ブランシェット主演の映画版は、見たのは憶えてる、面白かったという記憶もある、でも内容はぜんぜん憶えてない。こういうことは自分にとって珍しい。しかし、それゆえに、まっさらな気持ちでこれを読むことができた。
ラストの大団円(第四幕のほぼ全体)は、分かりきった地点で何度も足踏みしてるようなもどかしさがあった。甘い客へのサービスとしてのハッピーエンドを強調することによって、演出家をいらつかせて改編させようという意図なのか?でも全体としては面白かった。あのキャスティングはなかなか適切だったんだな、と実感。メイベル役のミニー・ドライヴァーだけは、どう考えても微妙(笑)なのだけど、悪くないとも思った。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
理想の結婚 (角川文庫 ワ 3-2) 文庫 – 2000/2/1
- 本の長さ188ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2000/2/1
- ISBN-104042119034
- ISBN-13978-4042119036
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2000/2/1)
- 発売日 : 2000/2/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 188ページ
- ISBN-10 : 4042119034
- ISBN-13 : 978-4042119036
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,167,846位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 382位イギリス・アメリカの戯曲・シナリオ
- - 3,531位その他の外国文学研究関連書籍
- - 15,077位角川文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
4グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2009年10月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こうゆうイギリスの古いお話がすき!
全然遠い話なんだけど、
なんとなくわかる気がする。
本当に好きな人の過ちならば許してしまう…
でもそれを許すべきでないのはわかってる…
それでも最後には、
「ああこの人さえいてくれれば他になにもいらない」
そんなふうに思える相手こそ理想の相手なのかもしれないなぁ。
ワイルドの作品を知らない人にもお勧めですっ(^^♪
全然遠い話なんだけど、
なんとなくわかる気がする。
本当に好きな人の過ちならば許してしまう…
でもそれを許すべきでないのはわかってる…
それでも最後には、
「ああこの人さえいてくれれば他になにもいらない」
そんなふうに思える相手こそ理想の相手なのかもしれないなぁ。
ワイルドの作品を知らない人にもお勧めですっ(^^♪
2003年2月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
愛という普遍的なテーマを題材にした四幕から成る戯曲です。登場人物達の台詞の掛け合いが大変に面白いと思いました。全く無駄の無い物語の運びにも感嘆してしまいました。各幕とも徐々に高まってきた緊迫感が最高潮に達したところで見事に幕が下ろされるのです。先が知りたくて一気に読んでしまいました。もし、劇場で劇を見るとしたら、幕間の休憩時間をひどく長く感じたに違いありません。
後書きを読むと、原文には登場人物の台詞に様々な工夫が凝らされ、連なった台詞の美しい響きや、機知を楽しむことが出来るようです。しかし、翻訳本では、それらは失われてしまっています。もう少し、英語が理解できればと残念に思いますが、翻訳本でも十分に楽しめます。テーマは普遍的なものですし、一つの生き方を提示しつつも、お説教臭い所は微塵もありません。個人的にはお薦めです。
後書きを読むと、原文には登場人物の台詞に様々な工夫が凝らされ、連なった台詞の美しい響きや、機知を楽しむことが出来るようです。しかし、翻訳本では、それらは失われてしまっています。もう少し、英語が理解できればと残念に思いますが、翻訳本でも十分に楽しめます。テーマは普遍的なものですし、一つの生き方を提示しつつも、お説教臭い所は微塵もありません。個人的にはお薦めです。