ドールズシリーズの好きな理由は、 江戸時代の美術に関してのレクチャーが 読めるから。
作中の人物の性格も、あるあると思うような 心の機微が 感じられます。
小さな女の子の体に精神が入った状態の 江戸時代の中年からくり師。
1997年からの続編(ドールズ)です。長い時間を経ていますが、最初にこのシリーズに出会い、続編を楽しみにしていました。
もっともっと 続いてしいです。
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ドールズ 闇から招く声 (角川文庫) 文庫 – 2004/2/22
稀代の名キャラクター・泉目吉が対峙する連続猟奇殺人事件!
8歳の少女・怜の意識の中に甦った江戸の天才人形師・泉目吉。怜の行く先々に置かれた人間の手首や犬の生首。身も凍る連続猟奇殺人事件に泉目吉が挑む! シリーズ随一のサスペンスに溢れた傑作長編。
8歳の少女・怜の意識の中に甦った江戸の天才人形師・泉目吉。怜の行く先々に置かれた人間の手首や犬の生首。身も凍る連続猟奇殺人事件に泉目吉が挑む! シリーズ随一のサスペンスに溢れた傑作長編。
- 本の長さ528ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2004/2/22
- ISBN-104041704243
- ISBN-13978-4041704240
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商品の説明
著者について
●高橋 克彦:昭和22年岩手県生まれ。『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。その後、『北斎殺人事件』(推理作家協会賞)、『緋い記憶』(直木賞)、『火怨』(吉川英治文学賞)など、多数の受賞作、著作がある。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA; 一般文庫版 (2004/2/22)
- 発売日 : 2004/2/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 528ページ
- ISBN-10 : 4041704243
- ISBN-13 : 978-4041704240
- Amazon 売れ筋ランキング: - 432,578位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1947年、岩手県に生まれる。早稲田大学商学部卒。
美術館勤務を経て、1983年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞を受賞。その後、1986年『総門谷』で吉川英治文学新人賞、1987年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、1992年『緋い記憶』で直木賞を受賞。
著書に『広重殺人事件』『竜の柩』『炎立つ』など多数。また、浮世絵研究家としても知られ『浮世絵鑑賞事典』がある。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「ドール」シリーズの「月下天使」を第3弾と間違えて読み、どうもおかしいと思って調べたところ、こちらが第3弾だった。即、ネット注文して読破。ちょっとオカルト色というか残酷すぎて、シリーズ最初の頃のほうが好きだけど、目吉のダンナにご祝儀評価しました。シリーズ1・2のほうが楽しめた。まぁ、高橋克彦さんだから、この路線になるのは当然なんだろうけど……。
2016年2月7日に日本でレビュー済み
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ありがとうございます。長年、揃えたいなぁと思った作品でした。
2014年6月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高橋勝彦ファンなら、買うべき一冊。読むべき一冊。持っておくべき一冊ですね☆
2005年9月8日に日本でレビュー済み
相変わらず読み終わった後が、殺伐としていず、ほんのりしんみり暖かい。とはいうものの、殺人事件の様相は今までになく、グロテスクでスプラッター映画のよう。あまり映像を思い浮かべないことをお勧めします。殺人の理由も単なる猟奇事件の域を出ておらず、加害者に前作までのような人間味や悲哀が感じられませんが、目吉センセーへの妙な親近感を感じさせる言動で救われる感じでしょうか。
最初は好きになれなかった怜の父親真司も、目吉センセーとの見かけ親子のでこぼこコンビも板についてきて、怜だけでなく目吉を庇おうとする様がジンときます。
お医者さんの漫才コンビは、ちくちく松室先生をいびる戸崎先生、好きですねえ。この二人が出てくると雰囲気が明るくなって、他の登場人物同様ほっとします。
途中から犯人も検討がついてくるけど、登場人物達が事件が進むたびに色々な推理をして真相の方向を散らしてくれるので、一人犯人像を確信している目吉センセーの気分に迫れました。でも、犯人が検討ついちゃうって方が性格歪んでるなあとラストに近づくにつれ、何だか複雑な心境に陥りました。
華麗さと凄惨さを表すような表紙が素敵です。
最初は好きになれなかった怜の父親真司も、目吉センセーとの見かけ親子のでこぼこコンビも板についてきて、怜だけでなく目吉を庇おうとする様がジンときます。
お医者さんの漫才コンビは、ちくちく松室先生をいびる戸崎先生、好きですねえ。この二人が出てくると雰囲気が明るくなって、他の登場人物同様ほっとします。
途中から犯人も検討がついてくるけど、登場人物達が事件が進むたびに色々な推理をして真相の方向を散らしてくれるので、一人犯人像を確信している目吉センセーの気分に迫れました。でも、犯人が検討ついちゃうって方が性格歪んでるなあとラストに近づくにつれ、何だか複雑な心境に陥りました。
華麗さと凄惨さを表すような表紙が素敵です。
2002年4月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
泉目吉シリーズ、大好きです。ホント、この3作目が出るのを首を長くして待ってたんです。手にしたとたん、一気に読破しました。読み終わって思った事は、「この作品がシリーズ1作目だったら、2作目以降を期待しなかっただろうな」です。前作、前々作ともに、現代に転生した江戸の人形師、泉目吉がその知識やすばらしい「腕前」を見せてくれたのに、今作は「謎解きするのは泉目吉じゃなくてもいいんじゃ?」と思ってしまうほど、「職人目吉」を感じなかったです。この作品が目吉シリーズではなく、単独で出ていたら「面白かった」と思えるけど、職人目吉ファンとしては「待たせておいてそれはない」です。高橋先生、私は4作目に期待します。
2005年1月18日に日本でレビュー済み
待ちに待ったシリーズ続編!
ホラーでゾクッと怖いのですが、それでいてラストは暖かい気持ちになれる稀有な作品。
やはり登場人物の魅力につきます。
前作「闇から覗く顔」とは違い長編です。不可解な連続殺人、その犯人の正体には驚愕しました!
ただ、今回は折り紙やお化け蝋燭のように”江戸”をモチーフにしていない点がちょっぴり残念です。
ホラーでゾクッと怖いのですが、それでいてラストは暖かい気持ちになれる稀有な作品。
やはり登場人物の魅力につきます。
前作「闇から覗く顔」とは違い長編です。不可解な連続殺人、その犯人の正体には驚愕しました!
ただ、今回は折り紙やお化け蝋燭のように”江戸”をモチーフにしていない点がちょっぴり残念です。
2001年10月10日に日本でレビュー済み
待に待った待望の新作。前作より10年ちょっと、今また目吉センセ-(江戸の人形師)が大活躍。前作は、サイコ・ホラーミステリーの色が強かったのですが、今作品は猟奇殺人という血なまぐさいストーリーを高橋克彦氏が切なく、悲しく、とっても恐ろしい物語に仕上げています。ホラー好きには、おすすめ。