は歴史とは何であるかを知ることになる。荒唐無稽なようでいて、時の真理は永遠である。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2023年11月28日に日本でレビュー済み
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ある日、自衛隊の一個小隊は突如として戦国時代にトリップした。日米大規模軍事演習の最中の出来事であった。伊庭義明三尉を中心とした小隊がいたのは、新潟県=越後であった。ここで出会った長尾景虎こそ、後の上杉謙信であった。自衛隊に激しい興味と親近感を表現した長尾景虎に、伊庭たちは運命を預けた。戦車、軍用トラック、ヘリコプター、哨戒艇、レーダー付大砲などを備えた自衛隊軍は、武田信玄をも含む、あらゆる敵を薙ぎ倒す連戦連勝。越後の一部将に過ぎなかった長尾景虎は、その援護によって越後守護職と関東管領を朝廷から任じられる。戦国時代に馴染んだ伊庭たちは天下統一を目指す。
最初から負け戦はわかっていたはずである。この物語は、タイムスリップが、いつの間にか現代に逆戻りするような生優しい話しではない。戦国時代に降りたてば、いずれは燃料のガソリンや弾薬は尽きる。いかに自衛隊員といえども、石油からガソリンや軽油を精製する専門知識まではないからである。弾薬だって工場が無ければ、いつかは無くなってしまう。自衛隊員たちの知っていた歴史と、伊庭たちが存在する戦国時代は微妙に違っていた。織田信長も、豊臣秀吉も、徳川家康も、斎藤道三もいない。しかし遂に訪れたカタストロフィで、伊庭は歴史とは何であるかを知ることになる。荒唐無稽なようでいて、時の真理は永遠である。
最初から負け戦はわかっていたはずである。この物語は、タイムスリップが、いつの間にか現代に逆戻りするような生優しい話しではない。戦国時代に降りたてば、いずれは燃料のガソリンや弾薬は尽きる。いかに自衛隊員といえども、石油からガソリンや軽油を精製する専門知識まではないからである。弾薬だって工場が無ければ、いつかは無くなってしまう。自衛隊員たちの知っていた歴史と、伊庭たちが存在する戦国時代は微妙に違っていた。織田信長も、豊臣秀吉も、徳川家康も、斎藤道三もいない。しかし遂に訪れたカタストロフィで、伊庭は歴史とは何であるかを知ることになる。荒唐無稽なようでいて、時の真理は永遠である。
ある日、自衛隊の一個小隊は突如として戦国時代にトリップした。日米大規模軍事演習の最中の出来事であった。伊庭義明三尉を中心とした小隊がいたのは、新潟県=越後であった。ここで出会った長尾景虎こそ、後の上杉謙信であった。自衛隊に激しい興味と親近感を表現した長尾景虎に、伊庭たちは運命を預けた。戦車、軍用トラック、ヘリコプター、哨戒艇、レーダー付大砲などを備えた自衛隊軍は、武田信玄をも含む、あらゆる敵を薙ぎ倒す連戦連勝。越後の一部将に過ぎなかった長尾景虎は、その援護によって越後守護職と関東管領を朝廷から任じられる。戦国時代に馴染んだ伊庭たちは天下統一を目指す。
最初から負け戦はわかっていたはずである。この物語は、タイムスリップが、いつの間にか現代に逆戻りするような生優しい話しではない。戦国時代に降りたてば、いずれは燃料のガソリンや弾薬は尽きる。いかに自衛隊員といえども、石油からガソリンや軽油を精製する専門知識まではないからである。弾薬だって工場が無ければ、いつかは無くなってしまう。自衛隊員たちの知っていた歴史と、伊庭たちが存在する戦国時代は微妙に違っていた。織田信長も、豊臣秀吉も、徳川家康も、斎藤道三もいない。しかし遂に訪れたカタストロフィで、伊庭は歴史とは何であるかを知ることになる。荒唐無稽なようでいて、時の真理は永遠である。
最初から負け戦はわかっていたはずである。この物語は、タイムスリップが、いつの間にか現代に逆戻りするような生優しい話しではない。戦国時代に降りたてば、いずれは燃料のガソリンや弾薬は尽きる。いかに自衛隊員といえども、石油からガソリンや軽油を精製する専門知識まではないからである。弾薬だって工場が無ければ、いつかは無くなってしまう。自衛隊員たちの知っていた歴史と、伊庭たちが存在する戦国時代は微妙に違っていた。織田信長も、豊臣秀吉も、徳川家康も、斎藤道三もいない。しかし遂に訪れたカタストロフィで、伊庭は歴史とは何であるかを知ることになる。荒唐無稽なようでいて、時の真理は永遠である。
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2022年11月14日に日本でレビュー済み
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映画とは全然違ってます。勿論大枠はだいたい同じですが。ページ数も少なく、いたってシンプルに描かれていて、映画のようなドラマティックさはあまり感じられません。ただ、筆者の筆力のせいだと思いますが映画とは違った魅力があり、大変面白く読めます。ページ数が少ないとはいえ、廉価なのが大変ありがたく、値上がりする前に購入しました。表紙は個人的には以前の文庫本の表紙が好きです。
2015年11月13日に日本でレビュー済み
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BGMが大きすぎて、セリフがかなり聞き辛いです('・ω・`;)
思わず3.1chスピーカー買おうか考えちゃうレベル…
思わず3.1chスピーカー買おうか考えちゃうレベル…
2021年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイムスリップ物が氾濫している現在からすると、短いし、物足りない。
と感じるかもしれないが、本邦SFの傑作のひとつであることも納得のお話
不思議なのが、原作が傑作なのに、なぜ映像化作品は、妙なアレンジを加えて、
どれもこれも、この作品を、あんな駄作にしてしまうのか?
素直に原作をそのまま映像化しようよ
と感じるかもしれないが、本邦SFの傑作のひとつであることも納得のお話
不思議なのが、原作が傑作なのに、なぜ映像化作品は、妙なアレンジを加えて、
どれもこれも、この作品を、あんな駄作にしてしまうのか?
素直に原作をそのまま映像化しようよ
2014年10月22日に日本でレビュー済み
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内容は、あまりにも有名で、ここには記さない。
時間を扱ったSFというより、「もし戦国時代に自衛隊が現代の武器と知識を持って出現したら」という発想が
今なお、知的好奇心を刺激する。
S-Fマガジン、1971年の9月号・10月号に掲載されたので、かれこれ45年近くが執筆後たったことになる。
私個人としては、今回、1980年の劇場公開前に永井豪の挿絵が入った文庫で読んで以来、35年ぶり読み返してみたが、
古さを全く感じさせず、スキのない作品であることを再発見した。
「時間は俺に何をさせようというのだろう」という問いはすべての人間が一度は自分に問いかける質問だと思う。
個人的には、35年前より、この時代の歴史について詳しくなっているので、歴史改変ものとしては、
史実と何がどう違いながら進行しているのかということに興味を持ちながら読了した。
時代物を描かせると非常にうまい作家なので、
SF好きの人より、歴史好きの人の方が、そのdetailも含めてより楽しく読めるのではないかと思う。
一時、絶版だった半村良の作品がkindleで数多く読めるようになっている現状を素直に喜びたい。
時間を扱ったSFというより、「もし戦国時代に自衛隊が現代の武器と知識を持って出現したら」という発想が
今なお、知的好奇心を刺激する。
S-Fマガジン、1971年の9月号・10月号に掲載されたので、かれこれ45年近くが執筆後たったことになる。
私個人としては、今回、1980年の劇場公開前に永井豪の挿絵が入った文庫で読んで以来、35年ぶり読み返してみたが、
古さを全く感じさせず、スキのない作品であることを再発見した。
「時間は俺に何をさせようというのだろう」という問いはすべての人間が一度は自分に問いかける質問だと思う。
個人的には、35年前より、この時代の歴史について詳しくなっているので、歴史改変ものとしては、
史実と何がどう違いながら進行しているのかということに興味を持ちながら読了した。
時代物を描かせると非常にうまい作家なので、
SF好きの人より、歴史好きの人の方が、そのdetailも含めてより楽しく読めるのではないかと思う。
一時、絶版だった半村良の作品がkindleで数多く読めるようになっている現状を素直に喜びたい。
2021年3月18日に日本でレビュー済み
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何十年も前に読んだ記憶が蘇ってきて、今更ながら良い。
2015年11月29日に日本でレビュー済み
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角川映画は観たものの、原作を読んでいなかったので今(2015年)になってから読んでみました。
買ってみたら意外や意外、200ページに満たない分量で、映画ではくどいくらい表現されていた戦闘シーンなども短い説明だけで済まされ、全体的にあっさりとした内容です。せっかくのすごいアイデアなのに、もったいない。
買ってみたら意外や意外、200ページに満たない分量で、映画ではくどいくらい表現されていた戦闘シーンなども短い説明だけで済まされ、全体的にあっさりとした内容です。せっかくのすごいアイデアなのに、もったいない。