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歓喜の島 (角川文庫 ウ 16-2) 文庫 – 1999/9/1
- 本の長さ472ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日1999/9/1
- ISBN-104042823025
- ISBN-13978-4042823025
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (1999/9/1)
- 発売日 : 1999/9/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 472ページ
- ISBN-10 : 4042823025
- ISBN-13 : 978-4042823025
- Amazon 売れ筋ランキング: - 626,381位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年9月26日に日本でレビュー済み
1950年代アメリカへのノスタルジーに満ちた最も甘美で悲哀に満ちた犯罪小説。読み返す度に陶然となる。ウィンズロウ作品でお馴染みのあのキャラクターの前日譚であり、作中のジャズシンガーのモデルはブロッサム・ディアリーだという。
2013年10月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新品に近い綺麗な中古本でした。ウィンズロウならでは内容で、期待通りで大変気に入りました。
2012年6月2日に日本でレビュー済み
舞台は1958年のニューヨークはマンハッタン。
ウォルター・ウィザーズはヨーロッパで活躍した元CIA工作員。今は調査会社の調査員をしている。
彼が関わった事件に、なぜかジャズシンガーの恋人アンも関わってきて−。
主人公のウォルターは憎いほどの冷静さで、物事を切り分け個別に対処していくので、最初は物語のパーツが
組み合わさらずに読んでるこちらもいらいらしてしまう。
誰が誰を騙しているのか、そもそも誰が敵なのか。
物語が進むにつれて巧みな物語の構成に思わずにやり。
最後にこれがこれで、ふむふむ、ははーん。
タイトルの歓喜の島「Isle Of Joy」はジャズの名曲<マンハッタン>に出てくるフレーズ。
不協和音から協和音へ。1958年のマンハッタンが香ります。
ウォルター・ウィザーズはヨーロッパで活躍した元CIA工作員。今は調査会社の調査員をしている。
彼が関わった事件に、なぜかジャズシンガーの恋人アンも関わってきて−。
主人公のウォルターは憎いほどの冷静さで、物事を切り分け個別に対処していくので、最初は物語のパーツが
組み合わさらずに読んでるこちらもいらいらしてしまう。
誰が誰を騙しているのか、そもそも誰が敵なのか。
物語が進むにつれて巧みな物語の構成に思わずにやり。
最後にこれがこれで、ふむふむ、ははーん。
タイトルの歓喜の島「Isle Of Joy」はジャズの名曲<マンハッタン>に出てくるフレーズ。
不協和音から協和音へ。1958年のマンハッタンが香ります。
2006年12月5日に日本でレビュー済み
大好きなウインズロウの小説だけに、本当は☆4つはつけたいところ。
ただ、ちょっと冗長かつ説明不足で、話が見えにくい欠点があるので、この評価に。
自己陶酔気味なきざったらしい文体が気にいらない人も多いかもしれない。
1950年代を舞台にしたスパイ小説で、ハードボイルドのお手本のような主人公が活躍する。キザな減らず口をたたき、あちこちに敵を作って、のらりくらりと逃げながら、最後は戦いを挑む。
非常に魅力的な世界観だけに、もう少しシャープに物語を削って作り上げて欲しかった。
ただ、ちょっと冗長かつ説明不足で、話が見えにくい欠点があるので、この評価に。
自己陶酔気味なきざったらしい文体が気にいらない人も多いかもしれない。
1950年代を舞台にしたスパイ小説で、ハードボイルドのお手本のような主人公が活躍する。キザな減らず口をたたき、あちこちに敵を作って、のらりくらりと逃げながら、最後は戦いを挑む。
非常に魅力的な世界観だけに、もう少しシャープに物語を削って作り上げて欲しかった。
2003年2月17日に日本でレビュー済み
1950年代のアメリカの雰囲気は良く伝わってくる。あの頃のハリウッド映画を思い出させるような色合いで、遠い過去となってしまった冷戦当時のニューヨークを舞台に描いた謀略小説だ。主人公は元CIAのスパイで、現在は民間の会社で調査員をしているウォルター・ウィザーズ。そして彼の恋人でジャズ・シンガーのアン・ブランチャード。気がつけば、CIAとFBIの謀略に巻きこまれ…っていってもコップの中の嵐ね。ま、そのコップはえらくでっかくて、流れ出した水は世界中を水浸しにするくらいなんだけどね。
前半は事件らしい事件も起きず、ほとんど起伏がない。主人公ウォルターと恋人アンを巡る物語に終始する。中盤から後半に期待したのだが、ちょっと物語が動いただけで期待はずれもいいところ。作者は時代考証に力を入れるあまり、ストーリィ展開などは二の次にしてしまったかのようだ。ケネディ夫妻とマリリン・モンローも全然興味を惹かない。センセーショナルな話題取りにしか見えず、退屈で退屈でしょうがなかったのだ。作者の持ち味のひとつである、スピード感溢れるスリリングなストーリィが鳴りをひそめたままとうとうラストを迎えてしまい唖然。1950年代のアメリカを良く知る人なら楽しめたのかな? アメフトの試合のシーンなんか斜め読みしちゃったしなぁ。会話も軽妙洒脱とは思えないし。暖かい人物はまあまあなんだけど。
作者の文章もひどいんだろうけど、翻訳も決して良いとは言えない。こなれない文脈の入り組んだ作者の文章は翻訳するのが大変だったとは思うけど、あまりにも教科書通りの読点が多くて、読みにくいこと読みにくいこと。特に助詞の使い方をおさらいした方がいいんじゃないでしょうか?
帯の惹句を読んだとき、悪い予感がしたんだ。元スパイの運命なんてねぇ…、古めかし過ぎる。今年に入ってウィンズロウの本は3冊目だけど、どれもこれもいまいちだな。こんな本ばっかり翻訳して、高い金で買わせてちゃあ読者は離れちゃうでしょ。
前半は事件らしい事件も起きず、ほとんど起伏がない。主人公ウォルターと恋人アンを巡る物語に終始する。中盤から後半に期待したのだが、ちょっと物語が動いただけで期待はずれもいいところ。作者は時代考証に力を入れるあまり、ストーリィ展開などは二の次にしてしまったかのようだ。ケネディ夫妻とマリリン・モンローも全然興味を惹かない。センセーショナルな話題取りにしか見えず、退屈で退屈でしょうがなかったのだ。作者の持ち味のひとつである、スピード感溢れるスリリングなストーリィが鳴りをひそめたままとうとうラストを迎えてしまい唖然。1950年代のアメリカを良く知る人なら楽しめたのかな? アメフトの試合のシーンなんか斜め読みしちゃったしなぁ。会話も軽妙洒脱とは思えないし。暖かい人物はまあまあなんだけど。
作者の文章もひどいんだろうけど、翻訳も決して良いとは言えない。こなれない文脈の入り組んだ作者の文章は翻訳するのが大変だったとは思うけど、あまりにも教科書通りの読点が多くて、読みにくいこと読みにくいこと。特に助詞の使い方をおさらいした方がいいんじゃないでしょうか?
帯の惹句を読んだとき、悪い予感がしたんだ。元スパイの運命なんてねぇ…、古めかし過ぎる。今年に入ってウィンズロウの本は3冊目だけど、どれもこれもいまいちだな。こんな本ばっかり翻訳して、高い金で買わせてちゃあ読者は離れちゃうでしょ。