主人公で語り手の百合は元はさる藩の家老だったという家柄で、藩主だった家のご令嬢莢子の友人。
この代わり映えのしない集落から出て行きたいと願う彼女は、ある日越してきた洋行帰りの紳士と知りあい、外の話を色々と聞くのですが、それから不思議なことが次々に起こります。
最後に出てくる意外な人物と、その後の百合の人生がお楽しみ。
六道が辻のサブタイトルが付いていますが、あまりそちらとは関係なく、外伝と考えた方がいいと思います。
でも、古めかしくてエキゾチックな感じは気に入りましたけど。
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六道ヶ辻たまゆらの鏡: 大正ヴァンパイア伝説 (角川文庫 く 2-18) 文庫 – 2004/5/25
大正時代の日本に、謎のヴァンパイアが存在していた!
因習と伝統に支配される地方都市。かつての藩主の屋敷に訪れた奇妙な客人。その客が来てから奇怪な殺人事件が立て続けに起こる。客の正体は、そして…。ロマンに満ちたゴシック・ミステリ!
因習と伝統に支配される地方都市。かつての藩主の屋敷に訪れた奇妙な客人。その客が来てから奇怪な殺人事件が立て続けに起こる。客の正体は、そして…。ロマンに満ちたゴシック・ミステリ!
- 本の長さ319ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2004/5/25
- ISBN-104041500648
- ISBN-13978-4041500644
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2004/5/25)
- 発売日 : 2004/5/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 319ページ
- ISBN-10 : 4041500648
- ISBN-13 : 978-4041500644
- Amazon 売れ筋ランキング: - 890,303位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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別名に中島梓。東京生まれ。
早稲田大学文学部卒。1977年中島梓名義の「文学の輪郭」で群像新人賞評論部門を受賞。
1978年『ぼくらの時代』で江戸川乱歩賞受賞。以後、作家・栗本薫、評論家・中島梓を使い分けて多彩な文筆活動を展開する。
小説作品は、ミステリ、SF、時代小説、耽美小説と多岐にわたる。1979年よりスタートした、ライフワークともいうべき一大長篇ロマン「グイン・サーガ」は、2005年に100巻を達成したが、2009年著者病没により130巻が最終巻となった。著書は『弦の聖域』、『魔界水滸伝』、『真夜中の天使』など、400冊を超える。
カスタマーレビュー
星5つ中4.1つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年11月8日に日本でレビュー済み
大名が治める旧体制を引きずったままの山奥の田舎町に不思議な客人が住み着いた。
仏蘭西帰りの貴族という触れ込みで、あまりにも美しくお洒落な男性。
そしてその家族という三人の男女。
山奥に建てられた彼らの洋館に招かれて通う少女は、やがてその正体を知ることになる。
っていうオーソドックスな設定で話は進んでいきます。
ストーリー性に乏しく、しかもヴァンパイアに哀愁はあっても迫力がないのが致命的。
作者の着物趣味が全開のため、わからない人にはわからない着物と帯の描写が延々と続く。
そして最後にお馴染みの人物がスレイヤーとして登場。
どっちが悪役なのかわからないような幕引きでした。
仏蘭西帰りの貴族という触れ込みで、あまりにも美しくお洒落な男性。
そしてその家族という三人の男女。
山奥に建てられた彼らの洋館に招かれて通う少女は、やがてその正体を知ることになる。
っていうオーソドックスな設定で話は進んでいきます。
ストーリー性に乏しく、しかもヴァンパイアに哀愁はあっても迫力がないのが致命的。
作者の着物趣味が全開のため、わからない人にはわからない着物と帯の描写が延々と続く。
そして最後にお馴染みの人物がスレイヤーとして登場。
どっちが悪役なのかわからないような幕引きでした。