原田宗典氏のエッセイ集。
女性誌に連載されたものをまとめたものです。
内容はくだらないことや、生活感に根ざしたものなど、ユーモアを軸に色々と書き連ねたもの。
一時は月に三十本のエッセイの連載を抱えていた原田氏のエッセイですから、面白くないはずがありません。
また、氏の小説の特徴と言ってもいい、情景のニュアンスを文語で表現するという手法が、エッセイの随所に散りばめられていて、文学の香りも仄かにします。
私は家庭教師をしているのですが、上記の理由から、理系で国語の成績が手のつけようがないほど良くないお子さんに原田氏のエッセイを読ませます。
読書というのはある程度の読解力がなければできないものですが、氏のエッセイは読解力の低い読者にはユーモアで、読解力の高い読者には文学の香りでと、実に味わい深い楽しみができるようになっているのです。
まるで秋の味覚のように。
原田宗典氏、なかなか侮れません。
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家族それはヘンテコなもの (角川文庫 は 9-7) 文庫 – 1998/10/1
原田 宗典
(著)
家族それはヘンテコなもの (角川文庫) [Oct 01, 1998] 原田 宗典
- 本の長さ236ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日1998/10/1
- ISBN-104041762073
- ISBN-13978-4041762073
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (1998/10/1)
- 発売日 : 1998/10/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 236ページ
- ISBN-10 : 4041762073
- ISBN-13 : 978-4041762073
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,345,816位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 16,216位角川文庫
- - 19,248位近現代日本のエッセー・随筆
- - 56,888位評論・文学研究 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2002年4月10日に日本でレビュー済み
この本のなかの一つが何かの学力テストの国語のときに、問題として
出たのに吃驚したのを覚えている。
高校のクラスで『原田委員会』(会員5名)をやっていた私とその仲間は
その国語の問題をハニワ顔でとき、テスト終了後
「原田さんのエッセイだったよね・・・」
「うん、原田さんだったね~」
「原田恐るべし」と恐れおののき(←おおげさ)
「てことはさ、このエッセイ問題文に選んだ人って、
ほかのエッセイも読んだんだよね~・・・>汗」
と口々に囁き合ったりした。
さすが、原田氏である。
問題文に選ばれてしまうのである。もちろん面白い。
家族で買って読むと原田氏感涙間違いなしだろう
出たのに吃驚したのを覚えている。
高校のクラスで『原田委員会』(会員5名)をやっていた私とその仲間は
その国語の問題をハニワ顔でとき、テスト終了後
「原田さんのエッセイだったよね・・・」
「うん、原田さんだったね~」
「原田恐るべし」と恐れおののき(←おおげさ)
「てことはさ、このエッセイ問題文に選んだ人って、
ほかのエッセイも読んだんだよね~・・・>汗」
と口々に囁き合ったりした。
さすが、原田氏である。
問題文に選ばれてしまうのである。もちろん面白い。
家族で買って読むと原田氏感涙間違いなしだろう
2004年3月2日に日本でレビュー済み
まずカバーからぶっ飛んでいて面白いです。
家族にまつわるエッセイ集。八ヶ岳別荘購入計画
から自分の子供のおもしろいしぐさまで、
微細に研究し、「笑い」に昇華されたおもしろエッセイ。
家族にまつわるエッセイ集。八ヶ岳別荘購入計画
から自分の子供のおもしろいしぐさまで、
微細に研究し、「笑い」に昇華されたおもしろエッセイ。