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リモート・コントロール (角川文庫 マ 10-1) 文庫 – 1999/5/1
- 本の長さ513ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日1999/5/1
- ISBN-104042790011
- ISBN-13978-4042790013
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (1999/5/1)
- 発売日 : 1999/5/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 513ページ
- ISBN-10 : 4042790011
- ISBN-13 : 978-4042790013
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,012,436位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ここまで、この著者の作品を3作品読み、はまってしまったのですが、この作品は、今までの作品に無い、子供の描写、子供とのやりとりの描写があり、それがまた、うまくて、参りました。とにかく全ての描写に、うそっぽさがないのがいいですね。ただ、真実の描写がえぐくて、ちょっと、作者(主人公)の人格を疑いたくなるようなところもありますが、それもまた魅力ですよね。サバイバル本としても、おすすめです。(笑い)
2005年7月21日に日本でレビュー済み
元特殊部隊兵が除隊後に作家に転向するのは別段珍しくはない。現役時代に培った専門知識を惜しげもなく披露してくれるので、ディテールはいいのだが、所詮元軍人である。物書きの根本的な訓練を受けてないので話が面白いはずがない。もちろん、JCポロックのような優れた作家もいるんですが。
しかしである。このアンディ・マクナブはその法則を打ち破ってみせた。湾岸戦争に従軍し、スカッド狩りをした経験を持つSAS隊員である。マクナブの処女作でノンフィクション作「ブラボー・ツー・ゼロ」は本国で大ベストセラーとなり、BBC製作で映画化されてしまったほどだ(ちなみに主演はショーン・ビーン)。
シンガポール(チャンギ)空港で小さな書店を覗いてみたら、やはりマクナブの作品は全巻揃えてあった。
マクナブの語り口は常に一人称であり、主人公に感情移入が非常にしやすい。あきれるほどディテールを語りつくし、慣れない人は戸惑うかもしれない。ハマる人はハマる。
本作はマクナブの初のフィクション作である。英国秘密情報部のK工作員であり元SASのニック・ストーンが虐殺された親友の一家の唯一の生き残りである少女を連れてアメリカを逃げ惑う。素直にグッと燃えるストーリー展開であり、ストーンを本気で応援している自分が気がついたらそこにいた。
しかしである。このアンディ・マクナブはその法則を打ち破ってみせた。湾岸戦争に従軍し、スカッド狩りをした経験を持つSAS隊員である。マクナブの処女作でノンフィクション作「ブラボー・ツー・ゼロ」は本国で大ベストセラーとなり、BBC製作で映画化されてしまったほどだ(ちなみに主演はショーン・ビーン)。
シンガポール(チャンギ)空港で小さな書店を覗いてみたら、やはりマクナブの作品は全巻揃えてあった。
マクナブの語り口は常に一人称であり、主人公に感情移入が非常にしやすい。あきれるほどディテールを語りつくし、慣れない人は戸惑うかもしれない。ハマる人はハマる。
本作はマクナブの初のフィクション作である。英国秘密情報部のK工作員であり元SASのニック・ストーンが虐殺された親友の一家の唯一の生き残りである少女を連れてアメリカを逃げ惑う。素直にグッと燃えるストーリー展開であり、ストーンを本気で応援している自分が気がついたらそこにいた。
2005年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者が、元SASで、湾岸戦争で捕虜となって奇跡の生還を果たして、さらに筆が立つ?!
こんな人は滅多にいるもんじゃありません。元同僚のSAS隊員にもアンディ・マクナブの二番煎じで本を書いた人もいますが、やはりこのシリーズに適うものではないように思います。
まず話がおもしろい。そのうえ、現場で活躍していた人間ならではのリアリティと、著者の軽妙な語り口がとても良い。物語の主人公もカッコイイばかりの人物としては描かれていない。人間としてつまらない事で悩みながら悪戦苦闘して、ある意味、ぼろぼろになりながら(子供の面倒にも四苦八苦しながら)なんとかラストまでたどり着く。
カッコ良さを追求しているような、飾り立てたスパイ小説よりも断然読み応えあります。題名のリモートコントロールにも、なるほどねえ、と最後で思わせてくれます。
こんな人は滅多にいるもんじゃありません。元同僚のSAS隊員にもアンディ・マクナブの二番煎じで本を書いた人もいますが、やはりこのシリーズに適うものではないように思います。
まず話がおもしろい。そのうえ、現場で活躍していた人間ならではのリアリティと、著者の軽妙な語り口がとても良い。物語の主人公もカッコイイばかりの人物としては描かれていない。人間としてつまらない事で悩みながら悪戦苦闘して、ある意味、ぼろぼろになりながら(子供の面倒にも四苦八苦しながら)なんとかラストまでたどり着く。
カッコ良さを追求しているような、飾り立てたスパイ小説よりも断然読み応えあります。題名のリモートコントロールにも、なるほどねえ、と最後で思わせてくれます。
2002年10月3日に日本でレビュー済み
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