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見仏記 3 海外篇 (角川文庫 い 28-4) 文庫 – 2000/8/25

4.4 5つ星のうち4.4 59個の評価

幼少のころから仏像に魅せられたみうらじゅんと、仏友・いとうせいこうが国内外の仏像を訪ね歩く、仏像ブームのきっかけとなった人気シリーズ。笑いの中にじんわりと胸熱くなる感動が迫る、二人だけの旅物語。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA; 一般文庫版 (2000/8/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2000/8/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 318ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4041846048
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4041846049
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 59個の評価

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いとう せいこう
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年4月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
不思議な感じで面白い
2014年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
20世紀末日本を飛び出し韓国、中国、タイ、インドまで足を伸ばした
仏像マニアのオジサン2人組。
そうとうハードなヤジキタ道中となるもホノボノ感も変わらず。

これまで中国の仏教美術は絶滅危惧にあるでは、
と思っていた無知な私の先入感とは裏腹に、
しっかり根差した仏教芸術が今も生きていることは驚きでした。
特に断崖絶壁にしがみつきながら1400年を過ごした懸空寺、
日本人の常識を超えたイカモノ超巨大仏、千手千眼観音菩薩像、
チベット仏教の影響下にある辺境の五台寺の塔頭寺。

仏教が衰退しきったインドでは、どっこいヒンドーの神々の像の中にその源流を眺めることも趣深く、
その神々の彫刻の物凄さに驚嘆、かつ芸術性の深さ、奥深さに興味深々となりました。

今の世ではエアコンの効いた部屋でPCの画面から絶景を眺めることは可能であるも、
16年前の時代では大変な道行、汗ダクダクの難行が偲ばれます。

この辺りの建築彫刻芸術の文献は乏しいことも意外ですが、
この一見お気楽な本が私の様な無知蒙昧の草ぐさにとって、
利することはまるで慈雨の如き思いです。

また旅に出てほしい、また書いてほしいものです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年12月9日に日本でレビュー済み
インド、タイ、中国、韓国と仏像が日本に伝来してきた国々を旅する。
実際、現地で仏像を見た人の文章を読んだことなかったので面白かったし為になった。
インドから日本にやってくるまでに仏像も相当変形していたということを体験を基に語るのでリアリティーがある。
そして元々仏像は派手だったのが、どうも日本では地味になっていったらしい。
この辺は日本人気質でしょうな。
韓国で寺院に行くと、豊臣秀吉に焼き払われたとか、仏像の首切られたかの話をされたそうな。
事実は別として言い伝えとして残っていることに驚きと、それが真実と韓国ではなっているというのは、知識を得るという面では参考にはなった。
2021年11月11日に日本でレビュー済み
いとう・みうら両氏の見仏旅は、ついに国境を越えて海外へ。シルクロードを逆回りに韓国・中国・タイ、そして最後は仏のメッカ(変な言い方だが)インドへ辿り着きます。 
当時彼らが30代だったことを考えても、長時間の移動が多く体力があることが前提ですが、仏像好きにとっては垂涎の仏像旅です。

韓国で、いとう氏が近くにいたオバちゃんに聞いた加藤清正の戦争責任を負わされたという話は、多分日本が特殊な島国なだけで、大陸ではいくら個人が関わっていない歴史上の侵略であっても、例えばドイツ人なら全員ユダヤ人大量虐殺をよく知って反省してなきゃならないのではないか?つまり日本は日本の加害の歴史を消しすぎているのでは?と感じました。
日本では歴史や政治を考えないようにしていたいとう氏も韓国俗離山では政治を考えます。
韓国でも寺院にいるのはオバちゃんと修学旅行生ばかりです。扶余博物館の弥勒菩薩像は、日本に一度だけ来たことがあります。当時私は特番は録画したのですが結局行けなくて、いつかは私も韓国へ行ってみたいと思いました。

タイのシーサッチャナライの朽ちた寺院を見てヒロシマ・ナガサキを思い浮かべたり、中国では国土が広いだけあってハードスケジュールで車で何時間も移動をします。
みうら氏は仏像でラブ&ピースを説いてるだけあって、いろいろな場面で意外と優しさを見せています。インドのシーク教寺院でまとわりついてきたボランティアの少年を疑ってしまったことを反省しているのが印象的でした。

インドでの八時間の移動中、いとう氏が隣のみうら氏こそが仏だったかのように悟りのモードに入っており、最終回感を漂わせています。
2007年4月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ついに海外に飛び出てしまった今回の見仏。

いやあ〜本当に凄い。

規模がでかいし、実物に会いたいですね。巨大仏に。

自分も過酷な旅に参加してる気分にもなる。

そして、行けるものならば、実際に行きたいですね。

毎回そうですが、2人の熱い、そして時には兄弟のように、

時には親と子のように、そして恋人のような関係の2人のやりとりが

本当に楽しいし、なんだかこそばい。笑

ラストのおじいさん&いとうさんのお話には、涙が少し出てしまった・・・

そして、みうらさんのいとうさんへの思いも伝わり、なんだか嬉しかったなぁ。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年9月25日に日本でレビュー済み
いとうさんとみうらさんのコンビは最高だ。テレビ番組「見仏記」で見る2人は、「見仏」を心から楽しんでいて、そして2人でかわされる漫才のような掛け合いも見ている側に笑いをもたらしてくれる。本の中でもそれは同じだ。

この3巻では、ついに2人が海外の「見仏」に出掛ける。韓国・タイ・中国・インド。たくさんの寺院を彼らは巡る。すんなり行けるところもあれば、体力的にも精神的にも限界になりそうなほど時間のかかる場所もある。それでも2人はお互いに対する気遣いと、時に笑いも忘れない。

そんな中、唯一、タイのシーサッチャナライ遺跡のあまりも寂れ様は読んでいてこちらまで寂しい気持ちになった。仏教国のタイにも、そんな場所があるのか…と。

いとうさんとみうらさんには、これからもあちこちの「見仏」に出掛けて欲しいと思う。
2015年11月28日に日本でレビュー済み
 1998年に出た単行本の文庫化。
 ついに海外へと飛び出しての仏像見物である。韓国の梵魚寺や法住寺、タイのワット・ヤイやワット・カオパノムプルン、中国の雲崗石窟や玄中寺、インドのラクシュミー・ナーラーヤン寺院やサールナート考古学博物館などをめぐっている。
 ひたすら仏像だけを追い求めつづける姿勢は相変わらず。みうらさんのあまりに仏像に集中しすぎたゆえの、ピントのずれた発想と執着ぶりが楽しい。
 しかし、強行軍や天候など相当ハードな旅だったようで、海外「見仏」の道の険しさも伝わってくる。
2017年1月28日に日本でレビュー済み
あとがきでいとうせいこう氏が、自分たちは仏像中毒だと述べているが、見物記を1から順に3まで読み進めている読者もやはり「見物記中毒」なんだろう。なんかこの二人と一緒に旅したいという気にさせてしまうのだ。インドのタージ・マハールをタジマ・ハルと言葉を切ってタジマさんに会いに行くようで親しみがあるとか、相変わらず笑いを忘れない旅である。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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