毎回楽しみにしている元SAS隊員、ニック・シリーズなので期待しながら読んだが…今回はハズレだ!
まずニックの振る舞いがまったくプロらしくなく、拍子抜け。沈着・冷徹なプロフェッショナルの仕事を期待しているだけに残念。「どうしたの?」といいたい。
さらにストーリーが冗長で退屈、盛り上がりに欠ける。どうでもいい情景描写やディテールにこだわりすぎておもしろくもなんともない。
さらにさらに訳がダメ。冒険スパイ小説の流れがわかっていない仕事ぶり。
『リモート・コントロール』のニックは、アンディ・マクナブはどこへ行った! 次回作はたのむぞ。
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ラスト・ライト (角川文庫) 文庫 – 2005/4/23
元SAS隊員が圧倒的なリアリティで描く、英国No.1軍事スリラー最新作!
コロンビア革命軍による地対空ミサイル制御装置の入手を阻止するため、英国秘密情報部の工作員ニック・ストーンはパナマへ飛ぶ。ただ、そこでは運河の覇権を取り戻そうと目論む米国の陰謀が渦巻いていた−−。
コロンビア革命軍による地対空ミサイル制御装置の入手を阻止するため、英国秘密情報部の工作員ニック・ストーンはパナマへ飛ぶ。ただ、そこでは運河の覇権を取り戻そうと目論む米国の陰謀が渦巻いていた−−。
- 本の長さ468ページ
- 言語日本語
- 出版社角川書店
- 発売日2005/4/23
- ISBN-104042790046
- ISBN-13978-4042790044
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登録情報
- 出版社 : 角川書店 (2005/4/23)
- 発売日 : 2005/4/23
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 468ページ
- ISBN-10 : 4042790046
- ISBN-13 : 978-4042790044
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,204,869位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年2月3日に日本でレビュー済み
「ファイアウォール」でアンディ・マクナブにはまりました。
何もかもこなすスタイリッシュなスーパーヒーローではなく、時に弱さも有り、セラピーにもかかっちゃうような
人間臭い主人公、ニック・ストーンのリアリティが、戦闘シーンや格闘シーン等々のリアリティ以上に面白く、
親しみを持ったのです。
その点今回も、泣き言言う、くたびれる、弱気になる、悩む。。。ニックは、本当に人間らしい。
ただ、リアリティさが結構きつかったなぁ。その他の部分の。
特に、ジャングルでのニックの奮闘ぶりは、なるほど熱帯ではそうなんだろうと思いながらも、あまりのリアルさで。。。
ムシ嫌いの人、ちょっと読むのきついですよ。体中がかいくなります。
清潔主義の人、ちょっと読むのきついですよ。これまた、体中がむずかゆくなります。あと、口の中が気持ちわるぅく
なる(一週間も歯を磨いてない!なんてこと、読むのも嫌、なんて)。
と言う状態で、全体の3分の2くらいまで結構読み進むのに、きつかった。
ただ、その3分の2が過ぎ、全容がわかってくる頃から、がぜん読み進みスピードが速くなる。
いつもの、アンディ・マクナブや、って、先が先が読みたくなります。
ただ、そこまでがねぇ。。。ちょっときつかった。
でも読み終わったら、やっぱり次作が読みたくなる。
と言う意味で、やはり良かったのかな。
何もかもこなすスタイリッシュなスーパーヒーローではなく、時に弱さも有り、セラピーにもかかっちゃうような
人間臭い主人公、ニック・ストーンのリアリティが、戦闘シーンや格闘シーン等々のリアリティ以上に面白く、
親しみを持ったのです。
その点今回も、泣き言言う、くたびれる、弱気になる、悩む。。。ニックは、本当に人間らしい。
ただ、リアリティさが結構きつかったなぁ。その他の部分の。
特に、ジャングルでのニックの奮闘ぶりは、なるほど熱帯ではそうなんだろうと思いながらも、あまりのリアルさで。。。
ムシ嫌いの人、ちょっと読むのきついですよ。体中がかいくなります。
清潔主義の人、ちょっと読むのきついですよ。これまた、体中がむずかゆくなります。あと、口の中が気持ちわるぅく
なる(一週間も歯を磨いてない!なんてこと、読むのも嫌、なんて)。
と言う状態で、全体の3分の2くらいまで結構読み進むのに、きつかった。
ただ、その3分の2が過ぎ、全容がわかってくる頃から、がぜん読み進みスピードが速くなる。
いつもの、アンディ・マクナブや、って、先が先が読みたくなります。
ただ、そこまでがねぇ。。。ちょっときつかった。
でも読み終わったら、やっぱり次作が読みたくなる。
と言う意味で、やはり良かったのかな。
2006年1月8日に日本でレビュー済み
待ちに待ち焦がれていた本なのに、発刊されたのに気づかず、いまごろ読んだ。今回は、主人公のニックがあまりにも悲惨な状況に陥っているので、読みはじめてしばらくすると、すごく暗い気分になる。あまりにも悲惨すぎる。でも、また密かに世界を危機から救っている。
毎回思うのだが、残りページ数が少なくなる頃から、物語がどんどん展開して、おいおいこの先どうなっちまうんだ、本当に残りのページ内で話がおわるのか?と不安になってしまう。
パナマ情勢、狙撃の知識はもちろん、またもやディティールは細かく、軽妙な語り口も健在だ。中盤はジャングル戦が主体になるので、ストーリーの起伏はやや低い。
好きな度合いは、クライシスフォア>リモートコントロール=ファイアウォール>ラストライトになるが、その割には、一気に読みきったのは今回がはじめてだ。
訳者あとがきで紹介されている、続編のLiberation Day(2002),Dark Winter(2003),Deep Black(2004)の順次、日本語訳が待ち遠しくてたまらない。恋焦がれているといってもいいほどだ。このシリーズを読み終えるまでは、なんとしても死ねないな、と思うのだ。
毎回思うのだが、残りページ数が少なくなる頃から、物語がどんどん展開して、おいおいこの先どうなっちまうんだ、本当に残りのページ内で話がおわるのか?と不安になってしまう。
パナマ情勢、狙撃の知識はもちろん、またもやディティールは細かく、軽妙な語り口も健在だ。中盤はジャングル戦が主体になるので、ストーリーの起伏はやや低い。
好きな度合いは、クライシスフォア>リモートコントロール=ファイアウォール>ラストライトになるが、その割には、一気に読みきったのは今回がはじめてだ。
訳者あとがきで紹介されている、続編のLiberation Day(2002),Dark Winter(2003),Deep Black(2004)の順次、日本語訳が待ち遠しくてたまらない。恋焦がれているといってもいいほどだ。このシリーズを読み終えるまでは、なんとしても死ねないな、と思うのだ。
2008年2月10日に日本でレビュー済み
マクナブの「ニック」はもっと人間臭い。辞めたくて仕方がない裏家業なのに金銭的事情で断れずイヤイヤ仕事に向かうものだから失敗して・・・。(このへんはなんとなく普通のサラリーマンのような感じも)今回は麻薬マネーと陰謀渦巻くパナマまで狙撃ターゲットを追いかけジャングルの奥深く潜入。工作員一家との因縁も。(これは次の「開放の日」につながる)冷戦構造の解消により、冒険・スパイ・秘密工作系の小説、映画は逆に世界の隅々まで広がりつつあり、かえって広がりを見せる。本シリーズのようなまさに地べたをはいつくばって、失敗すればいとも簡単に切捨てられる存在は、ほかの華やかな特殊部隊ものとは別の感情もわき、得がたいシリーズとなっている。
2005年7月22日に日本でレビュー済み
今回のテーマは「狙撃」。狙撃の仕方(銃の撃ち方)だけでなく、偽装の仕方から下調べの仕方といった、マクナブお得意の濃いディテール満載。主な舞台はパナマ。よってジャングルでの戦法も詳しく書かれている。
日本人にとってはほとんど親しみがないパナマ。もちろん「パナマ運河」くらいは知っているだろうが、実際に白地図を見せられて「パナマはどこか?」と聞かれて正解できるのは、ごくごく僅かだろう。パナマと聞いて忘れてはならないのはアメリカのパナマ侵攻と撤退。それがパナマに、そして周辺諸国にどのような影響を及ぼしたのか詳しく書いてあり、教養を増やすことができる。
ストーンは同業者の007のような現実離れしたスーパー・スパイではない。ミスも犯すし、銃も排出不良を起こす始末。情緒も不安定である。そんな、物凄く人間臭いストーンだからこそ、余計に親近感が湧いてしまう。そこが本シリーズの魅力だ。
日本人にとってはほとんど親しみがないパナマ。もちろん「パナマ運河」くらいは知っているだろうが、実際に白地図を見せられて「パナマはどこか?」と聞かれて正解できるのは、ごくごく僅かだろう。パナマと聞いて忘れてはならないのはアメリカのパナマ侵攻と撤退。それがパナマに、そして周辺諸国にどのような影響を及ぼしたのか詳しく書いてあり、教養を増やすことができる。
ストーンは同業者の007のような現実離れしたスーパー・スパイではない。ミスも犯すし、銃も排出不良を起こす始末。情緒も不安定である。そんな、物凄く人間臭いストーンだからこそ、余計に親近感が湧いてしまう。そこが本シリーズの魅力だ。