ディケンズの人の描き方って恐ろしく非人間的にも思えるが、そういう時代もあったのだと思うと多少受け入れられる。が、人をどう捉えているかは時代というより個人差なんだろう。善良な人より醜悪な悪意の塊のような人物が多く出てくる。
訳がこなれていなさすぎる。読みずらい。力量不足だ。なぜ角川がこの程度の訳で出版しようと思ったか、理解に苦しむ。点はディケンズより訳者で減点。別訳読むことをお勧めする。
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オリバー・ツイスト(上) (角川文庫) 文庫 – 2006/1/22
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巨匠ロマン・ポランスキーが映画化。英国文学の最高峰が、新たに蘇る。
19世紀初め、イギリスの田舎で孤児として生まれ、救貧院で育ったオリバー・ツイスト。様々な苦難の末、自由を求めてロンドンへとたどり着くものの、さらなる危険と冒険の日々が待ち受けていた。
19世紀初め、イギリスの田舎で孤児として生まれ、救貧院で育ったオリバー・ツイスト。様々な苦難の末、自由を求めてロンドンへとたどり着くものの、さらなる危険と冒険の日々が待ち受けていた。
- 本の長さ416ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2006/1/22
- ISBN-104042110169
- ISBN-13978-4042110163
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商品の説明
著者について
●チャールズ・ディケンズ:1812~1870。イギリスを代表する国民的作家。ユーモアやペーソスを通じて社会の下層階級を描きだし、人間の良心に訴えかける作品を次々と発表した。代表作は本書のほか『クリスマス・キャロル』、『ディヴィッド・コッパーフィールド』。根強いファンや研究者が多い。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2006/1/22)
- 発売日 : 2006/1/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 416ページ
- ISBN-10 : 4042110169
- ISBN-13 : 978-4042110163
- Amazon 売れ筋ランキング: - 870,719位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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2016年1月8日に日本でレビュー済み
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バスの待ち時間や寝る前に読んでいます。
現実逃避したいときに読むといい気分転換になります。
現実逃避したいときに読むといい気分転換になります。
2009年7月30日に日本でレビュー済み
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孤児オリバーに襲い掛かる不幸の連鎖、善なる人のもとに引き取られ、幸せになれるかと思われつつも再び悪の仲間に捕まり悪事に荷担させられそうになる。それでも純真さと善なる性質を失わないけなげなオリバー。これは「韓ドラ」に代表される通俗的な面白さに満ちた物語である。オリバーが不幸になればなるほど、読者はその世界に引きずり込まれずにはおられないのだ。
ただ、本文庫の訳文はかなり直訳調で、個人的にはそういうのが好みなのでよいのだが、最近の「新訳文庫」の読みやすい訳文に慣れた人だととっつきにくいところもあるだろう。また、現在では差別的表現とされている用語がいたるところに使用されているので、それらに不快感をもよおす方は他の翻訳で読まれることをお勧めする。
ただ、本文庫の訳文はかなり直訳調で、個人的にはそういうのが好みなのでよいのだが、最近の「新訳文庫」の読みやすい訳文に慣れた人だととっつきにくいところもあるだろう。また、現在では差別的表現とされている用語がいたるところに使用されているので、それらに不快感をもよおす方は他の翻訳で読まれることをお勧めする。
2013年1月7日に日本でレビュー済み
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この時代の代表的な作家として名前の挙がっているディケンズの本を読んでみたいと思い、他の作品とともに購入、一番最初に読みました。とてもリアリティがあり、富める者とそうでない者との差がはっきりと記述されていました。どんな逆境にあっても、素直で心の優しい主人公の少年の姿に心を打たれ、もし自分が同じ立場にいたら同じように振る舞うことができるだろうかと考えてしまいました。程度の差はあれ、資本主義の下ではいつの時代においても貧富の差はあるものだと改めて感じるとともに、今普通に暮らすことの出来ている自分の環境をありがたいと感じることが出来ました。
2013年10月10日に日本でレビュー済み
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「ディビット・コパフィールド」の出来を想像して読みましたが、今一つでした。