最近デスゲーム系の小説を読み漁っています。
書籍の紹介文にデスゲームとあったので購入してみました。
デスゲームとは呼べない内容の話でした。
文体が何となく不快(似非ハードボイルド?)で、読み進めるのが大変でした。
お勧めはできません。
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人間競馬 悪魔のギャンブル (角川ホラー文庫 や 4-1) 文庫 – 2010/7/24
山田 正紀
(著)
新宿駅の中央線ホーム。看護師の女がタクシー運転手を尾行している。一方、タクシー運転手は別の男を尾行していた。パドックを周回する競走馬のように互いを尾行し命を狙う4人の人間。ゲームの支配者は何者なのか。
- 本の長さ254ページ
- 言語日本語
- 出版社角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日2010/7/24
- ISBN-104041446147
- ISBN-13978-4041446140
商品の説明
著者について
1950年愛知県生まれ。1973年「神狩り」でデビュー。1982年「最後の敵」で日本SF大賞を受賞。2002年「ミステリ・オペラ」で日本推理作家協会賞を受賞。
登録情報
- 出版社 : 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010/7/24)
- 発売日 : 2010/7/24
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 254ページ
- ISBN-10 : 4041446147
- ISBN-13 : 978-4041446140
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,528,735位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年5月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白いです。
山田正紀ならではのお話です。
物語の展開が先読み出来ないと思います。
人間悪の部分がとても上手に表現されていると思います。
人によっては、読んでいてちょっと悪寒を感じるかもしれません。
ただ、強いて言えばラストにもう少し読者を驚かせるような仕掛けを展開されていたらもっと良かったと思います。
山田正紀ならではのお話です。
物語の展開が先読み出来ないと思います。
人間悪の部分がとても上手に表現されていると思います。
人によっては、読んでいてちょっと悪寒を感じるかもしれません。
ただ、強いて言えばラストにもう少し読者を驚かせるような仕掛けを展開されていたらもっと良かったと思います。
2010年8月25日に日本でレビュー済み
それぞれに、ちょっとした超能力を使うことができる四人の男女――刑事の高界良三、
タクシー運転手の蛭名克己、高校生の未生敬之、そして、保険外交員の伊那城リオ。
数奇な運命に導かれ、彼らは互いを排除すべく、殺し合いを演じることになる。
――その様子を高みから見下ろすガーゴイルたちは、
彼らを競走馬に見立てた“人間競馬”に興じていた。
殺し合いを制し、生き残るのは、一体誰なのか……?
四人の男女が殺し合いに至る経緯が、それぞれの視点から重層
的に描き出されていく――という緊密なプロットが特長である本作。
各人の思惑が複雑に絡まり合うなかで、誤解やすれ違いが生じ、その
果てに物語は、不可避のカタストロフィへとなだれ込むことになります。
介護や近親相姦など、比較的重い題材が扱われているため、作品のトーンは
総じて陰鬱ですし、さらに、裏表紙に記載された“デスゲーム”的なテイストも
かなり希薄なので、そうした要素を期待する向きには物足りないかもしれません。
とはいえ、救いのない殺し合いを経た後に迎える意外な幕切れ――
シンプルなミステリ的ギミックに基づくもの――は、ブラックながらも
思いのほか爽快で、読後感はそれほど悪くないです。
タクシー運転手の蛭名克己、高校生の未生敬之、そして、保険外交員の伊那城リオ。
数奇な運命に導かれ、彼らは互いを排除すべく、殺し合いを演じることになる。
――その様子を高みから見下ろすガーゴイルたちは、
彼らを競走馬に見立てた“人間競馬”に興じていた。
殺し合いを制し、生き残るのは、一体誰なのか……?
四人の男女が殺し合いに至る経緯が、それぞれの視点から重層
的に描き出されていく――という緊密なプロットが特長である本作。
各人の思惑が複雑に絡まり合うなかで、誤解やすれ違いが生じ、その
果てに物語は、不可避のカタストロフィへとなだれ込むことになります。
介護や近親相姦など、比較的重い題材が扱われているため、作品のトーンは
総じて陰鬱ですし、さらに、裏表紙に記載された“デスゲーム”的なテイストも
かなり希薄なので、そうした要素を期待する向きには物足りないかもしれません。
とはいえ、救いのない殺し合いを経た後に迎える意外な幕切れ――
シンプルなミステリ的ギミックに基づくもの――は、ブラックながらも
思いのほか爽快で、読後感はそれほど悪くないです。
2018年9月24日に日本でレビュー済み
作品の紹介を見て、なんとなく書き飛ばした作品かなと読むのを後回しにしていましたが、読んでびっくり、なかなかの面白さでした。
4人のメインキャラクターのそれぞれの物語が複雑に交差し、互いに伏線となっている物語は、なかなか読み応えがありました。
最後が少し雑な印象があったり、ガーゴイルを出す必要があったのかと思う点もありますが、読んで損は無いと思います
4人のメインキャラクターのそれぞれの物語が複雑に交差し、互いに伏線となっている物語は、なかなか読み応えがありました。
最後が少し雑な印象があったり、ガーゴイルを出す必要があったのかと思う点もありますが、読んで損は無いと思います
2011年10月27日に日本でレビュー済み
山田正紀の本が角川ホラー文庫から出ていたので、驚きと嬉しさでつい買ってしまった。
ガーゴイルの出てくるシーンなどは、SFの世界で、妖しく幻想的な世界をさんざん書いてきた著者のお手の物という感じでいいのだが、おまけという感じがする(メイン設定でもあるのだが)。
物語には4人の登場人物が登場する。それぞれの特殊能力を生かし、それぞれの目的に向かって生きていくが、意外なところでその人生は交錯し殺意を抱く。著者がミステリの世界などでよく使う書き方で流石である。視点が次々に変わる話は好みだ。が、いささか読むのが辛かった。メインとなる老人の殺害自体があまり面白くなく、真相も「うーん」という感じだった。(でも、読み応えはあるんだよな。)
このまま終わるのかなと思っていたらクライマックスでやってくれた。4人のうちの一人の能力によって○○○が起こる。これには新鮮な驚きと興奮があった。うまい! もしかしたら、このシーンがこの小説の発想の発端だったのかもしれない。これだけでも買って損なし。
ガーゴイルの出てくるシーンなどは、SFの世界で、妖しく幻想的な世界をさんざん書いてきた著者のお手の物という感じでいいのだが、おまけという感じがする(メイン設定でもあるのだが)。
物語には4人の登場人物が登場する。それぞれの特殊能力を生かし、それぞれの目的に向かって生きていくが、意外なところでその人生は交錯し殺意を抱く。著者がミステリの世界などでよく使う書き方で流石である。視点が次々に変わる話は好みだ。が、いささか読むのが辛かった。メインとなる老人の殺害自体があまり面白くなく、真相も「うーん」という感じだった。(でも、読み応えはあるんだよな。)
このまま終わるのかなと思っていたらクライマックスでやってくれた。4人のうちの一人の能力によって○○○が起こる。これには新鮮な驚きと興奮があった。うまい! もしかしたら、このシーンがこの小説の発想の発端だったのかもしれない。これだけでも買って損なし。