船戸与一の初期の作品ですが、海外のディストピアの荒事に日本人が関わるという図式はいつもの通り。
最後にほぼ全員死ぬ無常観もいつも通りです。
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蛮賊ども (角川文庫 ふ 2-3) 文庫 – 1996/10/1
船戸 与一
(著)
時価二億六千万ドルの金塊と九人の傭兵を乗せた列車は、南アフリカを目指し、ひたすら走り続けた。色と欲、謀略と戦闘渦巻くなか、血塗られた傭兵たちに明日は来るのか? 冒険アクション小説の傑作!
- 本の長さ350ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日1996/10/1
- ISBN-104041638038
- ISBN-13978-4041638033
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (1996/10/1)
- 発売日 : 1996/10/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 350ページ
- ISBN-10 : 4041638038
- ISBN-13 : 978-4041638033
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,013,805位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1944(昭和19)年、山口県生れ。早稲田大学法学部卒業。
1985年『山猫の夏』で吉川英治文学新人賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。1989(平成元)年『伝説なき地』で日本推理作家協会賞を受賞。1992年『砂のクロニクル』で山本周五郎賞を受賞。2000年『虹の谷の五月』で直木賞を受賞する。主な著書に『猛き箱舟』『炎 流れる彼方』『蝦夷地別件』『龍神町龍神十三番地』『緋色の時代』『三都物語』『河畔に標なく』などがある。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年6月5日に日本でレビュー済み
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読んだ、船戸作品です。すごく読みやすくて、どんどんページが進んでいきました。船戸さん、好きです。
2013年11月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
レビューの評価が高くなかったので、あまり期待せずに読みましたが、予想以上に面白かったです。当時のジンバブエの国内情勢とそれに関わる人たちの思惑をいつもの船戸節で書き上げています。一気読み必至です。アフリカ物があまりない船戸氏の作品でこれは貴重だと思います。
2005年1月14日に日本でレビュー済み
船戸与一に期待して買ったのですが、船戸与一かと思うと習作としか評価できないですねえ。この小説は1980年という設定を同時代的に描いているが、日本におけるアフリカをめぐるパラダイムは大きく変化しており、読者の我々も既に当時のアフリカの状況を詳しく知るようになった結果、プロットや登場人物がステロタイプに感じられるのは否めないでしょう。
船戸与一が常に魅せてくれる社会問題への掘り下げが浅いのがまず物足りないし、人物像が他の作品のように立っていないので、列車冒険小説としても弱いしなあ。タイトルの「蛮族ども」というのは好きなんですけど、船戸与一の他の良い作品を読む前にこの本を読むことは無いと思います。勿論船戸の追っかけ(わたしも半分くらいそうかな)には、「へえー、こんな風だったんだ」と習作を前提に楽しみながら読むことができると思います。
船戸与一が常に魅せてくれる社会問題への掘り下げが浅いのがまず物足りないし、人物像が他の作品のように立っていないので、列車冒険小説としても弱いしなあ。タイトルの「蛮族ども」というのは好きなんですけど、船戸与一の他の良い作品を読む前にこの本を読むことは無いと思います。勿論船戸の追っかけ(わたしも半分くらいそうかな)には、「へえー、こんな風だったんだ」と習作を前提に楽しみながら読むことができると思います。
2002年7月18日に日本でレビュー済み
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