学生時代、私プロレスの味方です、を何度も熟読したものです。
筆者の羨ましい人生の数コマが描かれた本、楽しく読みました。
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夢の始末書 (角川文庫 む 3-5) 文庫 – 1990/10/1
村松 友視
(著)
- 本の長さ343ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日1990/10/1
- ISBN-10404150211X
- ISBN-13978-4041502112
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (1990/10/1)
- 発売日 : 1990/10/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 343ページ
- ISBN-10 : 404150211X
- ISBN-13 : 978-4041502112
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,072,386位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年7月12日に日本でレビュー済み
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「私、プロレスの味方です」の筆者の自叙伝。これは染みますね〜。
2021年2月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
クセのない文章に一気に引き込まれる。
『婦人公論』や『海』の編集者時代に担当した作家、幸田文、武田泰淳・百合子、舟橋聖一、三島由紀夫、吉行淳之介、野坂昭如、唐十郎のことなどが語られる。魅力的な作家ばかりだ。ちょっとしたエピソードにも、彼らの村松への気遣いや心配りが感じられる。作家と担当編集者という関係の妙か。
おもしろかったのは、唐十郎の原稿の書き方。使い古しの大きなカレンダーを小さく折った紙面に小さな字で書いてゆく。1枚を広げると、原稿用紙7、8枚分が仕上がっている。そして野坂昭如。その遅筆はつとに有名だが、原稿とりの編集者から逃れる方法の意外・周到・巧妙さ。担当編集者としては唖然としたあと苦笑するしかない。
『夢の始末書』の「夢」とは、これらの作家たちと一緒に仕事ができた時間を指す。村松が40歳で作家デビューする以前の話だ。
村松はこの原稿を1日50枚のペースで10日で書き上げた。なのに、文章も筋も論理も、まったく乱れていない。驚くしかない。
『婦人公論』や『海』の編集者時代に担当した作家、幸田文、武田泰淳・百合子、舟橋聖一、三島由紀夫、吉行淳之介、野坂昭如、唐十郎のことなどが語られる。魅力的な作家ばかりだ。ちょっとしたエピソードにも、彼らの村松への気遣いや心配りが感じられる。作家と担当編集者という関係の妙か。
おもしろかったのは、唐十郎の原稿の書き方。使い古しの大きなカレンダーを小さく折った紙面に小さな字で書いてゆく。1枚を広げると、原稿用紙7、8枚分が仕上がっている。そして野坂昭如。その遅筆はつとに有名だが、原稿とりの編集者から逃れる方法の意外・周到・巧妙さ。担当編集者としては唖然としたあと苦笑するしかない。
『夢の始末書』の「夢」とは、これらの作家たちと一緒に仕事ができた時間を指す。村松が40歳で作家デビューする以前の話だ。
村松はこの原稿を1日50枚のペースで10日で書き上げた。なのに、文章も筋も論理も、まったく乱れていない。驚くしかない。