つかめそうでつかめない文脈が自称天才と言い切るユーミンの根源に触れそうで触れれない。
時に赤裸々に独白するエピソードの数々を荒井由実時代の作品をBGMに読み解いてみると、ユーミンが語っているように楽曲ひとつひとつが1枚の絵画に見えてくる。
そんななかでも(当時62歳の)ビッグママとユーミンの対話はすでに母親の年齢を超えた現在のユーミンの動向と比べて感慨深い。
20代のユーミンがまだ開花する前にこの本が存在したことが奇跡と思う。
あえてリクエストするならば、当時の最新作「悲しいほどお天気」についても書いてほしかった。
そしてライブとマスメディアでは伝えられないユーミンの50周年の軌跡を「ユーミンの伝言」として伝えてほしい。ライブが観られる今、伝説となる前に…
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ルージュの伝言 (角川文庫 緑 580-1) 文庫 – 1984/5/1
松任谷 由実
(著)
空想癖がすごく強い一人の少女が、いつしか歌に興味を持ちはじめた。いま初めて自分のことを語ります。光り輝く感性の海の彼方から、あなたにメッセージ。さあ、ユーミン世界へどうぞ!
- 本の長さ231ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日1984/5/1
- ISBN-104041580013
- ISBN-13978-4041580011
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (1984/5/1)
- 発売日 : 1984/5/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 231ページ
- ISBN-10 : 4041580013
- ISBN-13 : 978-4041580011
- Amazon 売れ筋ランキング: - 153,856位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 34位歌謡曲・演歌 (本)
- - 3,495位角川文庫
- - 7,162位楽譜・スコア・音楽書 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年1月15日に日本でレビュー済み
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2020年5月20日に日本でレビュー済み
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私はユーミンの人柄そのものは、嫌いです。この本を読めばわかるように、特権意識が強く、傲慢でナルシストだと思います。でも彼女の音楽は、素晴らしい。こういう歌を作れるのは、まさに生来の才能あってのことでしょう。本人の人柄は嫌いだけれど、その作品は素晴らしいというのは、ミュージシャンにも作家にも芸術家と呼ばれる人たちにはありがちなことです。その作品が良ければ人柄は関係ない、私が愛しているのは作品そのものなのだから、そう思っています。そういう意味で私は、ユーミンの音楽のファンです。
2021年9月25日に日本でレビュー済み
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届いた早々、一気に読みました。
ユーミンの歌では昭和の頃のが好きなのですが、葉っぱの1枚1枚、吹いている風の強弱、夜空の星の数など、情景が細かく思い浮かぶユーミンの歌は、まさにその頃書かれたこの本に書いてある背景のもとで作られたんだなぁと思いながら読みました。
ユーミンの人柄や品格など、とても一般人には理解できないところはありますが、それはそれで面白かった。
ユーミンは一般人とは違う、生まれながらのスターなんだなぁ、と改めて思わされた本でした。
ユーミンの歌では昭和の頃のが好きなのですが、葉っぱの1枚1枚、吹いている風の強弱、夜空の星の数など、情景が細かく思い浮かぶユーミンの歌は、まさにその頃書かれたこの本に書いてある背景のもとで作られたんだなぁと思いながら読みました。
ユーミンの人柄や品格など、とても一般人には理解できないところはありますが、それはそれで面白かった。
ユーミンは一般人とは違う、生まれながらのスターなんだなぁ、と改めて思わされた本でした。
2024年3月12日に日本でレビュー済み
図書館で借りて読みました。
1980年代前半に書かれた本です。松任谷由実さんが書いた本というより、山川健一氏(当時はイケイケの音楽評論家)による聞き書きです。ちなみにプロデューサーは角川書店の見城徹氏(当時は『野性時代』の編集)。
現在ではこの本の存在は松任谷由実さんにとっては黒歴史になっているのではないかと思います。
いろいろな事が、文字通り「赤裸々」に語られています。誰かの反感を買うような内容もあるでしょう。
ですが、これが書かれた時代性、詩の書かれた背景、ユーミンの存在感が、ひしひしと伝わってきます。
生々しい、当時のユーミンの、ナマの言葉が刻まれた、
歴史的、資料的価値が非常に重い一冊だと思います。
1980年代前半に書かれた本です。松任谷由実さんが書いた本というより、山川健一氏(当時はイケイケの音楽評論家)による聞き書きです。ちなみにプロデューサーは角川書店の見城徹氏(当時は『野性時代』の編集)。
現在ではこの本の存在は松任谷由実さんにとっては黒歴史になっているのではないかと思います。
いろいろな事が、文字通り「赤裸々」に語られています。誰かの反感を買うような内容もあるでしょう。
ですが、これが書かれた時代性、詩の書かれた背景、ユーミンの存在感が、ひしひしと伝わってきます。
生々しい、当時のユーミンの、ナマの言葉が刻まれた、
歴史的、資料的価値が非常に重い一冊だと思います。
2020年1月11日に日本でレビュー済み
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時代が時代なので、今の感覚からすると?なところもありますが、ユーミンの感性はこういうところから育っていたのだと納得できました。酒井順子さんのユーミン論と合わせて読むとさらによく理解できました。
2019年3月11日に日本でレビュー済み
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中古の評価は「可」でしたが、帯も付いていてとても綺麗な物が届きました。
絶版なのか?プレミアが付いてるみたいでしたが、買って良かったです。
絶版なのか?プレミアが付いてるみたいでしたが、買って良かったです。
2018年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
30年以上前に持っていて絶版になっていたこの本を、ずっとさがしていました。
時を経て、内容は少し時代がかって感じられるかもしれませんが、ユーミンの生い立ちや創作秘話は他で語られることがないものかもしれません。
時を経て、内容は少し時代がかって感じられるかもしれませんが、ユーミンの生い立ちや創作秘話は他で語られることがないものかもしれません。
2023年9月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
7/31に注文、なんと8/10に発送連絡、またまたなんと8/16に到着。
どんな発送方法をとっているのでしょう?
品物も「非常に良い」でしたが、日焼けして、紙も劣化しかけている状態。
酷過ぎる!
どんな発送方法をとっているのでしょう?
品物も「非常に良い」でしたが、日焼けして、紙も劣化しかけている状態。
酷過ぎる!