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すべての男は消耗品である (角川文庫 む 4-3) 文庫 – 1990/10/22
村上 龍
(著)
村上龍は考える。恋愛について、男(女)について。なぜ男は元気を失ったのだろう。なぜ女たちは輝いているのか。幻想の時代を生きる男(女)たちへ、“快楽主義的”恋愛論。(山田詠美/大槻ケンジ)
- 本の長さ279ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日1990/10/22
- ISBN-10404158602X
- ISBN-13978-4041586020
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (1990/10/22)
- 発売日 : 1990/10/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 279ページ
- ISBN-10 : 404158602X
- ISBN-13 : 978-4041586020
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,050,972位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 8,853位タレント本 (本)
- - 14,213位角川文庫
- - 15,583位近現代日本のエッセー・随筆
- カスタマーレビュー:
著者について
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1952年長崎県生まれ。
七六年『限りなく透明に近いブルー』で第七五回芥川賞受賞。『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、『半島を出よ』では野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。『トパーズ』『KYOKO』で映画監督も務めた。最新作は『新 13歳のハローワーク』『13歳の進路』。日本の金融・政治経済の問題を考える メールマガジン『JMM』を主宰し、経済トーク番組『カンブリア宮殿』(テレビ東京)のホストも務める。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年12月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2024年5月5日に日本でレビュー済み
男は女を識ることで全てを理解することになる。そんな言葉がある。村上氏の著作で女性への理解が少しは深まった気がする。分量は多いがこのシリーズは全冊読んでみたい。
2008年6月6日に日本でレビュー済み
他の人たちは村上龍その人がよくわかるなんて言ってるみたいだけど、本当にそうでしょうか?
僕には彼が書きつらねる文章には真実の上に小説家「村上龍」としての解釈をのせているんじゃないかと思いました。
その意味で、山田詠美さんの解説は的を得ている気がします。
この本を読むのなら、男性なら解説までよんでみるといーんじゃないかな。
僕には彼が書きつらねる文章には真実の上に小説家「村上龍」としての解釈をのせているんじゃないかと思いました。
その意味で、山田詠美さんの解説は的を得ている気がします。
この本を読むのなら、男性なら解説までよんでみるといーんじゃないかな。
2022年8月13日に日本でレビュー済み
令和の時代では、眉をひそめる向きもあろうが、本質を突いている。時代を超えた男性論の傑作。
2024年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
セクシズム、ルッキズム、エイジズムの三拍子。
当時はまだ人権という概念がなかったんだっけ? と首を捻りながら読んだ。
少なくとも現代において読む価値なし。
当時はまだ人権という概念がなかったんだっけ? と首を捻りながら読んだ。
少なくとも現代において読む価値なし。
2016年3月24日に日本でレビュー済み
社会人になりたての時にこの本を読みましたが、物凄い衝撃を与えられたのを覚えています。
この本の著者は、男に生まれた事の意味を、徹底的に分析して出した結果を、何の躊躇も無く読者にぶつけてきます。
どれも生々しくリアルで、恐ろしいけど納得せざるを得ないという話ばかりでした。
またこの本は、男である事を誤魔化してずる賢く生きようとする考えの人間を、様々な言葉で挑発してきます。
「生物学的に、強い男がほんのちょっといれば、他の男は全員死んでも全く問題はない。」
「男は、女には絶対に勝てない。そして、強い男が、美しい女を独占するのが自然の摂理だ」
久々に最初から読んで、未だに忘れられない衝撃がたくさんありました。
読んでいて、怒りと興奮が湧いてくる本です。
この本の著者は、男に生まれた事の意味を、徹底的に分析して出した結果を、何の躊躇も無く読者にぶつけてきます。
どれも生々しくリアルで、恐ろしいけど納得せざるを得ないという話ばかりでした。
またこの本は、男である事を誤魔化してずる賢く生きようとする考えの人間を、様々な言葉で挑発してきます。
「生物学的に、強い男がほんのちょっといれば、他の男は全員死んでも全く問題はない。」
「男は、女には絶対に勝てない。そして、強い男が、美しい女を独占するのが自然の摂理だ」
久々に最初から読んで、未だに忘れられない衝撃がたくさんありました。
読んでいて、怒りと興奮が湧いてくる本です。
2011年3月12日に日本でレビュー済み
村上龍のエッセイ。主に男と女の関係について書かれている。というより彼の女性賛歌だ。そして彼はよっぽど農耕民族である日本が嫌いで、日本女性が「ろくな男がいない」と気がつき始めている現状を嘆き、でもオレは違うんだ、凄いんだよと自慢している。
今改めて読み返してみると、メールマガジン「JMM」を主宰する村上龍にもこんな時代があったんだなぁ。この作品を初めて読んだ自分は高校生だったけど、村上龍も今よりはずっと若くて幼くて、こんな気の抜けた駄文を書いて稼いでいたんだなーと痛感。
村上龍ファンじゃないと読んでて、気分が悪くなる作品。
今改めて読み返してみると、メールマガジン「JMM」を主宰する村上龍にもこんな時代があったんだなぁ。この作品を初めて読んだ自分は高校生だったけど、村上龍も今よりはずっと若くて幼くて、こんな気の抜けた駄文を書いて稼いでいたんだなーと痛感。
村上龍ファンじゃないと読んでて、気分が悪くなる作品。
2014年3月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
10/10編集
かわいい女とかわいくない女
堕ちていきたいのよ、と女優は言った
美醜、生まれ、育ち、運命、それらはすべて才能の一種だ
セックスに必要なものは体力だ、愛じゃない。
『オレのヒッピー時代の友人が経営するスナック「パパラギ」には、いろんな人が遊びに来る。某有名私立校の先生が「パパラギ」で面白いことを言っていた。
その先生は、はぐれ者のメッカ「パパラギ」によく来るのだから、やはり、はぐれ者で、進路指導の面接なんかもあまりまじめにやらないらしい。いい人なのだ。あまりまじめに進路指導の面接をやると神経に悪いのだそうだ。そこで、ある程度シラーとして生徒の話を聞く、生徒の言葉によく注意すると、ある特定の言葉が繰り返されるのに気付くのだそうである。
例えば「自由」。
「僕は自由だから」「僕は自由じゃなきゃいけないから」「僕は自由が好きだから」「自由な僕は・・・」等々。
そういう生徒は、自由から最も遠いところにいて、憧れているだけだと先生は言う。
・・・・
・・・・』
(カントの言葉に『互いに自由を妨げない範囲で、我が自由を拡張すること、これが自由の法則である。自由とは、すべての特権を有効に発揮させる特権である。』というのがあるそうですが、僕はこれを見た時、まるで辞書編纂者の定義のようだな、と思いました。他人に迷惑をかけない範囲で自分の好きなことをするという感じの。自由をこんなものだと思っている人間は世の中にごまんといるのでしょうね。こういうのを信じる人にとって、他人に迷惑をかけないというのは、刷り込まれたキャッチフレーズ的ルールを守るということです。)
すべての男は消耗品であるPart'@
すべての男は消耗品であるPart'A
・
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オレ達はチャック・イエーガーになれるだろうか?
『・・・
大きな群れで暮らす例えばサルなどでは、「親子」は常に一緒に暮らすことになることになるので、親しくなり、「攻撃」の欲求が消えて、交尾ができなくなるシステムになっているのだ。
つまり、外へ向かう意志と攻撃本能の制御が近親相姦を防いでいるわけだ。・・・(本文より)』
(性欲には攻撃衝動が含まれていて、だから親しくなりすぎると性欲が湧かなくなる、というようなことを言っていると思うのですが、僕には説得力があるように感じられます。
自分なりの物の考え方ができるようになるための(だいぶ前に読んでいるので。なくしたので買い直しました)、1ピースぐらいには、こういうのもなっているのかもしれないと、僕は思います。)
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かわいい女とかわいくない女
堕ちていきたいのよ、と女優は言った
美醜、生まれ、育ち、運命、それらはすべて才能の一種だ
セックスに必要なものは体力だ、愛じゃない。
『オレのヒッピー時代の友人が経営するスナック「パパラギ」には、いろんな人が遊びに来る。某有名私立校の先生が「パパラギ」で面白いことを言っていた。
その先生は、はぐれ者のメッカ「パパラギ」によく来るのだから、やはり、はぐれ者で、進路指導の面接なんかもあまりまじめにやらないらしい。いい人なのだ。あまりまじめに進路指導の面接をやると神経に悪いのだそうだ。そこで、ある程度シラーとして生徒の話を聞く、生徒の言葉によく注意すると、ある特定の言葉が繰り返されるのに気付くのだそうである。
例えば「自由」。
「僕は自由だから」「僕は自由じゃなきゃいけないから」「僕は自由が好きだから」「自由な僕は・・・」等々。
そういう生徒は、自由から最も遠いところにいて、憧れているだけだと先生は言う。
・・・・
・・・・』
(カントの言葉に『互いに自由を妨げない範囲で、我が自由を拡張すること、これが自由の法則である。自由とは、すべての特権を有効に発揮させる特権である。』というのがあるそうですが、僕はこれを見た時、まるで辞書編纂者の定義のようだな、と思いました。他人に迷惑をかけない範囲で自分の好きなことをするという感じの。自由をこんなものだと思っている人間は世の中にごまんといるのでしょうね。こういうのを信じる人にとって、他人に迷惑をかけないというのは、刷り込まれたキャッチフレーズ的ルールを守るということです。)
すべての男は消耗品であるPart'@
すべての男は消耗品であるPart'A
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オレ達はチャック・イエーガーになれるだろうか?
『・・・
大きな群れで暮らす例えばサルなどでは、「親子」は常に一緒に暮らすことになることになるので、親しくなり、「攻撃」の欲求が消えて、交尾ができなくなるシステムになっているのだ。
つまり、外へ向かう意志と攻撃本能の制御が近親相姦を防いでいるわけだ。・・・(本文より)』
(性欲には攻撃衝動が含まれていて、だから親しくなりすぎると性欲が湧かなくなる、というようなことを言っていると思うのですが、僕には説得力があるように感じられます。
自分なりの物の考え方ができるようになるための(だいぶ前に読んでいるので。なくしたので買い直しました)、1ピースぐらいには、こういうのもなっているのかもしれないと、僕は思います。)
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