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ツ、イ、ラ、ク (角川文庫) 文庫 – 2007/2/24
姫野 カオルコ
(著)
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地方。小さな町。閉鎖的なあの空気。
班。体育館の裏。制服。
渡り廊下。放課後。
痛いほどリアルに蘇るまっしぐらな日々--。
給湯室。会議。パーテーション。
異動。
消し去れない痛みを胸に隠す大人達へ贈る、
かつてなかったピュアロマン。
恋とは、「堕ちる」もの。
班。体育館の裏。制服。
渡り廊下。放課後。
痛いほどリアルに蘇るまっしぐらな日々--。
給湯室。会議。パーテーション。
異動。
消し去れない痛みを胸に隠す大人達へ贈る、
かつてなかったピュアロマン。
恋とは、「堕ちる」もの。
- 本の長さ540ページ
- 言語日本語
- 出版社角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日2007/2/24
- ISBN-104041835143
- ISBN-13978-4041835142
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商品の説明
著者について
滋賀県出身。90年、長編小説『ひと呼んでミツコ』でデビュー。以降ジャンルにとらわれない多様な作品を発表。『受難』『ツ、イ、ラ、ク』は直木賞候補に。
登録情報
- 出版社 : 角川書店(角川グループパブリッシング); 一般文庫版 (2007/2/24)
- 発売日 : 2007/2/24
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 540ページ
- ISBN-10 : 4041835143
- ISBN-13 : 978-4041835142
- Amazon 売れ筋ランキング: - 79,808位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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姫野/カオルコ
姫野嘉兵衛。1958年滋賀県出身。97年『受難』(文春文庫)が第一一七回直木賞候補、04年『ツ、イ、ラ、ク』(角川文庫)が第一三〇回直木賞候補、06年『ハルカ・エイティ』(文春文庫)が第一三四回直木賞候補、10年『リアル・シンデレラ』(光文社文庫)が第一四三回直木賞候補になった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年11月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なにを書いてもネタバレに繋がりそうなため、一番の感想だけを。これまで感じたことがなかったくらい、美しかったです。ありがとうございました。
2021年11月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
疲れるけれど面白い。執筆中、作者は心身が異常なほど昂揚していたそうだが、それだけのエネルギーを感じた。
しかし、全体に小細工が気になってしまう。人物の環境設定が物語に都合のいい作り物と感じた。
また、時折暴走するように書かれた作者の思い、思想は、時に鬱陶しい。お説ごもっともではあっても、自慰行為と感じた。
それに、意図したことだそうだが、いつの時代かわからない田舎の閉鎖的な人間関係は、読んでいて遠かった。それは、私が作者と同い年であっても、地方の小都市に高校生までいた女性と、小学生の時から東京の世田谷に育った男とでは、思ってきたことが違って当たり前だからか。
読みながら、作者にとっては恋愛もセックスも楽しくなかったのかもしれないと感じた。作者はこの年代にどんな立場だったのだろう。どの人物にも作者が投影されているものだろうが、誰に近い感じだったのかなと想像する。
結末はハッピーエンドでほっとした。具体的ではないものの、予想とそれほど外れてはいなかった。
隼子という人物は誰が見てもかっこいいだろう。ある種の女にとっては脅威かもしれない。田舎でなく東京に生まれ育って、養女ではなく両親をはじめ家族のに見守られて育った、隼子のような女性を何人か思い浮かべた。
そんなふうに思ったあと、姉妹編の『桃 もうひとつのツ、イ、ラ、ク』を読んで、作者の構想力というか妄想力、登場する各人への想いに圧倒された。
しかし、全体に小細工が気になってしまう。人物の環境設定が物語に都合のいい作り物と感じた。
また、時折暴走するように書かれた作者の思い、思想は、時に鬱陶しい。お説ごもっともではあっても、自慰行為と感じた。
それに、意図したことだそうだが、いつの時代かわからない田舎の閉鎖的な人間関係は、読んでいて遠かった。それは、私が作者と同い年であっても、地方の小都市に高校生までいた女性と、小学生の時から東京の世田谷に育った男とでは、思ってきたことが違って当たり前だからか。
読みながら、作者にとっては恋愛もセックスも楽しくなかったのかもしれないと感じた。作者はこの年代にどんな立場だったのだろう。どの人物にも作者が投影されているものだろうが、誰に近い感じだったのかなと想像する。
結末はハッピーエンドでほっとした。具体的ではないものの、予想とそれほど外れてはいなかった。
隼子という人物は誰が見てもかっこいいだろう。ある種の女にとっては脅威かもしれない。田舎でなく東京に生まれ育って、養女ではなく両親をはじめ家族のに見守られて育った、隼子のような女性を何人か思い浮かべた。
そんなふうに思ったあと、姉妹編の『桃 もうひとつのツ、イ、ラ、ク』を読んで、作者の構想力というか妄想力、登場する各人への想いに圧倒された。
2020年6月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
男も女もモノゴコロがついて死ぬまで、永遠に恋をしている訳ではない。
恋愛なんて人生のホンの一部にしか過ぎないと歳をとればとるほど解っているはずなのに、何かのきっかけで「堕ちて」しまうと、その感情に日常生活の優先順位の筆頭を占領されてしまい、突然胸がキリキリと痛む日々が始まるのですわなぁ…
誰でもに思い当たる胸の痛みの欠片が、とっくに消えたはずの傷痕が疼く物語。
読んでいて、この小説が好きか嫌いか判断つかなかった。
恋愛なんて人生のホンの一部にしか過ぎないと歳をとればとるほど解っているはずなのに、何かのきっかけで「堕ちて」しまうと、その感情に日常生活の優先順位の筆頭を占領されてしまい、突然胸がキリキリと痛む日々が始まるのですわなぁ…
誰でもに思い当たる胸の痛みの欠片が、とっくに消えたはずの傷痕が疼く物語。
読んでいて、この小説が好きか嫌いか判断つかなかった。
2022年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Kindleにて読了。「だいぶクセがあるんですよねー」と姫野作品を人に薦める際には必ず言うのだが、この「ツ、イ、ラ、ク」は、もうクセがあるどころのレベルじゃない。嫌な気分になる人も一定いるだろう、エグくて、じめっとして、欲望を隠さない言葉。そして性的描写多数。電車内でスマホをなるべく覗かれないように気を付けて読みました笑。
直木賞作家なのに姫野さんの文庫ってあんまり本屋に置いてないよな?というのも、これを読んで腑に落ちるようになった。こういうのが好きな人は確実に少数派だと思う(自分のことだが)。
と、だいぶディスっているようではあるが、やはり今回も姫野作品読んでよかったーと思った。
主人公・隼子と教師・河村が「墜落」していく物語。海外スターに妄想的に恋をする田舎の少女を描く序盤は、いかにも姫野作品といったほのぼの感とユーモアあるテイスト。中盤から突然一気にすさまじくなる。疲れ気味の自分の、体力がさらに奪われるような、生々しく剥き出しの言葉の爆発。しかも渦中の二人の欲望に共感ができないという。
しかし終盤に向かうなかで、読んでいて目を背けたいぐらいだった彼ら二人の関係性に変化が現れる。ひたすら俗な世間に対して、お互いを愛する彼らの気持ちの美しさが際立ってくる。
「さびしい」ということについての描き方が秀逸な恋愛小説。姫野さんっぽくないなとも思えた、大団円とも言える最後のシーンはもうせつなくて、ジーンときてしまった。
そして主人公の二人だけでなく、その周囲のいろんな人間が大人になっていく過程も、ユーモラスにでも冷徹に描かれていて、群像劇の要素もある。独特な文体でこういうのほんと上手く書くなー姫野さん、とあらためて唸る。
直木賞作家なのに姫野さんの文庫ってあんまり本屋に置いてないよな?というのも、これを読んで腑に落ちるようになった。こういうのが好きな人は確実に少数派だと思う(自分のことだが)。
と、だいぶディスっているようではあるが、やはり今回も姫野作品読んでよかったーと思った。
主人公・隼子と教師・河村が「墜落」していく物語。海外スターに妄想的に恋をする田舎の少女を描く序盤は、いかにも姫野作品といったほのぼの感とユーモアあるテイスト。中盤から突然一気にすさまじくなる。疲れ気味の自分の、体力がさらに奪われるような、生々しく剥き出しの言葉の爆発。しかも渦中の二人の欲望に共感ができないという。
しかし終盤に向かうなかで、読んでいて目を背けたいぐらいだった彼ら二人の関係性に変化が現れる。ひたすら俗な世間に対して、お互いを愛する彼らの気持ちの美しさが際立ってくる。
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そして主人公の二人だけでなく、その周囲のいろんな人間が大人になっていく過程も、ユーモラスにでも冷徹に描かれていて、群像劇の要素もある。独特な文体でこういうのほんと上手く書くなー姫野さん、とあらためて唸る。
2021年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者に言いたいが、女とのセックスは男にとっては精神性よりも何よりも毎日溜まる精液を体外に放出せねばならぬ肉体の生理的欲求から、これがまず第一なのだ!愛などと精神性をまぶすのは単に後付けの言い訳にすぎないのだ!女と男の肉欲の世界は言い訳を必要とする、特に男は言い訳にすがって人間としての精神性をなんとか保とうとする、それ無くしては人間が壊れてしまうからだ!女が男ほどには精神性が無いと言われるのは男の肉体的条件が作り出す錯覚に基づくものだ!しかし、女に精神性が男ほどに求められては妊娠、出産の難業に耐えられなくなる!女に肉の即物性が有ってホモサピエンスはここまで繁栄できた!天はよく見ている!!
2019年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ドキドキピュアトキメキ☆
そんな恋愛小説が読みたかった
解説に惹かれて買ってみた初めての姫野さんの作品の
この小説は単なる10代の重苦しいポルノ小説。。?
性の目覚めから発情の出来事はいろいろあるだろうけど
それとは異なる恋愛や日常のトキメキって
10代の頃も当然持ってたはず。。
というか性的には奥手だったけど
そういうものを大事にしてた私の記憶が大切に思えました。
そんな恋愛小説が読みたかった
解説に惹かれて買ってみた初めての姫野さんの作品の
この小説は単なる10代の重苦しいポルノ小説。。?
性の目覚めから発情の出来事はいろいろあるだろうけど
それとは異なる恋愛や日常のトキメキって
10代の頃も当然持ってたはず。。
というか性的には奥手だったけど
そういうものを大事にしてた私の記憶が大切に思えました。
2021年7月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
グスグスな内容で気分が悪く、断念した。たくさん読みたいからり厚さに惹かれたが、残念だった。
2018年7月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
単行本発売時に読んでいたが、その時は「面白いけど長いなあ」くらいの感想だった気がする。
それがふとしたきっかけで再読してみると、びっくりするくらい面白かった。
「なんか素敵」としか思っていなかったラストが、
「これはもうワザとでしょ! 最高じゃん!」と一気に印象が変わった。
つまり、長いと思っていた細部は全て作者が意図的に仕組んだであろう、
それもこのラストシーンのために! そう思ったのだ。
再読したから気づけたこの「細部」へのこだわり。
最初から好きだという方もいるのかもしれないが、
単行本が出たばかりの際に読んだ、若き日の私はちっとも気づけなかった。
つまり、この作品は恋愛経験、人生経験が未熟な人が読んでも、
その本当の良さまでには辿り着けないような気がする。
恋愛した時代が自分にもあったことを忘れてしまった方、
色んな本を読んで最近の恋愛小説はちょっと・・・・・・という方、
世の中には色んな人がいるんだなあと人間関係に疲れている方、
そんな方はこの作品を読んでみてください。
もっと疲れてしまうかもしれないけど(笑)、
でもきっと自分にも「キュンキュン」したり、「ドキドキ」したり、
でっかい夢や希望があったことを思い出せるかもしれません。
それがふとしたきっかけで再読してみると、びっくりするくらい面白かった。
「なんか素敵」としか思っていなかったラストが、
「これはもうワザとでしょ! 最高じゃん!」と一気に印象が変わった。
つまり、長いと思っていた細部は全て作者が意図的に仕組んだであろう、
それもこのラストシーンのために! そう思ったのだ。
再読したから気づけたこの「細部」へのこだわり。
最初から好きだという方もいるのかもしれないが、
単行本が出たばかりの際に読んだ、若き日の私はちっとも気づけなかった。
つまり、この作品は恋愛経験、人生経験が未熟な人が読んでも、
その本当の良さまでには辿り着けないような気がする。
恋愛した時代が自分にもあったことを忘れてしまった方、
色んな本を読んで最近の恋愛小説はちょっと・・・・・・という方、
世の中には色んな人がいるんだなあと人間関係に疲れている方、
そんな方はこの作品を読んでみてください。
もっと疲れてしまうかもしれないけど(笑)、
でもきっと自分にも「キュンキュン」したり、「ドキドキ」したり、
でっかい夢や希望があったことを思い出せるかもしれません。