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猫目石 上 (角川文庫 く 2-9) 文庫 – 1997/10/1

4.4 5つ星のうち4.4 21個の評価

SF作家で名探偵の栗本薫クンは、作家の藤波女史から紹介されたアイドル歌手麻衣子と恋に落ちた。麻衣子の周りで起こる連続殺人事件。伊集院大介も登場し繰り広げられる二人の推理合戦の勝敗はいかに!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA (1997/10/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1997/10/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 300ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4041500540
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4041500545
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 21個の評価

著者について

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栗本 薫
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別名に中島梓。東京生まれ。

早稲田大学文学部卒。1977年中島梓名義の「文学の輪郭」で群像新人賞評論部門を受賞。

1978年『ぼくらの時代』で江戸川乱歩賞受賞。以後、作家・栗本薫、評論家・中島梓を使い分けて多彩な文筆活動を展開する。

小説作品は、ミステリ、SF、時代小説、耽美小説と多岐にわたる。1979年よりスタートした、ライフワークともいうべき一大長篇ロマン「グイン・サーガ」は、2005年に100巻を達成したが、2009年著者病没により130巻が最終巻となった。著書は『弦の聖域』、『魔界水滸伝』、『真夜中の天使』など、400冊を超える。

カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
21グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2016年12月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
分類はミステリーと思いますが、個人的には恋愛小説です。
トリックとかなぞ解きは、小道具のようなもので、いわばおまけです。
30年ほど前に上下巻を一気に読んでしまいましたが、あらためてキンドル版で読みました。
何か所か誤字はありましたが、気になるところにすぐに戻れる便利さは手放せませんね。

今度は伏線部分に注目してもう一回読もうと思います。
本格ミステリを期待したらがっかりするかと思いますが、せつない恋愛小説として秀逸と思います。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔読みそびれていて、このたび初めて読みましたが、読み応えがありました。すごく楽しかったです。伊集院さんと栗本薫くんのコラボで、贅沢です。本格ミステリかどうかは意見の分かれるところかも知れないのですが、やや冗長なところはあるものの、私としては、これは「本格」の部類に入れて差し支えのないものだと思います。
とにかく書き方が上手いのなんの(それは栗本さんなのだから当たり前なのですが)、上巻はこれでもかというほどの「本格」の要素を詰め込んでワクワクさせてくれますし、下巻は、半分くらいは恋愛小説になってしまって、おや?と思わせるのですが、最後の、伊集院さんの謎解きの場面が圧巻です。私は、下巻の295頁にゾッとしました。凄い迫力。
切ない恋愛小説、青春小説でもあり、ああ、栗本さんを読んだ!という満足感を味わえました。栗本さん御自身のあとがきを読むと、二大探偵のコラボということで、やはり読者を楽しませることを意識して書かれたものらしい、ということが伺えます。楽しいあとがきでした。
トリックにやや難があるものの、終わり良ければ全て良し。私としては、星五つです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年1月20日に日本でレビュー済み
栗本薫さんの推理小説で最も好きな作品です
始めて読んだのは中学生頃だったかな
読み始めて、すぐにぐいぐい引き込まれる感覚を覚えています
今読んでも楽しめること間違いなしの作品です
2010年6月21日に日本でレビュー済み
作家で名探偵の栗本薫(男性)と、
名探偵の伊集院大介とワトソン役の森かおるのコンビが登場する。

後書きによると,
栗本薫(男性)は,著者 栗本薫(女性)の分身だが、
森かおるの方は、分身としての親しみがなくなっているとのこと。

それで、伊集院シリーズでは,途中からワトソン役が滝沢稔に変わったのだということが理解できました。

ところでお話は、ある数奇な芸能人一家の物語と、
恋する栗本薫のお話に,伊集院大介が割り込んでくるというもの。

(上)では、連続殺人が始まり,佳境に入る。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年12月8日に日本でレビュー済み
尊敬してやまない栗本先生の事を思い出しながら、再び読み返しました。
やはりミステリ作家としての腕前も負けず素晴らしいです。

後半からはもう完全に恋愛モード全開です。栗本先生節がもうこれでもか!
という程に溢れてきます。テンション上がります。
衝撃のラストは、今でもずっと忘れられないほどに、記憶に強く刻まれています。

伊集院大介ファンも、初めて読まれる方も、お勧めの2冊(上下巻)です!
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年12月13日に日本でレビュー済み
 栗本薫のデビュー作「僕らの時代」の主人公である栗本薫(ただし、設定上はこの栗本薫は小説家だけれど男です)。
 そして、栗本薫の名探偵シリーズの主人公、伊集院大介。
 この二人の最初の競演作品が、この「猫目石」というミステリです。
 あらすじとしては、主人公の「栗本薫」が先輩小説家からとある軽井沢のパーティーで紹介されたアイドルの朝吹麻衣子とお互いに一目惚れしてしまい、そのまま先輩小説家の家に泊まることになるところから物語の幕はあきます。二人の甘酸っぱいとしかいいようのない初々しい恋の物語と同時進行で起こる、麻衣子のまわりでの連続殺人事件。当然の事ながら、栗本薫はその謎に挑みますが、そこに現れたのは名探偵伊集院大介。二人はそれぞれの推理力を駆使して真相を突き止めようとしますが。。
 ということで、二大探偵の競演ということでキャラクターがしっかりとたっており、たぶん今読み返してみてもミステリとしての完成度はともあれ、小説それ自体の完成度ということでいえば、栗本薫作品の中でも屈指の出来だと思います。すごく等身大の「栗本薫」と名探偵になるべくしてなった「伊集院大介」という二人の立ち位置、考え方、行動の全てがとてもよく出ていて、そして恋愛小説としても優れていて、この作品は古い作品ですがかなりプッシュしてよいと思います。
 のちのちに二人が再び競演する「怒りをこめてふりかえれ」という作品もありますが、自分なら文句なくこちらを推します。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年9月6日に日本でレビュー済み
薫クンシリーズの中で最高に好きな本。

トリックについてフェアでないと感じられる人も

いるかもしれないですが・・・。

ひたすら感情の動きを綴り行く一人称の文章で

栗本節全開です。

前作『ぼくら』シリーズを読んだ後に読むと、更に泣けます。

泣けなくても、それはそれで良い本なのでお勧めします。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年1月9日に日本でレビュー済み
全二巻だが、一気に読めます。
本格推理小説としては、密室トリックとアリバイトリックが、
切れ味悪くて物足りないが、
物語としてのラストの落ちの破壊力はコナリーより潔くて凄い!
キャラとしては、栗本薫より伊集院大介に萌えますた。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート