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和をもって日本となす 上 (角川文庫 赤 ホ 3-1) 文庫 – 1992/2/1
私たちは永遠に誤解し続けるのか。異なる文化を理解するのは難しい。日本とアメリカのあいだに存在する亀裂を、ベースボールというスポーツを通して描く。日米の文化的差異を浮彫りにした画期的名著。
- 本の長さ315ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日1992/2/1
- ISBN-104042471013
- ISBN-13978-4042471011
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (1992/2/1)
- 発売日 : 1992/2/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 315ページ
- ISBN-10 : 4042471013
- ISBN-13 : 978-4042471011
- Amazon 売れ筋ランキング: - 417,438位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2022年12月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作品そのものは素晴らしい。ルース・ベネディクト『菊と刀』を凌ぐ日本文化論になっている。が、この出品者(Crystal Orchild)はひどい。11月下旬に注文し、11月29日に発送した、到着予定日は12月7日〜12日というメッセージがあったが、13日になっても本は私の手元には届かない。出品者は「配達業者の問題だ」と言い訳しているが、それはインチキだ。私が泣き寝入りするのを只管待っていたのであろう。日本人は「初対面の者は嘘をつかない、騙したりはしない」と相手を信用して接するのが普通であるが、この出品者は「最初から、自分(出品者)と同じように相手を信用せず、騙し取れるものは騙し取ろう、それが商売だ」と考えている根っからの悪である。こんな出品者はアマゾンのネット販売から除外すべきである。
2011年4月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初出から20年以上経った現在でも古さを感じさせない、一読に値する書。
日米文化の差が野球に表れていると言う筆者の指摘は鋭い。膨大な数の
参考文献や引用資料に及び数多くのインタビューに裏打ちされた、日本人
には書けない内容を多く含んだ、”グローバル化”と声高に叫ばれても実
感の無さが何処に起因するのか、読者にそれとなく伝えている書である。
日本の野球は、work ball(労働球技) で、アメリカのそれは play ball
(楽しみ球技)と言う筆者の解釈が正鵠を得ており、work ball とは言って
いるものの、実際には「いくさ」であり、練習は軍事訓練に置きかえると
もっと判り易いと思う。これは高校野球を初め、ノンプロにも当てはまり、
日本人の精神構造にマッチしたパターンなのであろう。
この書の数年後には野茂投手のメジャー入り、続いて多くの日本人プレイ
ヤーのメジャー入りが続き、その相違、差は縮まったように表面的には見え
るが内面的には未だ未だと言う気がし、無理をしてそれを改める必要性は無
いと思う。特に日本語は難しい言語であり、日本でしか通用しないのに比べ、
英語は世界中殆どの地域で使える利点がある為、わざわざ日本語を覚えて
貰う必要性は、腰かけ程度にしか日本滞在を考えていない人々にとって無い。
陽と陰、何れにせよ、他人が勝手に書いたレビューを参考にするより、
この書を手にとってページをめくる事をお勧めしたい。きっと裏切られない
事であろう。
日米文化の差が野球に表れていると言う筆者の指摘は鋭い。膨大な数の
参考文献や引用資料に及び数多くのインタビューに裏打ちされた、日本人
には書けない内容を多く含んだ、”グローバル化”と声高に叫ばれても実
感の無さが何処に起因するのか、読者にそれとなく伝えている書である。
日本の野球は、work ball(労働球技) で、アメリカのそれは play ball
(楽しみ球技)と言う筆者の解釈が正鵠を得ており、work ball とは言って
いるものの、実際には「いくさ」であり、練習は軍事訓練に置きかえると
もっと判り易いと思う。これは高校野球を初め、ノンプロにも当てはまり、
日本人の精神構造にマッチしたパターンなのであろう。
この書の数年後には野茂投手のメジャー入り、続いて多くの日本人プレイ
ヤーのメジャー入りが続き、その相違、差は縮まったように表面的には見え
るが内面的には未だ未だと言う気がし、無理をしてそれを改める必要性は無
いと思う。特に日本語は難しい言語であり、日本でしか通用しないのに比べ、
英語は世界中殆どの地域で使える利点がある為、わざわざ日本語を覚えて
貰う必要性は、腰かけ程度にしか日本滞在を考えていない人々にとって無い。
陽と陰、何れにせよ、他人が勝手に書いたレビューを参考にするより、
この書を手にとってページをめくる事をお勧めしたい。きっと裏切られない
事であろう。
2010年4月10日に日本でレビュー済み
プロ野球関係のノンフィクションでは、一番おもしろいと思うね。
長島やら金田やら、有名人がいっぱい出てくるから、読んでて楽しいかぎり。
第5章、阪神ファンのところも笑える。
そりゃ外人から見たら、おかしいに決まってるでしょ。
長島やら金田やら、有名人がいっぱい出てくるから、読んでて楽しいかぎり。
第5章、阪神ファンのところも笑える。
そりゃ外人から見たら、おかしいに決まってるでしょ。
2001年5月1日に日本でレビュー済み
身近な野球という題材とガイジン選手という名ガイド役を通じて、日本についての理解が新たになる。ベースボールはplay baseballで、野球はwork baseballであるという一文は、言い得て妙である。つまり、ベースボールはフィールド内が全てであり、野球は球場に入るまでがほとんど全てである。日本のプロ野球選手が長時間練習することはそれによって安心(精神的な到達感)を得るためで、“サラリーマン”にも共通するといえる。我々は、高校野球が精神修養の場であることは理解しているが、その流れが実はプロ野球にも脈々と流れていることに気づかされる。キャンプでの千本ノック、特に長嶋監督直々のノックを受けるところに、万人が一つの精神的な高揚を感じるところに、精神修養である野球が息づいていることを改めて実感する。プロの技を見ること以上に、技を極めるためにどのような修行を積んでいるかを知り、納得する、これが日本人のプロ野球の見方である。ここに、日本人の人生観ともいうべきものが凝縮されており、ガイジン選手が理解に苦しむ根源的な相違点であることが理解できる。この日本人の特質を日本人自身が理解することが、ビジネスがグローバル化する現在、必要不可欠といえる。
2014年12月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こういうのを身についた優越感と言うのだろうな。 最近の言い方では、”上から目線”か。
アメリカ野球の連中が助っ人として日本に来て思っている、そして不満に思っていることを、存分に描いている。
ただ、そうだろうなと当たり前にしか思えないことだ。
連中はとにかく俺たちは偉いんだと、根から信じている。 それが当然のこととして語られている。
エピソード、トピックは沢山書かれているが、それが値打ちかな。
でも彼らはそういうだろうなとの見方しかしてない。
この本はあくまでアメリカ人、”優れた野球”をしているアメリカ人から見た、日本プロ野球観に過ぎない。
比較は読者がすればよい。著者は比較をしていない。論評に値する比較文化論ではない。
アメリカ野球の連中が助っ人として日本に来て思っている、そして不満に思っていることを、存分に描いている。
ただ、そうだろうなと当たり前にしか思えないことだ。
連中はとにかく俺たちは偉いんだと、根から信じている。 それが当然のこととして語られている。
エピソード、トピックは沢山書かれているが、それが値打ちかな。
でも彼らはそういうだろうなとの見方しかしてない。
この本はあくまでアメリカ人、”優れた野球”をしているアメリカ人から見た、日本プロ野球観に過ぎない。
比較は読者がすればよい。著者は比較をしていない。論評に値する比較文化論ではない。
他の国からのトップレビュー
Roland Juli
5つ星のうち5.0
Japanese baseball book, excellent read
2015年3月10日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
I have always been smitten with the movie "Mr. Baseball" starring Tom Selleck. I adore that movie, and I've watched it many, many times.
This book is an excellent study in Japanese baseball, how it differs from American baseball, and how the Japanese treated American baseball players (playing in Japan) back in the 1980s when this book was written. Great off-season reading, along with "Veeck-as in Wreck," and "Nine Innings" by Okrent.
This book is an excellent study in Japanese baseball, how it differs from American baseball, and how the Japanese treated American baseball players (playing in Japan) back in the 1980s when this book was written. Great off-season reading, along with "Veeck-as in Wreck," and "Nine Innings" by Okrent.
P. Nathanael Gough
5つ星のうち4.0
Four Stars
2014年9月5日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
A must-read for those who would seek to understand how our friends over the pond do baseball. Different.
Francois Allain
5つ星のうち5.0
Five Stars
2014年7月4日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
A book that gives you a good look at how Japan plays America's game.