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暗い宿 (角川文庫 あ 26-6) 文庫 – 2003/10/25
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- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2003/10/25
- ISBN-104041913071
- ISBN-13978-4041913079
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商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA; 一般文庫版 (2003/10/25)
- 発売日 : 2003/10/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 320ページ
- ISBN-10 : 4041913071
- ISBN-13 : 978-4041913079
- Amazon 売れ筋ランキング: - 270,228位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1959年、大阪生まれ。1989年、『月光ゲーム』で鮮烈なデビューを飾る。以後、精力的に作品を発表し、2003年『マレー鉄道の謎』で第56回日本 推理作家協会賞を受賞。2008年には『女王国の城』で第8回本格ミステリ大賞を受賞した。精緻なロジックを積み重ね、構築した世界そのものをひっくり返 してみせる鮮やかな手腕と、物語性豊かなその作品は、世代を問わず常に読み手を魅了しつづけている(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 闇の喇叭 (ISBN-13: 978-4652086353 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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内容はいつもの安定したクオリティです。火村の意外な一面が垣間見られる「二〇一号室の厄災」が好き。
新作から後ろへと読んでいるので仕方がないのかな?
ドラマから大フォンになったので作中の2人をドラマの2人の顔と声に脳内変換しながらめっちゃ楽しく読んでおります!
早く新作読みたいです。
「暗い宿」鉄っちゃんでもある有栖川氏自身が実際に旅された場所だと思うのですが、奈良の山奥にある廃線跡を作家アリスが一人旅した時の出来事。体調を崩して熱を出し、廃業寸前の旅館に泊めてもらった、その真夜中にスコップで地面を掘る音を聞き、立ち去る男を目撃したことから始まります。そして後日、その床下から白骨が出たという小さな新聞記事をみつけることに。訳ありそうだった女主人、自分は骨の上に寝ていたことになるとぞっとして、火村教授と駆けつけてみれば・・・。真っ暗な田舎の夜とホラーっぽい雰囲気がおもしろいです。
「ホテル・ラフレシア」石垣島のリゾートホテル、アリスはそこで行われるミステリ仕立ての企画の感想を聞かせてほしいとたのまれます。担当編集者と、それに火村教授もくっついてきて滞在することに。のんびりと気持ちがほどけていくような、もう一生ここにいたいと思ってしまうほどのまるで天国のように居心地のいいホテル。そこで出会った何か訳ありらしい裕福な夫婦は・・。
実は、私が鈍いのかラストがよくわかりませんでした(汗)。結局、この夫婦を追いかけてきたのは取立て業者だったのか?それとも刑事?
この作品が書かれた時点では、有栖川氏はこういう企画に関わった経験はなかったそうです。けれど少し前に大阪のホテルで、有栖川氏が原案を担当したミステリツアーの広告を見たことがあるので、この作品以後、実際に企画されたのですね。最初に舞台劇があり、食事がついて、その後、ホテル中を探索して犯人を探すというものでした。また企画があれば一度参加してみたいです。
「異形の客」は、ドラマ化された「火村英生の推理」で最初に出てくるシャングリラ十字軍がらみのお話です。原稿が完成して、自分へのご褒美にと、近畿のとある鄙びた温泉に骨休めに行ったアリス。そこで、顔を包帯でぐるぐる巻きにしてサングラスにマスクで顔を隠した怪しい客に出会い・・・そして殺人が起き、火村が駆けつけます。テーマも、ミステリとしてもよかったです。
「201号室の災厄」火村は学会で、アリスは調べ物のために、たまたま同じ日に東京に滞在することに。火村は知り合いが譲ってくれた優待券で、超高級ホテルに格安で泊まることになっていました。わくわくしながらホテルへ戻ると、公演を終えた世界的なロックスターと鉢合わせして・・・。有栖川氏の作品には大変めずらしいことですが、火村がアクション劇を演じるはめに。びっくりでなんだか苦笑してしまいました。
全体的に、トリックとその解決というよりは、雰囲気を楽しむ作品のような気がしました。バリバリの本格ミステリを期待していた方にはやや肩透かしかもしれません。個人的には、廃屋っぽい旅館跡も、南国ホテルのふんわりした雰囲気も、こじんまりした温泉旅館も、東京の超高級ホテルも、それぞれ個性があって楽しめました。よかったです。
中編四つ。
ミステリとしてはさほど驚くこともないのですが、どことなく旅情も
感じられて、ファンには楽しめる一冊だと思います。
いろいろ書店をまわりましたが、店頭で見かけることがなかったので、
購入できてよかったです。
正確に言うと、「暗い宿」と「ホテル・ラフレシア」の対比が。
深い緑の息吹、鉄道廃線跡に溜まる闇の暗さ、鄙びた旅館に灯る微かな明かり。
まっくろくろすけが出てきても不思議は無いような、暗い部屋の隅。
作者の描く夜の闇には、いつも恐れと安らぎを感じる。
南国の熱気、光が一杯の「ホテル・ラフレシア」
だが、このリゾートホテルもどこか幻想的で、海の底から太陽の光を見たような浮揚感がある。
日常からかけ離れた世界で捲き起こる事件とともに、アリスや火村の少し違う顔をぜひ覗いて欲しい。
ただ、本作は謎を解き明かして犯人をズバリ特定するという雰囲気の作品ではないように感じます。
上手く言えませんが、何かもやっとした感じの終わり方が多いように思いました。
決して面白くない作品ではありませんが、理路整然としてアッと驚くような謎解きに期待します。