プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥770¥770 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥1¥1 税込
配送料 ¥320 6月12日-14日にお届け
発送元: ネットオフ 販売者: ネットオフ
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
新訳 ロミオとジュリエット (角川文庫) 文庫 – 2005/6/25
購入オプションとあわせ買い
モンタギュー家の一人息子ロミオはある夜仇敵キャピュレット家の仮面舞踏会に忍び込み、一人の娘と劇的な恋に落ちるのだが……世界恋愛悲劇のスタンダードを原文のリズムにこだわり蘇らせた、新訳版。
- ISBN-104042106153
- ISBN-13978-4042106159
- 出版社角川書店
- 発売日2005/6/25
- 言語日本語
- 本の長さ208ページ
よく一緒に購入されている商品
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
出版社より
新訳 ハムレット (角川文庫) | 新訳 ロミオとジュリエット (角川文庫) | 新訳 ヴェニスの商人 | 新訳リチャード三世 (角川文庫) | 新訳 マクベス (角川文庫) | 新訳 十二夜 (角川文庫) | |
---|---|---|---|---|---|---|
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.2
183
|
5つ星のうち4.2
80
|
5つ星のうち4.1
41
|
5つ星のうち4.1
50
|
5つ星のうち4.3
133
|
5つ星のうち4.4
41
|
価格 | ¥660¥660 | ¥770¥770 | ¥616¥616 | ¥770¥770 | ¥660¥660 | ¥550¥550 |
内容紹介 | 【河合祥一郎によるシェイクスピア新訳!】デンマークの王子ハムレットは、突然父王を亡くした上、その悲しみの消えぬ間に、母・ガードルードが、新王となった叔父・クローディアスと再婚し、苦悩するが……。シェイクスピアの不朽の名作。ハムレット研究の第一人者が、古典の持つリズムと日本語にこだわり抜いた、読み易く、かつ格調高い、画期的新訳版。 | 【河合祥一郎によるシェイクスピア新訳!】モンタギュー家の一人息子ロミオはある夜仇敵キャピュレット家の仮面舞踏会に忍び込み、一人の娘と劇的な恋に落ちるのだが、……逃れようのない悲劇へと加速する二人の運命を描く、不朽の名作。世界恋愛悲劇のスタンダードを原文の持つリズムや巧みな心理ドラマにこだわり、より分かりやすくよみがえらせた、新訳版。 | 【河合祥一郎によるシェイクスピア新訳!】アントーニオは友人のためにユダヤ商人シャイロックに借金を申し込む。「期限までに返せなかったらアントーニオの肉1ポンド」を要求するというのだが……。人間の内面に肉薄する、シェイクスピアの最高傑作。シェイクスピア作品の中でもっとも人気の高い、ヒューマンドラマの名作。 | 【河合祥一郎によるシェイクスピア新訳!】薔薇戦争の末期、世の中に平穏が訪れようとした頃、醜悪な容姿と不自由な身体を持つグロスター公リチャードは、王となることで全ての人々を嘲笑し返そうと屈折した野心を燃やしていた。シェイクスピア初期の傑作を、原文のリズムにこだわった名訳でおくる決定版。 | 【河合祥一郎によるシェイクスピア新訳!】武勇と忠義で王の信頼厚い、将軍マクベス。しかし荒野で出合った三人の魔女の予言は、マクベスの心の底に眠っていた野心を呼び覚ます。妻にもそそのかされたマクベスはついに王を暗殺するが……。悪に冒された精神が崩壊する様を描くシェイクスピア悲劇の傑作。リズムある名訳でおくる決定版。 | 【河合祥一郎によるシェイクスピア新訳!】オーシーノ公爵は伯爵家の女主人オリヴィアに思いを寄せるが、兄を亡くした哀しみに暮れる彼女は振り向いてくれない。それどころか、女性であることを隠し男装で公爵に仕えるヴァイオラになんと一目惚れしてしまい…。ロマンスと笑いと風刺が絡みあう、シェイクスピア喜劇の頂点。 |
新訳 夏の夜の夢 (角川文庫) | 新訳 から騒ぎ (角川文庫) | 新訳 まちがいの喜劇 (角川文庫) | 新訳 オセロー (角川文庫) | 新訳 お気に召すまま (角川文庫) | 新訳 アテネのタイモン (角川文庫) | |
---|---|---|---|---|---|---|
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.4
86
|
5つ星のうち4.0
14
|
5つ星のうち4.1
7
|
5つ星のうち4.6
42
|
5つ星のうち4.7
14
|
5つ星のうち4.7
5
|
価格 | ¥660¥660 | ¥484¥484 | ¥660¥660 | ¥704¥704 | ¥770¥770 | ¥770¥770 |
内容紹介 | 【河合祥一郎によるシェイクスピア新訳!】貴族の娘・ハーミアと恋人ライサンダー。そしてハーミアが好きなディミートリアスと彼に恋するヘレナ。妖精に惚れ薬を誤用された4人の若者の運命は? 幻想的な月夜の晩に妖精と人間が織りなす傑作喜劇。幻想的な月夜の晩を舞台に妖精と人間が織りなす、シェイクスピアの代表的喜劇。 | 【河合祥一郎によるシェイクスピア新訳!】友人思いのドン・ペドロの尽力で、クローディオとヒアローは婚約し、ベネディクトとビアトリスの恋も始まりそう。ところがドン・ペドロの異母弟ドン・ジョンの策略で、クローディオはヒアローの浮気を信じこむ……。思いこみの連続から繰り広げられるシェイクスピアの恋愛喜劇が、新訳で登場! | 【河合祥一郎によるシェイクスピア新訳!】アンティフォラスは生き別れた双子の弟を捜しにエフェソスにやってきた。すると街の人々は、兄をもとからいる弟とすっかり勘違い。誤解が誤解を呼び、街は大混乱。そんなときとんでもない奇跡が起きる……。笑いと涙の初期喜劇。押韻の楽しさを読みやすい新訳でどうぞ。 | 【河合祥一郎によるシェイクスピア新訳!】ヴェニスの黒人将軍オセローは美しい妻デズデモーナと共にキプロス島に赴任。だが昇格を見送った旗手イアーゴーの恨みを買い、彼の策略で妻の姦通を信じ、殺してしまう。勇猛なオセローがなぜ愚かにも妻の貞淑を疑ったのか。罠はシェイクスピア自身が仕掛けた台詞にあった――。 感動を新たにする四大悲劇の傑作! | 【河合祥一郎によるシェイクスピア新訳!】宮廷から追放され、男装して森に逃げこんだ元公爵の娘ロザリンド。互いに一目惚れした貴族の青年オーランドーと再会するも、目下男の身。正体を明かさないまま、オーランドーの恋の相談に乗ることに。永遠不滅な恋の駆け引きを描くシェイクスピア喜劇の代表作。軽妙洒脱な会話が生き生きと蘇る新訳版! | 【河合祥一郎によるシェイクスピア新訳!】裏切りの果て、破滅した貴族。資産を巡る悲劇。シェイクスピア最高の問題作! アテネの貴族タイモンは気前よく友人や家来に贈与するが、膨れ上がった借金の返済に追われる。他の貴族らに援助を求めるものの、手の平を返したようにそっぽを向かれ、森の奥へと姿をくらましてしまい――。 |
新訳 リア王の悲劇 (角川文庫) | 新訳 ジュリアス・シーザー (角川文庫) | |
---|---|---|
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.6
40
|
5つ星のうち5.0
6
|
価格 | ¥880¥880 | ¥946¥946 |
内容紹介 | 【河合祥一郎によるシェイクスピア新訳!】 引退を決意した古代ブリテンの老王リア。財産分与のため三人の娘に自分への愛を競わせるが、美辞麗句を嫌う三女コーディーリアに激怒し勘当する。だが長女と次女の結託により、自らも嵐の中へ閉め出されてしまう。全てを奪われたリアは絶望の旅の途上、欲望と裏切り、飢えと苦しみ、真の忠誠と愛に気づくが――。シェイクスピア四大悲劇の中で最も悲劇的と言われる傑作。 | 【河合祥一郎によるシェイクスピア新訳!】「おまえもか、ブルータス?」英国の中学生が学ぶ名作! 過去未来にわたり、全ての政治指導者暗殺をシェイクスピアが予言した衝撃作。――古代ローマの独裁官シーザーは、内戦に勝利して凱旋し、市民の熱狂的歓迎を受ける。シーザーが共和政を廃して皇帝になるのを恐れた気高いブルータスは苦悶し、シーザーに恨みを抱く友キャシアスに唆され、ついにシーザー暗殺を決意する! 徹底注釈&シェイクスピアが読んだノース訳『英雄伝』抄訳も掲載。 |
登録情報
- 出版社 : 角川書店 (2005/6/25)
- 発売日 : 2005/6/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 208ページ
- ISBN-10 : 4042106153
- ISBN-13 : 978-4042106159
- Amazon 売れ筋ランキング: - 35,313位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 23位イギリス・アメリカの戯曲・シナリオ
- - 174位英米文学研究
- - 996位角川文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
(1564-1616)ストラトフォード・オン・エイヴォンに生る。20歳頃出郷、初めロンドンで役者、後に座付作者として活躍。『ロミオとジュリエット』をはじめ約37編の史劇・悲劇・喜劇を創作。詩作にも秀で、エリザベス朝ルネサンス文学の巨星となる。47歳で突如隠退、余生を故郷で送った。
東京大学大学院総合文化研究科教授(表象文化論)。専門はシェイクスピア。
東大英文科の学部・大学院修士課程を経て、イギリスのケンブリッジ大学に学び、博士号取得、東京大学でも博士号取得。文学博士。ケンブリッジ博士論文を基にした『ハムレットは太っていた!』でサントリー学芸賞受賞。東大名誉教授だった高橋康也の女婿。祖母の大叔父がシェイクスピア戯曲を初めて全訳した坪内逍遙。
カスタマーレビュー
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
だ。例えば、本書のプロローグ。
花の都のヴェローナに
肩を並べる名門二つ、
古き恨みが今またはじけ、
町を巻き込み血染めの喧嘩。
敵同士の親を持つ、
不幸な星の恋人たち、
哀れ悲惨な死を遂げて、
親の争いを葬ります。
これよりご覧に入れますは、
死相の浮かんだ恋の道行き、
そしてまた、子供らの死をもって
ようやく収まる両家の恨み。
二時間ほどのご清聴頂けますれば、
役者一同、力の限りに務めます。
非常に口調がよいのは、七五調をさりげなく取り入れているからだろうか。セリフ
を読み上げるなどして、セリフのリズムと響きにこだわった河合の翻訳は「声を出
して読むのにふさわしい」名訳だ。
牧師が薬の説明言い終わった瞬間「ください!ください!」とかは声だして笑いました。
死んでることに感情移入すると笑いにはならないかもだけど、
「し、しんでる・・・!」ってのもいまや笑いのテンプレだし、笑っていいんだと思う。
「A sail, a sail!」「Two, two: a shirt and a smock. 」「船ぢゃ船ぢゃ」「二艘二艘。男襦袢(をす)と女襦袢(めす)ぢゃ」(逍遥訳)。「船は二艘。猿股に腰巻だ」(福田訳)。「二艘だ、パンツ号とパンティー号だ」(小田島訳)。「二隻、二隻だぜ、男と女」(松岡訳)。「二艘だ、二艘だ。シャツ号とシミーズ号だ」(河合訳)。比べてみると、福田訳と小田島訳は"意気込み"を感じさせる意訳だが、やや行き過ぎ。しかし松岡訳では物足りない。原文のshirtとsmockは、男用の下着のシャツと、女用の下着のシュミーズを意味する。「襦袢」と訳した坪内逍遥訳は見事。和服の下着「襦袢」はポルトガル語gibaoから作られた和製外国語「ジバン」だから、シェイクスピアの訳語として先祖帰りしたわけだ。そして、河合訳が逍遥以来百年の歴史を経て、原文を一番正しく再現していることが分る。
その他、河合の新訳は、この作品の科白が、幾通りもの異なった詩の形式になっていることを、脚注で説明している。これは作品の解読に非常に有益だ。
英語も難しければ、日本語訳も難しい。。そんな先入観をもあり
「ロミオとジュリエット」
こんな有名なラブストーリーはないくらい知っていたけれど
戯曲形式で読むにはかなりの抵抗がありました。
そんなわけですから、いろんな翻訳本の中で一番簡単に読めそうに思い選んだ本が本著です。
面倒くさい表現は沢山あるものの、比較的読みやすく楽しめました。
最後の解説の部分で、知ったこと
当時は屋根のない劇場で昼間演じていたらしい
それ故に、セリフの中で、今昼なのか夜なのか、どこなのかをつたえ
観客に創造してもらうことが必要であること
ですから、イギリスでは、演劇を「見る」ではなく「聞く」らしい
イギリスの人々は、演劇を「聞く」ために劇場にあつまり、
そして、その期待に一番応えたのがシェイクスピアだったのだそうです。
そんな風に聞くと、あの長たらしい語りもまんざら無駄なものではないのだと
理解できました。
誰もが携帯電話をもっている現代ではおきえない
情報のすれ違いが起こす悲劇
ゆっくりと流れる時間の中で読んでいくと楽しいと思います。
紳士淑女の極みのような人格が、互いを想う時には言葉も振る舞いも取り乱してしまう様が印象的で、互いがどれほど愛し合っているかが伝わってきた。
しかし何故、お互いがそれほどまでに好きになったのか?一目ぼれにしては溺愛しすぎていないか?といった疑問がぬぐいきれなかった。そのため、あくまで創作の物語ではあるが、読み進めていく上で作者の恣意性を免れないのが残念であった。
物語終盤の『モンタギュー家とキャピュレット家の輪かい』については、結果だけ見れば一見ハッピーエンドのように見える。
しかし、これは『身近な人を失いたくない』『身近なものを失うことで初めてその残酷さを知った』
という、あまりにも露骨な自己本位の表れであり、手放しに感動できる物語ではないように思われる。
悲劇は悲劇としても、そのような観点からも決して『めでたし』にはなりえないのである。
あとがきの部分に『リアリズムを否定することで現れる醍醐味』について語っておられたが、これは全くその通りであると思う。
そして更に、あえてそのリアリズムの視点で以て、そこから見えてくる物語の矛盾を見出し、それに批判的な感情を向けるのではなくむしろ面白さとして受け止めるという楽しみ方もありではないかと考える。
そもそもリアリズムの観点からすれば作中の登場人物の言い回しはあまりにも非現実的であるが、あの非現実性が文学の可能性を広げ、読者に楽しみを提供しているのだろう。
古典は当時、斬新な最先端のエンターテイメントだった。が、時を経て生き残った古典には違った意味合いを持つ。そのまま当時の趣きを持ってきていいものと、そうでないものとの違いがある。他、ほぼ複数全訳と比べてみても最も劣る翻訳であり、これをシェークスピアの作品として、初読の読者には読んでもらいたくない。
こういう訳者の勘違いが、斬新な解釈として罷り通ってしまうあたり、我が国での文学解釈のレベルの低下を切に感じざるを得ない。シェークスピアが当時、大衆芸術の真っ只中だったから、今にそれを降ろすのは不当である。何故なら時を経て古典として昇華してしまったから。
後書きにも演劇舞台講演の台本を文庫本に書籍化したという旨がありました。
小説としてより、演劇部の資料としてなら良いかもしれません。