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チェーンレター (角川ホラー文庫 100-1) 文庫 – 2004/3/1
「これは不幸の手紙です。この手紙をあなたのところで止めると必ず不幸が訪れます。二日以内に同じ文面の手紙を五人に出してください」。発端はありきたりな「不幸の手紙」なはずだった――。
深夜12時。あなたはその「手紙」を出しますか?
「これは棒の手紙です。この手紙をあなたのところで止めると必ず棒が訪れます。 二日以内に同じ文面の手紙を…」 水原千絵は妹から奇妙な「不幸な手紙」を受け取った。 それが恐怖の始まりだった。千絵は同じ文面の手紙を妹と別の四人に送ったが、手紙を止めた者が棒で撲殺されてしまう。そしてまた彼女のもとに同じ文面の手紙が届く。 過去の「不幸」が形を変えて増殖し、繰り返し恐怖を運んでくる。旋律の連鎖は果たして止められるのか?
- 本の長さ428ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2004/3/1
- ISBN-104041919053
- ISBN-13978-4041919057
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2004/3/1)
- 発売日 : 2004/3/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 428ページ
- ISBN-10 : 4041919053
- ISBN-13 : 978-4041919057
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,566,615位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
埼玉県出身。早稲田大学文学部卒業後、JTBに入社、雑誌『旅』などの編集に携わる。
88年、『五つの棺』(のち『七つの棺』として文庫化/創元推理文庫)でデビュー。88年、『倒錯のロンド』(講談社文庫)で江戸川乱歩賞候補、95年、『沈黙の教室』(ハヤカワ文庫)で日本推理作家協会賞(長編部門)受賞。主な作品に、『倒錯の死角』『倒錯の帰結』『異人たちの館』(講談社文庫)、『冤罪者』『失踪者』『天井男の奇想』(文春文庫)、『逃亡者』『追悼者』(文藝春秋)、『暗闇の教室』(ハヤカワ文庫)など。
謎の画家、石田黙の作品を収集。05年、石田黙作品集にして美術ミステリである『黙の部屋』(文藝春秋/現在文春文庫)を発表。
07年6月、石田黙のコレクション展(石田黙展)を文藝春秋画廊・地下室で開く。
11年5月、メメント・モリ(折原一骸骨絵コレクション展)を同画廊で開く。
18年10月、ヴァニラ画廊にて、メメント・モリ展&石田黙展を開く。
現在、日本推理作家協会会員。
著者ホームページ 「沈黙の部屋」http://orihara1.la.coocan.jp/
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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「不幸の手紙」が引き金となって巻き起こる混乱と殺人、手紙の内容が現実となる恐怖、一枚の紙切れによって翻弄され振り回される人の姿が濃密に書かれていて、イヤが上にも高まる恐怖感。しつこいくらいに繰り返される「不幸の手紙」の文面が、さらに怖さを煽り立てています。
例によって、作中あちこちに巧みに伏線が張られていて、読みすすめていくうちに気付いてナルホドと感心することしきり。
メインはミステリ作家ということもあってか、一応合理的な説明はつけられているものの、どこか残る一抹の不安感・・・。
後半、ちょっと複雑すぎ、技巧に走りすぎた感も否めませんが、ホラー好きミステリ好きどちらにもおすすめできる一冊です。
しかし、後半から話を複雑にしようとするためなのか、もしくはチェーンレターの連鎖の恐怖を描くためなのか、無理やりに続けたような感があり、段々興ざめしてしまった。
この話は前半で終わりにしたほうがよかったのではないだろうか。
ただし、ホラー小説なので、こういうのもありなのかもしれない。
ミステリーとして読むとちょっと弱いように思う。
結果、、、星を信じて読まなければよかったとつくづく思いました。
とにかくドンデン返しがしつこく混乱するばかり。犯人が次々と変わっていく。途中で千絵と百絵のくだりは予想できましが、それさえもまたひっくり返すしつこさ。そこはそのままでも別に差し障りなかったんじゃないの?と。
推理ではなく、ホラーですね。辻褄が合わないことや、あり得ないことが起きるのもB級ホラー作品としてならば少しは納得できます。
とにかく読み終わっても、説明がつかないことが残りすぎて全くスッキリしませんし、腹立たしい気持ちにさえなりました。時間を返してほしい。
決してスッキリを望まず単なるワケのわからないホラーを望む方は読んでもいいかもしれません。
そんな都市伝説に対する人間の心理と犯罪をうまく絡めているが、途中からややホラー的な要素が加わり始める。
「棒の手紙」
なんか意味不明だが嫌な予感がする、といったテイストのまま突っ走って欲しかった。
前半からの人間の狂気が作り出す「怖さ」を期待したので、私的にはホラー部分はいらんかな………
と、ホラー文庫の本作を読んで思う。
わかったときには、ちょっと笑ってしまいました。
なんとなく複雑で、途中意味がわからなくなりました。
結末もいまいちといった感じでしたが、最初の方はとても面白かったです。