推理小説では、予想もしなかった犯人が浮かび上がるのが普通だが、
本書も例外ではない。きわめて意外な犯人が浮上する。
途中で、犯人のモノローグが5回挿入されているが、
これが犯人の本心を語っているにもかかわらず、
かえって読者を惑わせる。
それにしても、資産家であるために、事ある度に人が集まる。
きわめて血縁的に疎遠な人間も含めて、、、。
勿論、財産狙いだが、何と醜い話だろう。
アロマテラピーがキーワードである本書は、なかなか良い香りだ。
つまり、文庫カバーに、香りが付けられている。
癒されながら、また、リアルに推理を楽しむ事が出来る。
元警視庁女刑事の烏丸ひろみの推理が冴え渡る。
手軽に楽しめる、娯楽推理小説だ。
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富良野ラベンダー館の殺人 (角川文庫 よ 10-23 香りの殺人シリーズ) 文庫 – 2004/12/1
吉村 達也
(著)
本から漂うラベンダーのアロマをヒントに、謎を解け!
北海道富良野のラベンダー館でひとりの女性が殺された。資産家の娘だった彼女を狙った殺人なのか、それとも……。深まる謎を解くヒントは現場に残されていたラベンダーの香りだった。
北海道富良野のラベンダー館でひとりの女性が殺された。資産家の娘だった彼女を狙った殺人なのか、それとも……。深まる謎を解くヒントは現場に残されていたラベンダーの香りだった。
- 本の長さ265ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2004/12/1
- ISBN-10404178980X
- ISBN-13978-4041789803
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2004/12/1)
- 発売日 : 2004/12/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 265ページ
- ISBN-10 : 404178980X
- ISBN-13 : 978-4041789803
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,318,044位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年2月22日に日本でレビュー済み
久しぶりに烏丸ひろみシリーズ新作。
以前発売された『ラベンダーの殺人』を加筆修正した、完全リメイク作品です。
修正前、もちろん持ってます。
読み返して、違い探しを楽しむのも乙なものです。
といってもページからして違いだらけなんですが。
当然、リメイク前よりは数倍面白かったです。
あと2冊は出るそうですが、これならば次作にも期待できそう♪
・・・まあ、多少『え~っ』と思うところも・・・・。
なので星4つです。
全体的には特に大きな場所移動もなく、作品中ラベンダー館の近辺だけで話が進むのが、個人的に好みでした。
別シリーズですが、『邪宗門の惨劇』のように、場所移動の少ない内容は好きです。
以前発売された『ラベンダーの殺人』を加筆修正した、完全リメイク作品です。
修正前、もちろん持ってます。
読み返して、違い探しを楽しむのも乙なものです。
といってもページからして違いだらけなんですが。
当然、リメイク前よりは数倍面白かったです。
あと2冊は出るそうですが、これならば次作にも期待できそう♪
・・・まあ、多少『え~っ』と思うところも・・・・。
なので星4つです。
全体的には特に大きな場所移動もなく、作品中ラベンダー館の近辺だけで話が進むのが、個人的に好みでした。
別シリーズですが、『邪宗門の惨劇』のように、場所移動の少ない内容は好きです。