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リンバロストの乙女 上巻 (角川文庫 マイディアストーリー 6) 文庫 – 1990/12/10
- 本の長さ306ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日1990/12/10
- ISBN-104042218032
- ISBN-13978-4042218036
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (1990/12/10)
- 発売日 : 1990/12/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 306ページ
- ISBN-10 : 4042218032
- ISBN-13 : 978-4042218036
- Amazon 売れ筋ランキング: - 617,905位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年4月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
蛾の幼虫の事が出てきますのお嫌いな方は気を付けた方がいいと思います。ストーリーも個人的には面白味に欠けるように感じました。
2014年9月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初めて読みました。ポーターらしい、作品です。
あっという間に読み終えてしまいました。
あっという間に読み終えてしまいました。
2012年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とてもお気に入りの本で、何十年もずっと大事に持っていた本がボロボロになってしまって… とても中古とは思えない綺麗な本が来て感動です。これからまたずっと大事に愛読して行きます。
2010年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ときめいた本は、いいですね。幾つでも青春にもどれます。
2014年5月5日に日本でレビュー済み
2014年8月、河出文庫から再刊されました。多くの読者を得ますように。
村岡花子の訳業は『赤毛のアン』だけではありません。このジーン・ポーターの傑作も花子の一押しの「少女小説/家庭小説」でした。故・氷室冴子さんの名ブック・ガイド『マイ・ディア』(角川文庫、1990年。絶版。復刊希望)によると、彼女は「屈折した作家意識のない」教訓臭のないジーン・ポーターやエレナ・ポーターの作品が大好き。なかでも『リンバロストの乙女』が最愛の作品でした。
上巻には学費を作るため、蛾の収集に励む自立した少女エルノラの姿が感動的に描かれています。登場人物が大きく変化するきっかけが一匹の蛾であることもたびたびです。母親が踏みつぶす帝王蛾(母親は自分の仕打ちを悔いて帝王蛾を探します)、エルノラとフィリップが出会うきっかけとなった帝王蛾の繭、高慢なエディスの心変わりを証拠だてる時期はずれの帝王蛾など、帝王蛾は自然の美の典型です。
また、さなぎから羽化する蛾「詩人の王」が翅を展開する美しさも描かれています。これほども蛾は魅力的な生き物だったのか。
下巻でエルノラは大学へ行く学費を工面するために、小学校で博物学を教えることになります。毎週2時間、標本を生徒に示して教えるのですが、そこでエルノラは蛾の一生を見せることにします。生命の息吹を生徒に実感させることになる、そうエルノラの母親は信じています。
蛾についてこだわりすぎたかもしれません。作者のジーン・ポーターはマーク・トウェンが好きだったそうです。『リンバロストの乙女』でも、気難しい母親の唯一の楽しみはトウェンを読むことと設定されています。トウェンの『赤毛布旅行記』は母親から「馬鹿げた大傑作」と評価されています。このポーターの傑作が手軽に読めないのは残念です。NHK朝のドラマ「花子とアン」をきっかけに『リンバロストの乙女』などの「家庭小説」にも陽が当って欲しいものです。
村岡花子の訳業は『赤毛のアン』だけではありません。このジーン・ポーターの傑作も花子の一押しの「少女小説/家庭小説」でした。故・氷室冴子さんの名ブック・ガイド『マイ・ディア』(角川文庫、1990年。絶版。復刊希望)によると、彼女は「屈折した作家意識のない」教訓臭のないジーン・ポーターやエレナ・ポーターの作品が大好き。なかでも『リンバロストの乙女』が最愛の作品でした。
上巻には学費を作るため、蛾の収集に励む自立した少女エルノラの姿が感動的に描かれています。登場人物が大きく変化するきっかけが一匹の蛾であることもたびたびです。母親が踏みつぶす帝王蛾(母親は自分の仕打ちを悔いて帝王蛾を探します)、エルノラとフィリップが出会うきっかけとなった帝王蛾の繭、高慢なエディスの心変わりを証拠だてる時期はずれの帝王蛾など、帝王蛾は自然の美の典型です。
また、さなぎから羽化する蛾「詩人の王」が翅を展開する美しさも描かれています。これほども蛾は魅力的な生き物だったのか。
下巻でエルノラは大学へ行く学費を工面するために、小学校で博物学を教えることになります。毎週2時間、標本を生徒に示して教えるのですが、そこでエルノラは蛾の一生を見せることにします。生命の息吹を生徒に実感させることになる、そうエルノラの母親は信じています。
蛾についてこだわりすぎたかもしれません。作者のジーン・ポーターはマーク・トウェンが好きだったそうです。『リンバロストの乙女』でも、気難しい母親の唯一の楽しみはトウェンを読むことと設定されています。トウェンの『赤毛布旅行記』は母親から「馬鹿げた大傑作」と評価されています。このポーターの傑作が手軽に読めないのは残念です。NHK朝のドラマ「花子とアン」をきっかけに『リンバロストの乙女』などの「家庭小説」にも陽が当って欲しいものです。
2005年2月22日に日本でレビュー済み
アメリカの大自然、リンバロストの森に抱かれるように生い立った少女エルノラ。
エルノラは複雑な事情があって、母はいるけれども親の庇護には恵まれていません。
みっともない格好で学校にいき、恥ずかしさにしのび泣いたりもするけれど、周囲の人びとの助けをえて
自分なりにまっすぐに自分の道を進んでいきます。
強い意志と清い心で、難しい問題には工夫して立ち向かっていくエルノラ。
青春を楽しみ、自分の出生の秘密を知り、優しくしてくれない母さえも愛します。
ただのいい子ぶったヒロインなのではなく、もっとみずみずしい、光目差して伸びる若木のような、そんな少女なのです。
この小説の魅力は、リンバロストの大自然をはじめ、出てくる人々や食べ物、服などの描写が生き生きしていること。
著者は博物学者だったそうで、なんというのか非常にバランスの取れた目で世界をとらえているのが感じられます。
説教くささや押し付けがましさがない、でも客観的で行き届いた描写が、またこの作品を名作たらしめているのではと思います。
上巻だけでも楽しめますが、大人になったエルノラのロマンスも読める下巻もぜひご一読を。
エルノラは複雑な事情があって、母はいるけれども親の庇護には恵まれていません。
みっともない格好で学校にいき、恥ずかしさにしのび泣いたりもするけれど、周囲の人びとの助けをえて
自分なりにまっすぐに自分の道を進んでいきます。
強い意志と清い心で、難しい問題には工夫して立ち向かっていくエルノラ。
青春を楽しみ、自分の出生の秘密を知り、優しくしてくれない母さえも愛します。
ただのいい子ぶったヒロインなのではなく、もっとみずみずしい、光目差して伸びる若木のような、そんな少女なのです。
この小説の魅力は、リンバロストの大自然をはじめ、出てくる人々や食べ物、服などの描写が生き生きしていること。
著者は博物学者だったそうで、なんというのか非常にバランスの取れた目で世界をとらえているのが感じられます。
説教くささや押し付けがましさがない、でも客観的で行き届いた描写が、またこの作品を名作たらしめているのではと思います。
上巻だけでも楽しめますが、大人になったエルノラのロマンスも読める下巻もぜひご一読を。