ルーシーMモンゴメリの物語の自然を表現する比喩にうっとりします。こんなふうにいつも見上げている空や、道端の草花や風景を言葉にできたら、どんなに素敵な人生だろうかと思います。主人公ヴァランシーの心理描写も心の奥底にある想いに陽をあててくれるような、勇気、共感、癒される、そんな言葉であふれています。
ヴァランシーの「希望は束縛、絶望は解放」
トレント医師の「恐れは原罪である」
赤毛のアンとともに、生涯の愛読書です。
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青い城 (角川文庫) 文庫 – 2009/2/22
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『赤毛のアン』のモンゴメリの幻の名作がついに文庫化!
内気で陰気な独身女性・ヴァランシー。心臓の持病で余命1年と診断された日から、後悔しない毎日を送ろうと決意するが……周到な伏線と辛口のユーモアに彩られ、夢見る愛の魔法に包まれた究極のロマンス!
内気で陰気な独身女性・ヴァランシー。心臓の持病で余命1年と診断された日から、後悔しない毎日を送ろうと決意するが……周到な伏線と辛口のユーモアに彩られ、夢見る愛の魔法に包まれた究極のロマンス!
- ISBN-104042179096
- ISBN-13978-4042179092
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2009/2/22
- 言語日本語
- 寸法10.41 x 1.52 x 14.48 cm
- 本の長さ352ページ
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商品の説明
著者について
●モンゴメリ:1874年カナダ、プリンス・エドワード島生まれ。幼少時に母を亡くし、祖父母の手で育てられる。大学で文学を学んだ後、教師に。祖父が亡くなり、祖母と二人の生活を続けながら1908年に最初の長篇小説『赤毛のアン』を出版。世界的ベストセラーとなる。42年トロントにて死去。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2009/2/22)
- 発売日 : 2009/2/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 352ページ
- ISBN-10 : 4042179096
- ISBN-13 : 978-4042179092
- 寸法 : 10.41 x 1.52 x 14.48 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 94,919位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2021年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
若い女性向けのロマンチック小説という感じです。というと、軽く感じるかもしれませんが、決して軽すぎず(でも重くなく)特に、自然の景色の描写が素晴らしく、カナダの風景が浮かんできました。なかなか面白かったです。
2023年8月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
久しぶりにモンゴメリの作品を読みました。空想することで辛い日々を過ごしていた女性が、幸福をつかむという話に久しぶりのワクワクしました。遠い昔に赤毛のアンを読んだ時の楽しさがよみがえりました。小説を夢中になって読むことが久しぶりだったので、いろいろ読んでみたいと思います。
2022年10月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
家や親戚の風習に縛られ、うじうじ悩んでいた女性が自ら行動を起こして人生を切り開いていく様子がとても面白かった。序盤の悲観的に悩んでいる描写は、思春期の少女の様だった。自然の描写も非常に綺麗でクライマックスは涙が出た。少女漫画的展開だが自然描写や外見の描写が面白くベタではなかった。素敵な作品を読めて良かった。
2022年1月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
抑圧された生活から殻を打ち破っていくのが爽快。
また、描写が見事でカナダの大自然に身を置いているような感覚になる。全体を包むユーモアも含め、大好きな本。
また、描写が見事でカナダの大自然に身を置いているような感覚になる。全体を包むユーモアも含め、大好きな本。
2022年3月28日に日本でレビュー済み
韻を踏んだジョークを無理に訳す必要はないし、家族で使う愛称を無理に訳すことで作品の世界観が損なわれた。
車の愛称すら変に訳したせいで時代性を損った。
あまり上等ではない翻訳。
車の愛称すら変に訳したせいで時代性を損った。
あまり上等ではない翻訳。
2021年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まあ、ハーレクインのようなロマンス小説。
「赤毛のアン」のような少女小説が好きな女性が長じてロマンス小説が好きになるのか?
人生の糧になるような保存しておきたい作品ではないけれど、TVドラマのようにその場では引き込まれて次の展開を期待させるエンターテイメント性が楽しい。
自己肯定感の低い若い女性のチャレンジ物語は現代日本でも通用しそうだが、モンゴメリーの時代にこの様な女性の気持ちを書けたのが素晴らしい。というか、今の日本がその頃のカナダと同じジェンダーレベルなのか?
「赤毛のアン」のような少女小説が好きな女性が長じてロマンス小説が好きになるのか?
人生の糧になるような保存しておきたい作品ではないけれど、TVドラマのようにその場では引き込まれて次の展開を期待させるエンターテイメント性が楽しい。
自己肯定感の低い若い女性のチャレンジ物語は現代日本でも通用しそうだが、モンゴメリーの時代にこの様な女性の気持ちを書けたのが素晴らしい。というか、今の日本がその頃のカナダと同じジェンダーレベルなのか?
2021年4月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
絵に描いたようなハッピーエンド
安心して最後まで読みすすんで良いです!
描写の美しさは格別。
時々読み返して心をきれいにしたいと思います。
安心して最後まで読みすすんで良いです!
描写の美しさは格別。
時々読み返して心をきれいにしたいと思います。