異常に喧嘩っぱやいでこぼこコンビの警察官を主人公に据えた、肩の力が抜けるような連作短編集。
やはりこの尋常でない設定を生かすのには、文章でちまちまと読まなければならない小説には限界がある。
むしろ漫画やVシネマなどに向いていると思った。
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らんぼう (角川文庫 お 13-22) 文庫 – 2004/9/25
大沢 在昌
(著)
事件をすべて腕力で解決する、とんでもない凸凹刑事コンビがいた! 柔道部出身の巨漢「ウラ」と、小柄だが空手の達人「イケ」。”最も狂暴なコンビ”が巻き起こす、爆笑あり、感涙ありの痛快連作小説!
- 本の長さ360ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2004/9/25
- ISBN-104041671221
- ISBN-13978-4041671221
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA; 一般文庫版 (2004/9/25)
- 発売日 : 2004/9/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 360ページ
- ISBN-10 : 4041671221
- ISBN-13 : 978-4041671221
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,287,040位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1956年名古屋市出身。慶應義塾大学中退。79年第1回小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞し、デビュー。
86年「深夜曲馬団」で日本冒険小説大賞最優秀短編賞、91年「新宿鮫」で第12回吉川英治文学新人賞、第44回日本推理作家協会賞長編部門、94年「無間人形 新宿鮫4」で第110回直木賞、20001年「心では重すぎる」、02年「闇先案内人」で日本冒険小説大賞を連続受賞。04年「パンドラ・アイランド」で第17回柴田錬三郎賞を受賞。2006年「狼花 新宿鮫9」で日本冒険小説大賞。2010年第14回日本ミステリー文学大賞受賞。2012年「絆回廊 新宿鮫10」で日本冒険小説大賞。2014年「海と月の迷路」で第48回吉川英治文学賞受賞。2022年秋 紫綬褒章受章。
05年~09年社団法人日本推理作家協会理事長を務める。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年4月21日に日本でレビュー済み
昨今の不景気やら何やら、世間では腹の立つ事件がごちゃごちゃあって。
そんなストレスをスカーンと飛ばす、理屈抜きに楽しめる1冊。
悪いヤツらを片っ端からフルボッコにする正義の乱暴者コンビデカ。
ご都合主義?暴力礼賛?そんな批判は置いておいて
この世界に浸ってストレスを解消して下さい。
時折出てくる「ほろり」も味なスパイスになっています。
オススメの1冊です。
そんなストレスをスカーンと飛ばす、理屈抜きに楽しめる1冊。
悪いヤツらを片っ端からフルボッコにする正義の乱暴者コンビデカ。
ご都合主義?暴力礼賛?そんな批判は置いておいて
この世界に浸ってストレスを解消して下さい。
時折出てくる「ほろり」も味なスパイスになっています。
オススメの1冊です。
2005年1月23日に日本でレビュー済み
・大沢氏の文章に、大胆なストーリー展開のなかに軽快さを
感じるのは、繊細に細部が表現されていて それで
いて無駄がないからだと思います。
・この作品は、登場人物の名前や言葉、ストーリのはこび
が全体的にランボウな印象があります。ドラマもそんなデキでした。
・「悪夢狩り」や、「野獣かけろ」のような軽快や
スリリングな感じがでてません。
感じるのは、繊細に細部が表現されていて それで
いて無駄がないからだと思います。
・この作品は、登場人物の名前や言葉、ストーリのはこび
が全体的にランボウな印象があります。ドラマもそんなデキでした。
・「悪夢狩り」や、「野獣かけろ」のような軽快や
スリリングな感じがでてません。
2007年11月4日に日本でレビュー済み
警察?やくざ?と、疑問に思うほどはちゃめちゃな二人。
犯人を殴る、蹴る、器物損壊なんて当たり前。
「死ななきゃいいんだろ」って、ワイルドな言葉。
最初はちょっと怖かったけれど、この二人の不思議な世界にどんどんハマって、
どんどん読み進めちゃえます。
でも、本当はやさしい心の持ち主なんだよね。
ぜひ、ウラとイケの世界にはまってみてください。
犯人を殴る、蹴る、器物損壊なんて当たり前。
「死ななきゃいいんだろ」って、ワイルドな言葉。
最初はちょっと怖かったけれど、この二人の不思議な世界にどんどんハマって、
どんどん読み進めちゃえます。
でも、本当はやさしい心の持ち主なんだよね。
ぜひ、ウラとイケの世界にはまってみてください。
2018年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ただ、荒くれ者の物語と思いきや、結構奥があり面白く読みました。次のシリーズがあってもいいのかな。わくわくしそうです。
2003年2月1日に日本でレビュー済み
犯罪者相手に、警察内のルールを無視して暴れ回る刑事二人が主人公の氏久々の軽ハードボイルド風味な作品。
いつものような重い感じもなく読み安いながらも、主人公二人は大沢作品の他の主人公と同じ大沢ハードボイルドの精神を引き継いでいます。
ただもう少しそれを多く見せてくれたら良かったと思います。ちょっと物足りなかったです。
いつものような重い感じもなく読み安いながらも、主人公二人は大沢作品の他の主人公と同じ大沢ハードボイルドの精神を引き継いでいます。
ただもう少しそれを多く見せてくれたら良かったと思います。ちょっと物足りなかったです。
2005年1月9日に日本でレビュー済み
ひたすらハチャメチャな話かと思ったらそうでもなく、意外と男の哀愁とかが描かれていて、ちゃんとハードボイルドやってるな、って感じ。