大好きな作家さんでした。もっともっとたくさんの物語を綴ってほしかったです。
主人公にもほとんど共感はできないけれど、幸せになってもらいたいな、変わらない椿さんのままで。
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きっと君は泣く (角川文庫 や 28-3) 文庫 – 1997/7/23
山本 文緒
(著)
美しく生まれた女は怖いものなし、何でも思い通りのはずだった。しかし祖母はボケ、父は倒産、職場でも心の歯車が噛み合わなくなっていく。美人も泣きをみることに気づいた椿。本当に美しい心は何かを問う。
- 本の長さ279ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日1997/7/23
- ISBN-104041970032
- ISBN-13978-4041970034
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (1997/7/23)
- 発売日 : 1997/7/23
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 279ページ
- ISBN-10 : 4041970032
- ISBN-13 : 978-4041970034
- Amazon 売れ筋ランキング: - 296,878位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1962年神奈川県生まれ。OL生活を経て、人間関係の繊細なずれから生じる喪失、慈しみをテーマに作家活動を続け、現在に至る。『恋愛中毒』で第20回吉川英治文学新人賞を、『プラナリア』で第124回直木賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 再婚生活 私のうつ闘病日記 (ISBN-13: 978-4041970164)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ネタバレ注意です。
チヤホヤされていた若い頃が過ぎて、女には何が残るのか。
知りたく無くても現実は確実にやってくる。
最後に残る財産は、真剣に愛した人の思い出だけだろう。
椿のお目当ての先生が、急に求婚してくるのはかなり無理があるが、お話しの展開としては最後のスピード感に一気に読み上げてしまいました。
ありがちな女性の考えのひとつに、結婚への逃げ道があるが、もう時代はそうはさせてくれないらしい。
一昔前の物語として懐かしく読むのにはいいかもしれない。
終盤の展開の速さはスリリングで面白く読めたと思います。
チヤホヤされていた若い頃が過ぎて、女には何が残るのか。
知りたく無くても現実は確実にやってくる。
最後に残る財産は、真剣に愛した人の思い出だけだろう。
椿のお目当ての先生が、急に求婚してくるのはかなり無理があるが、お話しの展開としては最後のスピード感に一気に読み上げてしまいました。
ありがちな女性の考えのひとつに、結婚への逃げ道があるが、もう時代はそうはさせてくれないらしい。
一昔前の物語として懐かしく読むのにはいいかもしれない。
終盤の展開の速さはスリリングで面白く読めたと思います。
2024年1月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
でもやっぱり女に生まれるんなら、きれいに生まれたいよ。でもきれいなだけではだめなんだろうな。しらんけど。
2023年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
椿の性格の悪さに最初はイライラしながら読んでいたのに、だんだん悲しくなってきて、最後の方は愛しくて堪らなくなる
幼い頃にきちんと親から愛されなかったためか、愛し方も愛され方もわからなくて、自分だけの論理で生きてた椿
椿はバカだなーと涙が止まらなかったけど、ほんとはみんなそうなのかもしれない
自分にとって誰が一番大切で、誰が一番自分を大事にしてくれているのか、気づかないまま、間違いばかりの人生を送っているのかもね・・・
とても引き込まれて、一気に読んじゃった
幼い頃にきちんと親から愛されなかったためか、愛し方も愛され方もわからなくて、自分だけの論理で生きてた椿
椿はバカだなーと涙が止まらなかったけど、ほんとはみんなそうなのかもしれない
自分にとって誰が一番大切で、誰が一番自分を大事にしてくれているのか、気づかないまま、間違いばかりの人生を送っているのかもね・・・
とても引き込まれて、一気に読んじゃった
2007年1月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この主人公は、行き当たりばったりで、かつ、ひねくれている。
病院で、重病で死んでゆく患者さんらの代わりに、主人公が死ねば良いとまで言われる始末。
これまでの行為、斜めに構えた態度、歪んだ価値観は、ブーイングものだ。
「きっと泣く」というタイトルの意味は、この物語が過度に感傷的だからではない。
むしろ、主人公自身が、自分のこれまでの人生を振り返って、きっと泣く、という意味だろう。
最終場面での、検査結果が、多くを象徴的に物語っている。
それでも、読後感は爽やかだ。
ブーイングものの主人公の最後の態度は、ある意味潔い。
実生活では、あまり珍しくない筋書きかも知れない。
しかし、それが、強い現実感と、妙な意味での共感性をもって描かれている。
なかなか、読み応えがあった。
病院で、重病で死んでゆく患者さんらの代わりに、主人公が死ねば良いとまで言われる始末。
これまでの行為、斜めに構えた態度、歪んだ価値観は、ブーイングものだ。
「きっと泣く」というタイトルの意味は、この物語が過度に感傷的だからではない。
むしろ、主人公自身が、自分のこれまでの人生を振り返って、きっと泣く、という意味だろう。
最終場面での、検査結果が、多くを象徴的に物語っている。
それでも、読後感は爽やかだ。
ブーイングものの主人公の最後の態度は、ある意味潔い。
実生活では、あまり珍しくない筋書きかも知れない。
しかし、それが、強い現実感と、妙な意味での共感性をもって描かれている。
なかなか、読み応えがあった。
2022年2月24日に日本でレビュー済み
タイトルは一体内容とどう関係してるのか?わからない。
まるでこのタイトルは私に向かってるのか?途中、表現が分かりづらいところもある。婚活をそろそろ始めようと重たい腰をあげようとしている若者が共感できそうだ。
まるでこのタイトルは私に向かってるのか?途中、表現が分かりづらいところもある。婚活をそろそろ始めようと重たい腰をあげようとしている若者が共感できそうだ。
2021年3月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こういう生き方もあるのだと思いました。
幸せになってもらいたかった。
幸せになってもらいたかった。