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金融腐蝕列島 (下) (角川文庫) 文庫 – 1997/12/25

高杉 良 (著)
4.1 5つ星のうち4.1 18個の評価
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購入オプションとあわせ買い

大手都銀・協立銀行の竹中治夫は、本店総務部へ異動になった。総会屋対策の担当だった。組織の論理の前に、心ならずも不正融資に手を貸す竹中。相次ぐ金融不祥事に、銀行の暗部にメスを入れた長編経済小説。
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  1. 本の長さ
    373ページ
  2. 言語
    日本語
  3. 出版社
    KADOKAWA
  4. 発売日
    1997/12/25
  5. ISBN-10
    4041643074
  6. ISBN-13
    978-4041643075
  7. すべての詳細を表示
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  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA (1997/12/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1997/12/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 373ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4041643074
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4041643075
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 18個の評価

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上位レビュー、対象国： 日本

魑魅魍魎
5つ星のうち5.0 金融腐蝕列島 (下)
2013年2月28日に日本でレビュー済み
大手都市銀行に蠢く不良債権、不正融資、総会屋、やくざ、暴力団等様々な悪とそれにまつわる銀行経営者を中心に見事に描いている。
作品中に高杉著「濁流」主人公の『帝都経済』のオーナー兼主幹の杉野良治のその後が記載されていることに興味と面白さを感じる。
念密な取材・調査には素晴らしさを感じる。
一般文学通算949作品目の感想。2013/02/28 14:25
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
あにも
5つ星のうち4.0 金融の闇
2007年3月31日に日本でレビュー済み
普段銀行の仕事を思い浮かべるときに

あまり思いつかない裏の仕事が描かれています。

バブルが崩壊した「失われた１０年」と

よく言われますが、こんな事情があれば

不良債権処理が遅々として進まなかったのも

よくわかります。

忘れてしまっていた事件も多くて勉強になりました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
hiro_kl
5つ星のうち5.0 最後に解説まで読んで納得
2005年3月4日に日本でレビュー済み
面白かったです。
住専や財政政策について説明的過ぎた部分も感じましたが、
全体のストーリー背景を理解するためには必要な解説だったし、
解説的部分さえ過ぎればストーリーに再び没頭できました。
また、最後の佐高氏の解説にもありましたが、裏にある取材力・取材量を改めて読後に感じました。
まともに新聞や専門書で勉強できない素人としては読み応えあり、
ストーリーも楽しめました。これが高杉作品の初読でしたが、これから
色々読んでみたいと思います。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
街道を行く
5つ星のうち5.0 日本企業の病巣を抉り出した力作。
2002年9月21日に日本でレビュー済み
銀行の腐敗の原因が、権力者の公私混同、社内政治の横行といったものに原因がある事が描かれている。
金融機関だけでなく日本の企業経営者は多かれ少なかれ当てはまるのではないか。
小説であるが、自分の勤めている会社のことを描いているように思えた。現代の日本企業の病巣を抉り出した力作。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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乱読者
5つ星のうち5.0 険しい銀行再生への途
2004年3月6日に日本でレビュー済み
　下巻では、おろかな経営者鈴木会長の迷走が、銀行経営に混乱をきたすさまが描かれているが、なんとおろかなことであろうか。
　経営者の責任や公私混同を浮き彫りにし、バブル経済に踊らされた金融機関に猛省をもとめた一冊。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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